国色芳華 第44話 あらすじ
劉暢は献上品着服などの罪で転運使を罷免された。
何惟芳の実家は借金がある。
義母は夫に内緒で何惟芳に会い、何惟芳の母は毒殺された、犯人の名と5000疋の絹織物が引換だと取引を持ち掛けた。
何惟芳は取引に乗り、呉洪という名を教えられた。
呉洪とは、蒋長揚の孤児院を預かる男性の名だった。
何惟芳が問い詰めると、呉洪はすべて認めた。
当時 家族を全員 洪水後の疫病で失い、家に引きこもり疫病を避ける裕福な者を憎んでいた、彼らを道連れにしたかった、誰でもよかった。
近づくことに成功した何惟芳の母に毒を盛ったと呉洪は話した。
蒋長揚は母から託された呉洪を庇い、子供の世話をすることで彼は罪を償っていると話した。
しかし何惟芳は納得できず、蒋長揚を刺した。
蒋長揚のことを見誤っていたと言い、腕輪を引きちぎり、家を出た。
感想・考察
いつも散歩している公園では、ワンちゃんと一緒の方がたくさんいるのですが、以前ワンちゃんを連れた方がたくさん集まっているのを見つけて “何だろう?” と足を止めました。
それは、ワンちゃんのスペシャリストの方が、ワンちゃんの飼い主さんたちにノウハウを伝授するというような講習会でした。
少し聞いていたところ、講師の方が、”みなさん、これまでに他にもワンちゃんを飼っていらしたり、お友達の子を見ていたりしますから、自分の子と比べてしまうことがあると思います。でもそれは間違いです。みんなそれぞれ違う子で、あの子ができたからこの子もできるはず、ということはありません。まず、比べるのをやめましょう”というようなことを仰っていました。
ワンちゃんを育てるのも子供を育てるような感じなんだな、と思ったのを覚えています。
突然わけのわからない話を始めましたが、何が言いたいかというと、何惟芳のお父さんは息子を何惟芳と比べないであげてください、ということです。
何惟芳が出来の良かった自分と比べたのは義母への当てつけなのでまぁいいとして、パパはやめてあげてください。
時系列
そんな感じで何惟芳のお父さんに対する疑問が生まれたため、時系列を調べてみました。
義母「どんな病なら急に発症して数月で命を奪うところまでいくの?」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
ということで、何惟芳のお母さんは病気になり数月で亡くなってしまったようです。
劉夫人「新婦の母君は病に伏せ父君が世話をしている」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第1話より引用
1話、何惟芳が劉家に嫁いできた日、お母さんはまだ生きていました。
結婚の準備期間は本当に短くて、紫犀丸をもらってすぐに何惟芳は嫁いできた、という感じだったんでしょうね。
この日、何惟芳が持ってきた鉢植えでは牡丹の花がたくさん咲いていましたので春だと思われます。
そしてテロップで「翌年の春」と書かれたのち、洛陽での色々が始まりました。
ドラマが始まったのとお母さんが亡くなったのは数月の差(もしかしたら1か月とか?)しかなさそうですから、今、ドラマが始まって(何惟芳のお母さんがなくなって)3年が経っていないくらい、洛陽で蒋長揚たちと会ってからは、まだ2年経ってないくらいなのだと思います。
何惟芳「8つの頃、私は父上の店で商いを手伝い誰よりも早く算盤を弾いた」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
何惟芳が8つの時の話を始めたのは、満児が8歳だから同じ年の自分と比べたのだろうと思われます。
つまり満児は8歳です。
6話、何惟芳が劉家から出て実家に帰ろうとした時、満児は出てきていました。
義母に抱っこされていたのでまだすごく幼いと勝手に思っていましたが、あのころすでに6歳くらいだったと思われます。
何惟芳「父上は母上を深く愛していた」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
と何惟芳は言っていましたが、お母さんが病になる5年以上前から義母がいたわけで、なんだか少しもやもやしました。

このような時系列だと思います。
(表は私が作ったものをAI ChatGPTに体裁を整えてもらいました)
義母「満児は父君の唯一の跡継ぎ」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
というセリフがあり、何惟芳のお母さんは男の子を産んでいないと思います。
当時は何惟芳の実家はすごく裕福だったし時代的にこれが普通、男の子がいなかったからしょうがない、などいろいろパパを擁護できるでしょうが、もやもやしました。
芳園を売ったのがお父さんだったとも判明しましたしね。
そこも もやもやしました。
売ったなら売ったと言ってくれれば、何惟芳が芳園目指して戸籍なしで長安に来ることもなかったと思うのですが!
絹織物5000疋とは?
