国色芳華 第51話 あらすじ
味方の于将軍が1週間後に 長安に着く。
皇帝側は、学生の合格を祝う宴を行う名目で寧王たちを集め、事を起こすことにした。
会場は芳園だ。
何惟芳は働いているみんなを芳園から遠ざける手はずを整えた。
前夜、何惟芳は蒋長揚にお揃いの玉佩を贈り、中に劉家で蒋長揚が射抜いた銅銭と2人の髪を入れた。
幼貞は劉暢が韜光院に女性のための品を集めていると聞き席を立った。
宴席には徐祖平が現れ、寧王に暗殺されそうになり蒋長揚に助けられたと話した。
諸官は次々寧王の罪を皇帝に奏状した。
張謙らの裏切りで皇帝側の策は筒抜けになっており、寧王は兵に会場を襲わせた。
裴忠は蒋長揚に倒された。
徐祖平も、寧王の屋敷を捜索した于将軍も、その他多くの人々も殺された。
蒋長揚は何惟芳の目の前で寧王に殺された。
感想・考察
幸せすぎて怖いと思っていました。
あまりに幸せすぎて反動が来るのでは?と警戒していたら、予想以上に悪いことが起きました。
感動して泣いていた前回、前々回とは打って変わって、今回は悲しさで泣いていました。
泣いていたのですが、泣きながら”待てよ?”と言っている自分もいました。
なぜならば、まだ51話だからです。
このドラマは56話まであるということが明かされており、まだあと5話あるのに、もうヒーローが退場?というのがどうにも引っかかりました。
統計?
ラブ史劇では、ヒーローや主要登場人物が死んでしまうというのは、割とよくあるので最後まで気が抜けないですよね。
これまでにもヒーローが亡くなってしまうドラマを見たことがあるので、彼らはいつごろ亡くなっているか考えてみたところ、ぱっと浮かんだのは3作品で、3作品とも最終回でヒーローは亡くなってました。
その他、史実系のものは、かなり前にヒーロー(主人公の結婚相手、あるいは本当の運命の人)が亡くなってたりしましたが、それは国色芳華には当てはまらないのではないか、とも思います。
また、ファンタジー系では、ヒーローが1度はなくなってしまうけれど生き返るというタイプのドラマがあり、最終回よりも前にヒーローがなくなってたりしました。
しかしこのタイプでは、最後にはヒーローは帰ってくるのでこれも国色芳華には当てはまらないのではないか、と思いました。
国色芳華タイプのドラマでは、ヒーローは最終回までは生きている気がします。
だから蒋長揚には生きていてほしいと思ってしまいます。
これも計算通りなのでは?と思いたいです。
なので、「おや?」と思ったところをまとめてみました。
希望1:君が裏切るの?
張謙が裏切るだろうか?という疑問がまず浮かびました。
張謙は前回、貧しい学生たちが寧王の妨害工作で勉強できないときも、学生代表みたいな感じで徐祖平、蒋長揚と現状を憂えていました。
張謙「何度も試験を受けましたが、名家の者ばかりが通り私は不合格。蔣様は公平に競う機会をくれた。自信があります。徐様と蔣様のご配慮を裏切りません」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第50話より引用
張謙「この国をあんな放蕩息子には渡せない」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第50話より引用
こんな風に言っていました。
そんな人が、試験に1位で受かったら自分の合格を阻止して放蕩息子を受からせていた寧王に味方するんですか?という疑問がわきます。
ただ、これに関しては、何年も合格できず時間を無駄にしてしまった自覚があるので、一足飛びで出世できるという話に、今まで無駄にした時間を取り戻すために飛びついてしまったという可能性もあるのかもしれない、とは思います。
希望2:そんな弱いの?
