一念関山(いちねんかんざん) 第11話 満身創痍 あらすじ
重傷を負った如意は楊盈を人質にして逃げ、途中で解放した。
寧遠舟は、銭昭たちに如意の素性を話し、全てを知った上で楊盈の教育係になってほしいと頼んだことを話した。
寧遠舟は如意の後を追い助けた。
如意は全て寧遠舟が仕組んだことだと考えて救助を拒絶したが、最後には受け入れた。
寧遠舟は自分の内力の半分を如意に渡し治療した。
初月は長慶侯=李同光=自分の婚約者だと知り衝撃を受けた。
寧遠舟は如意が命がけで使節団のために戦ったという行動を見てほしいと仲間に説き、理解を求めた。
杜長史は楊盈の振る舞いが交渉の行方を左右すると話した。
感想・考察
やっぱり初月は長慶侯=李同光だと知りませんでした。
知った瞬間に流れた雷音⚡🌩️⚡
ものすごく笑いました🤣
初月「あなたは確か騎馬の大会で私の鞠を奪った男ね」
「一念関山」第10話より引用
と、前回李同光に会った初月は言っていました。
会ったことがあり、名前が李同光だと知ったのに、その男が自分の結婚相手だと初月が気づかないことを少し疑問に思っていましたが、謎が解けました。
李同光「昨年沙中部の平民に扮して騎馬の大会に出場した際、県主(初月)から鞠を奪い」
「一念関山」第11話より引用
という話があったので、初月は李同光を平民だと思っていたということなんでしょうね。
だから長慶侯だとは思わなかったんでしょう。
そして長慶侯の名前が李同光だと知らなかったんでしょう。
初月はあの性格ですから、鞠を奪われて悔しくて覚えていた相手でした。
そのいけ好かない奴が自分の部族を痛めつけている現場に遭遇して逆上した初月は、仕返しのためにごろつきを雇って襲わせたばかりでした😂
その襲わせた相手が結婚相手🤣😱🤣
面白すぎますね。
初貴妃には申し訳ないと思いつつ、今後この2人がどうなるのか気になって仕方ありません。
できれば少女漫画的展開希望です。
本当に初貴妃には申し訳ないのですが、そちらの方向でどうかお願いいたします。
如意の気持ち
重傷を負い生死の境をさまよっている如意は昭節皇后の幻(?)夢(?)を見ました。
昭節皇后「私の言葉を忘れたようね。簡単に男を愛してはダメと言ったはずよ」
「一念関山」第11話より引用
と昭節皇后は言っていました。
寧遠舟が助けに来た時、如意は
如意「あなたは私を騙して利用するために私の警戒心を解いた。何が”仲間”よ。”信頼できる”?すべて嘘。私を騙したんでしょ」
「一念関山」第11話より引用
と言っていました。
どうやら如意は、銭昭たちに襲われたのは全て寧遠舟が仕組んだことだと思ったようです。
そのうえで、あの昭節皇后の幻を見た、ということは、如意は、”昭節皇后の言いつけを守らず寧遠舟のことを愛してしまって、それゆえ騙されたから自分は今 命の危機に陥っているんだ”という風に現状を解釈していたということではないでしょうか?
つまり、如意は寧遠舟のことを愛しているということでよろしいですよね!?
ですよね?
そういうことですよね🥳わーめでたい!寧遠舟は分かりやすいですが、如意は心が読みにくいので、如意の気持ちが分かってよかったです!!
銭昭の恨み
寧遠舟「特に銭昭は朱衣衛を憎んでいるから見抜かれるな」
「一念関山」第5話より引用
という話がありましたが、銭昭がいったいどんな恨みを持っているのかはわかりませんでした。
于十三「銭昭は柴明らを実の弟同然に思っていた」
「一念関山」第11話より引用
この話で、やっとどういうことか分かりました。
柴明らは今回の梧国皇帝が捕虜になった戦いにおいて命を落とした人たちなので、まだ恨みの鮮度が高いと思われます。
だから寧遠舟はとくに銭昭にはバレないようにと如意に注意を促したということなのかなと思いました。
寧遠舟と杜長史は、如意が信じられる人物だと考える根拠を理路整然と語りました。
銭昭はなかなか受け入れられないようでした。
でも分かってくれそうな気配はありました。
とりあえずホッとしました。
恨みの連鎖を断ち切るのって難しいですよね。
でも使節団の人たちは分かってくれる人が揃っていそうでよかったです。
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