笑歌行ーFated Heartsー 第9話 内通者の影 あらすじ
夏静石は、一笑とは将来を誓った仲だが和親のため約束は果たせないと話した。
記憶がないから他人だと一笑は言った。
夏静石は記憶を取り戻すための書付を渡した。
書付には平陵の戦いの記述が少なく、一笑は疑問に思った。
随歌に謝ろうと逡巡した一笑は、随歌の部屋の前に酒瓶を置いた。
夙砂国は国土だった12県を求め、夏静石は交換に一笑の返還を求めた。
夏静石と荘慎が繋がっているのを確認した随歌は、一笑は命を狙われるほどの秘密を掴んだと考えた。
一笑は寧非から、”平陵の戦いでは、当初籠城予定だった。しかし前日に手紙が届き、夏静石は作戦を変え城内に随歌を入れ始末することになった”と聞いた。
戯陽は一笑を牽制し街に連れ出した。
予定通り夏静石が来たが、随歌も現れ…?
感想・考察
戯陽が、正妻の余裕を見せつつ牽制するというテクニックを披露し 驚いた最後でした。
鳳平城には韋清鈺(随歌と戯陽の母)と荘皇后以外に女性の影がないように見えますが、実は後宮には他にも女子がいて、戯陽はそういう人たちと荘皇后のバチバチを見てきたので、あんな立ち回りもお手の物なのでしょうか?
それとも本で読んだのか、荘皇后から教えてもらったのか、生まれながらにできるタイプなのか。
分かりませんが戯陽公主を見直しました。
ただのかわいい子ではなさそうです。
一笑は冷静に(?)対処してましたが、あんなの言われたらビビりますよね🥶
記憶
夏静石から結婚できないと言われて帰ってきた一笑は、
陸珂「帰りがけに酒を何本も買ってきて、今1人で飲んでます」
「笑歌行ーFated Heartsー」第9話より引用
という状況です。
背景では音楽に乗って
音楽♬「別れに耐える私を誰が嘆くのだろう♬冷めやすい愛♬」
「笑歌行ーFated Heartsー」第9話より引用
こんな歌詞が流れてきます。
一笑はもしかして夏静石のことを思い出したのかもしれない、憶えてないと言っていたけれど本当は夏静石への恋心を思い出していたのかもしれない、と思いました。
なぜなら、もしも、”記憶をなくす前の私、あんないい男捕まえてたのかよ…逃した魚は大きかった😨こんなことになるなら平陵の戦いの前に結婚しとけばよかった。うわっ、もったいなーい😣惜しいことをしたっ!”などと思ってお酒を飲んでいたのなら、もっと元気な感じ(?)でお酒を飲むはずだよな、と思ったからです🤣
しかし、その後の行動を見ると、一笑が1人で思い悩んだ様子でお酒を飲んでいたのは、
寧非「お前に会えると聞き殿下は大喜びだった。だが皇后に呼ばれて…」
「笑歌行ーFated Heartsー」第8話より引用
という話を寧非に聞いて誤解が解けたからだと気づきました。
随歌が夏静石と一笑を会わせないよう画策したわけではなさそうだと一笑は思い至り、言いすぎてしまったと考え、謝りたいけれど謝り慣れない相手なので どうやって謝ろうか考えていた…みたいな感じなのかな、と。
「勘違いして ひどいこと言ってごめんね」と言えばいいのに、あんなに悩むなんて一笑は可愛いですね。
たぶんどうやって謝ろうか考え、お酒買いましたよね?
お酒を買った時、買う前からずっと随歌のことを考えていたのではないでしょうか?
しかし、そうだとするとあの歌は何なんでしょうか?
失恋ソングっぽい歌が一人酒する一笑の背景で流れていましたよね?
もしかして両方?
失恋の感情も随歌への謝り方に悩む思いも、両方あったのでしょうか?