徐祖平の亡くなり方ですよね。
張謙に首の皮切られて亡くなってしまいました。
え?そんな浅い傷で?と思ってしまいます。
しかし、この亡くなり方はドラマの中では今までも見てきて、ぱっと思いつくだけで2人の女性がこの方法で亡くなっていました。
AIに以前、これで死ねるの?と尋ねたことがあるのですが、その時は日本の”舌を噛み切って死ぬ”のと同じで、きれいに死ぬためのドラマ上の演出だという答えが返ってきた気がします。
どちらも本当には死ねないよ、と教えてもらった気がします。
なので、たぶん本当には死ねないけれど、ドラマではあの表現=死である可能性が高い、と思われます。
希望3:あれ?その短剣…
13話で蒋長揚が何惟芳を刺した短剣がありました。
14話終わり~15話冒頭にかけて、何惟芳は蒋長揚から自害を迫られ、恐らく13話で使ったのと同じ短剣を渡されました。
それは、刃が引っ込むおもちゃみたいな短剣で、徐祖平が登場して種が明かされたわけです。
あの時、蒋長揚が使った短剣と、今回寧王が蒋長揚を刺すのに使った短剣、同じじゃないですか?
柄の部分は金の装飾と赤い石で装飾がされていて、黒い部分は蛇皮のような感じ。
同じに見えます。

たぶん、蒋長揚が13~15話で使ったのは、このような短剣だと思います。(画像はGemini(AI)に作ってもらいました)
これ、今回寧王が使っていたものと瓜二つでは?
もしかして、その刃引っ込みますか?という希望を抱きました。
ただ、もしかしたら蒋長揚のおもちゃ短剣は、寧王が持っている名剣をモデルに作られたなどの設定ならば、似ているのは当たり前になってしまうのかな、とも思いました。
希望4:劉暢、油断した?
侍女の子「韜光院(劉暢の別宅)に女子の衣が運ばれています。更に今宵は酒に沐浴の支度まで」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第51話より引用
幼貞「何氏のためね?」
このシーンを見た時は、劉暢、まだ何惟芳のこと諦めてなかったんだ…。
幼貞と元鞘に戻ったと思ってたよ…。
としか思わなかったのですが、このシーンの後の流れを見ると、劉暢が別宅に何惟芳のための用意をしたのは、宴で蒋長揚は死ぬと分かっていたから、ですよね?
そうだとすると、皇帝側は劉暢の動きを見張っていれば、寧王側がこちらの企みに気づき反撃する気である事を知ることができるのでは?と思ってしまいます。
なので、寧王側が兵を用意していたことは、皇帝側はお見通しだったのでは?つまり、これも計算通りでは?と希望を持ってしまいます。
希望を打ち消すこと
このような形で、希望もあると思いたいです。
でも、おかしいと思う点が複数あったとしても、皇帝側がこの寧王勝利っぽいワンクッションを挟む必要性、このための犠牲を出す理由が分からないんですよね。
今回のことで、清廉な重臣が何人もなくなってしまっていますし、射雁をはじめ芳園を守っていた決死の志士たちも亡くなってしまいました。
もしも皇帝側が今回のことを計算通りだと言うなら、彼らの死が計算通りということになってしまい、皇帝側はそんな計画を立てるの?という疑問がわいてしまいます。
蒋長揚は生きているよね?と思いたいです。
しかし、そうだとすると、皇帝側は多くの犠牲を出すこの惨劇を計画に組み込んでいたことになり、皇帝側に対する信頼が揺らいでしまうのです。
困りました。
好きなシーン
今回、やっと蒋長揚は何惟芳のお母さんを供養できました。
32話で蒋長揚は何惟芳のお母さんに夫としてお参りしようとしましたが、何惟芳は母は騙せないと言って拒否しました。
それが、お母さんにやっと夫として紹介できたんだなと思うと胸が熱くなります。
そして何惟芳が自分の髪を切って、中に物が入れられるタイプの玉佩に2人の髪を入れていたのも胸が熱くなりました。
30話の結婚式の時には、
何惟芳「それはやめて。やっとここまで伸びたのよ」
「国色芳華~牡丹の花咲く都で~」第30話より引用
と、髪を切ることを拒絶していたのに。
この変化です。
忘れてはならないのは、蒋長揚が裴忠をぶっすり刺してくれたシーンです。
蓮舟をはじめ、奴の犠牲になった数々の女性たち、そして将来犠牲になったかもしれなかった女性たちがやっと救われました。


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