国色芳華 第34話 あらすじ
耕春は婚姻よりも医業を続けたいと言い家を出た。
劉暢は夫婦に成れずとも側にいたいと話した。
何惟芳は縁は切れていると断った。
幼貞は劉暢の動きを察知し、花満築を潰すよう組合長に圧力をかけた。
曹遇迎(組合の元副長)は幼貞に近づいた。
伍家の娘が清舒齋(耕春が任されている店)の薬を飲んで死んだと、曹遇迎は訴えた。
何惟芳と耕春は牢で拷問を受けた。
窮地に陥った何惟芳は蒋長揚のことを思い出していた。
蒋長揚は牢から連れ出そうとしたが、正々堂々と牢から出るため潔白を証明する必要があると何惟芳は話した。
証拠を集め、幼貞に会いに行った蒋長揚は、何惟芳も幼貞同様苦しんだので、もう近づかないでほしいと頼んだ。
劉暢は振り向いてもらえないだろうと考え、幼貞は承諾した。
曹遇迎は囲っていた伍家の娘をころしており、斬首となった。
感想・考察
元組合の副長・曹遇迎が幼貞の手先となって活躍した回でした。
曹遇迎は16話と18話で活躍しました。
16話では花満築を道士を使って陥れ、何惟芳と蒋長揚の連合軍にあっけなくやり返されていました。
18話では、何惟芳の家に納入する肥しに虫を混ぜて花に被害を与えるという方法で嫌がらせをしました。
組合長(耕春パパ)は花を大切にする人なので曹遇迎を叱りました。
曹遇迎は何惟芳に土下座して謝ってましたが、その顔は恨みを募らせているように見えました。
23話では副長に戻る機会が欲しいというようなことを組合長に話してましたが、組合長は聞く耳を持ちませんでした。
その恨みを晴らしに来たみたいです。
故意か過失か
宮中女医「出産直後に体を冷やす物を大量に食べ出血が止まらず死んだのです」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第34話より引用
娘さんが亡くなった理由は、宮中の女医の見立てでは、身体を冷やす物を大量に食べて血が止まらなくなったことだそうです。
それに対して事実関係を報告した穿魚は、以下のように言っていました。
穿魚「医術に暗い曹遇迎は5日前に医者を招いて産後食べてはいけない物を聞きその足で薬店に行くと体を冷やすものを買いました」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第34話より引用
医者の説明を聞いた曹遇迎は体を冷やす物を買いに行き、食べさせた、ということのようです。
「医術に暗い」という説明から、間違って買ったというようにも見えますが、医者の説明を受けてから買いに行っているのだから、あえて体を冷やす、産後に食べてはいけないものを買いに行っているようにも見えます。
もしも時系列が、娘さんが無くなる→曹遇迎が幼貞に会いに行くという順番であれば過失の可能性が高いようにも見えます。
亡くなってしまった娘の責任を何惟芳に取らせ、復讐もできると考え、亡くなってしまった娘を利用したという流れです。
もしも、曹遇迎が幼貞に会いに行ってから、娘さんがなくなっていた場合、これは殺人ですよね?
何惟芳に復讐するために自分の子を産んだ人を、出産直後にころした。
裁判官「曹遇迎は女子を殺した。確かな証しがあるゆえ斬首とする」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第34話より引用
という結論になったので、娘さんは何惟芳への復讐のために殺されてしまった、ということなのだろうと思いました。
恐ろしすぎました。
もとはと言えば、女子が商いをしようなど、組合に入ろうなど生意気だ、というような考えで何惟芳に嫌がらせをしていたんですよね?曹遇迎は。
それが最終的には自分の身内をころして、自分も殺人罪で処罰されるという結末に。
人の心が怖すぎました。なにこれ。
難解な六郎
32話で長安にやってきた六郎は、直後からどっちが何惟芳と仲がいいか対決(?)みたいなのを蒋長揚と繰り広げていましたよね?
あれは何なのでしょうか?
今回、何惟芳が蒋長揚に対して悪感情を抱くようなことを六郎は言い、それで「メっ」と言われていましたが、この3話に及ぶ六郎の行動がよくわかりません。
六郎は家で優しくしてくれる人は勝意しかおらず、勝意も結婚して家を出ており、その後なくなってしまっているため姉として優しくしてくれる何惟芳に執着心を抱いてしまった、夫は邪魔、みたいな感じなんでしょうか?
存在理由が難解だと思いました。
勝意が以前話していた弟君なので、彼が長安にきて何惟芳が面倒を見るという流れは、納得しているのですが、蒋長揚に対抗しているように見えるのがなぜなのか分かりません。
メタ的に考えると、劉暢は一応当て馬ではありますが、何惟芳を理解している蒋長揚は、何惟芳が劉暢など眼中にないと知っています。そのため、蒋長揚にとって劉暢はライバルではありません。
そこで、何惟芳と仲のいい男キャラを配置した、ということなんでしょうか?
劉暢が当て馬として弱いためにあてがわれた当て馬?
難解です。
この3人が今後どうなっていくのか、どうにもならないのか、見守っていこうと思います。
大事なセリフ
何惟芳が潔白である証拠を手に入れた蒋長揚は、ダメ押しで幼貞にも会い説得しました。蒋長揚と会った幼貞は、
幼貞「何氏は蒋長揚に深く愛され子舒には興味がない。子舒には機会がないでしょう」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第34話より引用
と侍女の子たちに言っていました。
蒋長揚の愛、幼貞にも伝わりました。
蓮舟にも伝わりましたし、あとは何惟芳に伝わるだけですね。
今回何惟芳は牢の中で真っ先に蒋長揚のことを思い出していましたし、何惟芳に伝わる日も近いのではないかと希望を抱いています!


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