分かりません。一笑がどれくらいのことを思い出しているのか。
暗衛を動かしたのは夏静石なのね😭
前回、蕭参軍という人も暗衛を動かせるという情報と、皇帝と夏静石は不仲な兄弟だという情報が出ました。
なので、夏静石の手勢は一笑を心配して捜しており、皇帝から命令を受けた蕭参軍の手勢は一笑殺そうとしているということかもしれない、と希望を見出しました。
しかし、どうやらこの考えは違ったようです。
まず、1話を見ていたら蕭未然の肩書が「咨議参軍」となっており、暗衛を動かせるもう1人の人物である「蕭参軍=蕭未然」だと思われます。
蕭未然は夏静石の配下なので別で動いているとは考えにくいです。
寧非「あの時のお前(一笑)は…なぜ夙砂軍の攻撃前夜に殿下が作戦を変えたか知らなかった。」
「笑歌行ーFated Heartsー」第9話より引用
一笑「作戦を変えた?変えた理由は?」
寧非「殿下に1通の文が届いたからだ」
寧非の話を聞くと、手紙が届いた宛先は夏静石で、作戦を変更したのも夏静石です。
夏静石が錦繍側の代表になっていそうです。
陸珂「夏静石と荘丞相が通じてます。一笑さんはそれを知って狙われた」
「笑歌行ーFated Heartsー」第9話より引用
…(中略)…
随歌「玉京まで殺しにくるほど重大な秘密とは何だろうか」
情報を調べ上げた随歌たちはこのように分析していました。
これまでは夏静石はあれほど必死で一笑を捜しているし 2人は結婚の約束をしていたのだから、殺すために暗衛を放つなんておかしいと考えていました。
しかし、随歌の「玉京まで殺しに来るほど重大な秘密とは何だろうか」というセリフで謎が解けた気がしました。
夏静石「(一笑はもう亡くなっているかも…と示唆する蕭未然に対して)黙れ。必ず生きている。死ぬものか。範囲を広げろ。血の果てにいようと見つけ出す」
「笑歌行ーFated Heartsー」第1話より引用
このセリフは、”一笑があれくらいで死ぬはずがない、死体を見ないと安心できない、必ず見つけだせ。”という意味だったんだなと今になって聞くと思いました。
愛している人が生きていると信じて探し続けていると思い感動していた純粋な私の心を返してほしいです😢
夏静石「一笑の命は鳳随歌の手中だ。救い出せるのはこの私しかいない。一刻を争う。馬を引け。軽装でよい。出立だ」
「笑歌行ーFated Heartsー」第6話より引用
このセリフでやけに焦っていたのは、一笑が夙砂国に秘密をばらすのを恐れていたからなのだろうと思いました。
一刻も早く一笑と会いたいわけではなかったんですか😢
夏静石「(一笑を)生涯守ると誓った…(中略)…一笑は配下であり錦繍三傑の1人だ。失うわけにはいかない」
「笑歌行ーFated Heartsー」第8話より引用
このセリフは”生涯守ると誓ったし、失うわけにはいかない…と思っていたこともあったなぁ”みたいな意味だったんですね😢
凌雪影「(一笑は)記憶を失い左腕は重傷。錦繍や振南王も覚えていない。錦繍三傑のことも。」
「笑歌行ーFated Heartsー」第8話より引用
夏静石「記憶を…全てか?…(中略)…凌さん、一笑を治す方法はないか?どんなことでも力を貸す」
記憶がないと聞いて、たぶん夏静石は安心しており、「治す方法はないか?どんなことでも力を貸す」というセリフは、治せないという返事を期待してのこと、あるいは治せると言われたら治せる人を全員処分するためなのかなと思いました😭
愛のために行動していると思っていたのに😢
夏静石にはちょっと失望しましたが、すっきりした部分もありました。
一笑が残したカマドウマ
一笑は随歌にカマドウマ(竈馬)を渡し、それで随歌は一笑が何をしに行ったのか察しました。
陸珂「手がかりを意味する馬跡の”馬”とは?」
「笑歌行ーFated Heartsー」第9話より引用
雲放「動物の馬だろ」
陸珂「”竈馬”のことだ」
という陸珂の解説を聞いた感じ、手がかりを意味する馬跡の語源にカマドウマが関係しており、カマドウマを見た随歌は一笑が手がかりを捜しに行ったということを察したということなのだろうと思います。
AI(Gemini)に尋ねてみたらどうやらその解釈で合っているらしいです。
色々詳しく教えてくれたので、ボタンの下に置いておきます。
「馬跡」とカマドウマの深い関係(AIに教えてもらったこと)
中国語には、ほんのわずかな手がかりや痕跡を意味する「蛛絲馬跡(zhū sī mǎ jì / チュウシーマージー)」という有名な四字熟語があります。
直訳すると「クモの糸と馬の跡」ですが、中国の言語学や現代の辞書(『通用成語詞典』など)では、この「馬」はパカパカと走る馬ではなく、昆虫の「竈馬(カマドウマ)」のことだと説明されています。
蛛絲(クモの糸): 注意深く見ないと気づかないほど細く微小な糸
馬跡(カマドウマの跡): カマドウマが床や壁を這ったあとに残る、ごくかすかな痕跡
大きな乗用馬の蹄(ひづめ)の跡は大きすぎて目立つため、「見落としそうなほどかすかな痕跡」を意味する「クモの糸」と対にするには不自然です。そのため、同じく小さくて目立たないカマドウマ(竈馬)の痕跡=「馬跡」を並べたのが、この言葉の本来の由来とされています。
なぜ昆虫なのに「馬」の字がついているのか?
そもそも昆虫のカマドウマに「馬」という漢字が使われている理由は、古代中国の命名文化にあります。
・「大きい昆虫」に「馬」を冠する文化
古代中国では、同種の昆虫の中で比較的体形が大きいものに「馬」の文字をつける慣習がありました(例:大きなアリを「馬蟻」、大きなセミを「馬蜩」と呼ぶなど)。カマドウマもコオロギなどに比べて脚が長く身体が大きいため、「馬」の名が当てられました。
・生息場所と姿
台所(竈 / かまど)の暗がりに生息し、馬のように跳躍することから「竈馬( zàomǎ )」と呼ばれるようになりました。
一笑は、この知識を前提にして「言葉で説明する代わりに本物のカマドウマ(竈馬)を置いていく=『馬跡(手がかり)』をつかんだ」という無言のメッセージを残した、ということのようです。


コメント