蒋長揚「絹織物100疋で願いどおり悪人を追い払おう」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第1話より引用
…(中略)…
何惟芳「刺客を雇うにしてもせいぜい80疋くらい」
このような形で、国色芳華の中では刺客の相場が絹織物80疋だと分かりました。
現代でいくらくらいなのかはわからないのですが、「殺し屋」の報酬は3万円から・・・もし「ゴルゴ13」に殺人を依頼したら何罪か? – 弁護士ドットコム←こちらの記事によりますと、1700万円とか3万円とか出てきます。
「ハウス・オブ・グッチ」という映画では6億リラ(日本円だと4億円くらい?)で依頼していました。
AI(gemini)に聞いてみたところ、裁判例には殺人を依頼するというケースがあり、数百万から1000万などを報酬として最初は提示するけれど、実際にもらえる報酬は着手金の数十万だけでとんずらされて揉めるというケースがたくさんある、素人なら50~300万円、プロなら500~3000万位かも?(しらんけど)とAIは言っていました。
仮に500万円とすると、絹織物80疋=500万円ならば絹織物5000疋3億1250万円です!
途中で、普通に唐代後期の絹織物1疋を現代の日本円に換算するといくらかAIに聞けばいいのでは?と気づきました。
そして聞いてみたところ、唐代中後期は米の値段がどんどん高くなっていった時代なので厳密に出すことはできないけれど、ざっくり考えると「絹1匹=米1石」、「米1石(せき)=唐代は約60リットル=玄米で約45kg〜50kg程度」みたいな感じだそうです。
お米50kgの価格: 現代日本で標準的なお米なら 約3万円くらい
すると、絹織物80疋は240万円です。
絹織物80疋=240万円ならば絹織物5000疋1億5000万円です!
いずれにせよ億越え。
それをポーンと出せる何惟芳、稼いでますね👍
攻防
何惟芳と結婚するのを認めさせるため(命を守るため)、蒋長揚は転運副使の職を寧王に差し出しました。
その時、何惟芳は職を差し出させてしまって申し訳ない、みたいなことを言っていたのですが、蒋長揚は全然OKだよと。(28話)
転運副使の職を寧王側に渡すというのは、26話の頃から企てていた蒋長揚の策でした。
どんな策だったのか、今回わかりました。
穿魚「寧王の密売を疑い若様は転運副使の職を贈った。…(中略)…劉暢は(武器密造用の)銅鉱や鉄鉱を運んでいる」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
ということで、密売の罪を暴くためだったようです。
皇帝側と思われる陸侍郎はがさ入れの時
陸侍郎「密告があったのだ。規則を破り夜陰に紛れ禁制の品を密輸する者がいると」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
と密輸について触れており、穿魚も密売に触れていました。
しかし、皇帝の前で劉暢が裁かれている時は、密売とか密輸などという言葉は出てきませんでした。
寧王「もしもあれが見つかれば塀かは武器の工房のことに気づく」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
配下の者「ご安心を劉様は用意周到です」
がさ入れが入ったという報告を受けた寧王は、このように心配していましたが、劉暢が裁かれたあとは
寧王「銅と鉄の像は見つかった。しかしお前の父の神仏への信仰は多くの役人が知っている。孝行のためという言い分も通るだろう。もし鉱石が見つかっていたら大変だった」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第44話より引用
このように話していました。
これらを見てくると、皇帝側としては今回のがさ入れで寧王の密貿易と武器の密造を暴きたかったのだろうと思います。
しかし、劉暢は鉱石を仏像の形にしていたため、劉暢を罪に問うことはできたけれど密貿易も武器の密造も暴くことができなかった、ということなのだろうと思いました。
皇帝側は思い通りになりませんでしたが、とりあえず武器密造は一旦停止になり、こちら側の陸侍郎を新しい転運使にできたので寧王に少し打撃を与えることができた、という感じかもしれません。
こじれにこじれる
何惟芳「なぜただの友人のためにそこまで?」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第43話より引用
何惟芳「私は花満築の店主。店のことは何でも解決するわ もちろん自分でね。蒋様 私の力を信じて。もう心配しないで」
こんな風に、前回最後、劉暢と会って帰ってきた何惟芳は蒋長揚に言っていました。
これを聞いていたっぽい(?)穿魚は、
穿魚「(事情を話せば)奥様は喜んで冷たくしなくなるかも」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第43話より引用
と言っていて、何惟芳の態度が冷たいと感じたようでした。
確かに、何惟芳のセリフを聞いていると、もう関わらないで、私は1人でできるんだからっ!と蒋長揚を突き放しているようにも聞こえます。
でも、”ただの友達だなんて思っていないと認めて!私は自分でできる、強い。何があったとしても心配する必要はない、何も心配せず受け入れて欲しい”と言っているようにも とれると思うのです(希望的観測)。
なので、前回、ああいうことになってしまいましたが、全然諦めていなかったのです。
これ以上悪くはならないと思っていたのです。
それがなりました。
あれ以上悪くなりました。
呉洪さんは何かを言おうとして蒋長揚が止めていましたから、何か何惟芳の心を変えられる事実があったりするでしょうか?
うわああっぁぁぁっぁぁん😨😱😭ですよ、こんなの。


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