一念関山(いちねんかんざん) 第12話 四面楚歌の殿下 あらすじ
申屠赤に街に連れ出された楊盈は、無能な楊家のせいで自分たちの苦境があると民にものを投げつけられた。
如意が駆けつけ、楊盈は助かった。
楊盈は、梧国を民に愛される国にすると誓った。
銭昭たちは如意に恨みをぶつけたことを謝罪した。
如意は使節団に戻った。
寧遠舟はすべてが終わったら子作りに協力すると約束した。
初月は李同光との縁談を破談にしたいと父に頼んだが、父は皇帝の命には背けないし一族にとっても悪くないと言って応じてくれなかった。
初月は李同光に破談にしてほしいと頼んだが、李同光は破談にする気は内容で…?
感想・考察
つttっつつつうつつついに!!!!
🤩🥰🤗
ついにYESの答えが返ってきました。
前回、どん底に落ちましたから天国が待っていましたね。
まだ12話ですから、早かったような気がします。
でも、寧遠舟はかなり早い段階から如意のことを気に入っていました。
そのことを考えれば長かったような。
長くても早くてもいい、とにかくめでたい!
なぜ寧遠舟の気が変わったのか
これは、あれでしょうか?
如意のむち打ちのテクニックに寧遠舟は悩殺されて、みたいな…というのは冗談で、寧遠舟に如意の気持ちが通じたということですよね。
7話で寧遠舟は元禄君にせがまれて、如意に対する気持ちを話しました。
あれを聞いた感じ、寧遠舟が協力しないのは、如意には「自分というもの」がなくて、そんな状態で求められても応じられないからだと理解しました。
如意は昭節皇后に言われて子供が欲しくて、そして自分が目を付けられただけだと、そんなのに応じられないと言っているように聞こえました。
つまり、もっと心の底から好きになってほしいと言っているように聞こえました(飛躍)。
そんな寧遠舟が応じることにしたということは、つまり、如意が寧遠舟を好きだということが伝わったということですよね。
前回、信じていた寧遠舟に裏切られ銭昭たちに襲われたと思っていた如意は、寧遠舟が助けに来ても拒絶しました。
手負いの野生肉食動物のように、手を差し伸べる寧遠舟に嚙みつきました。
それをムツゴロウさんのように寧遠舟は向き合って受け止め警戒心を解いていきました。
あのシーン良かったですよね。
視聴者には如意が寧遠舟を愛したのだということが伝わりました。
寧遠舟にも伝わったのかもしれません。
それに寧遠舟は別れの言葉として如意に、
寧遠舟「もう二度と会うことはなかろう。思いのままに生きられるよう願ってる。そして愛するに値する男と出会い子を持てるように
「一念関山」第11話より引用
という言葉を贈りました。
如意はもう使節団には戻らないと言っていたのに、戻ってきました。
だから如意にとっての愛するに値する男が自分だとわかったのかもしれません。
如意「じゃあ子作りに協力して」
「一念関山」第12話より引用
寧遠舟「分かった」
それまで、寧遠舟がやけに笑顔だな、とは思っていたんですよ。
このシーンを通して。
やけに笑顔だな、と思いつつ見ていたら、軽い感じで「分かった」という答えが返ってきて どぅうええええ!? って声、出ましたよね。
びっくりしました。
本当に良かったです。
というか、いつこの任務は終わるんでしょうか?
試行回数が必要な何というか、その任務とでも言いますか、じゃないですか?
2人の約束は。
そして2人は結構命の危険を伴う任務というんでしょうか?
在宅勤務の人に比べれば格段に命の危険があるお仕事だと思うので、”全てが終わったら”とか期限を設けずに任務にあたってもいいのではないかと、一視聴者としては思いました。(オブラートに包んだ!)
成長する楊盈
如意の教育や色々な経験を経た楊盈は、申屠赤に舐められない立ち居振る舞いをしました。
覚えたてのはずなのに、馬に華麗に乗る楊盈。
かっこよかったです。
けれど申屠赤にスピードを出されて護衛と離され、民の前に1人連れ出されて民の皇家に対する敵意を受け止めることになってしまいました。
今回の「四面楚歌の殿下」というタイトルはこれだったんですね。
旅をして楊家が民に嫌われていることを知った楊盈は、みんなから教えと支えを受けて
楊盈「長兄が戻ったら天下の民に尽くすよう促し皆の傷ついた心を癒やしてみせる。そして我が梧国を皆が愛してやまぬ国に変えたい」
「一念関山」第12話より引用
と笑顔で語りました。
素敵なシーンでした。
楊盈の成長もとても楽しみにしているので、うれしかったです。
ところで楊盈がこの旅をしているのは、お金をもらって鄭青雲と結婚するためですよね。
楊盈が立派になっていくにつれて、戻ったら結婚して表舞台から引っ込んでしまうのはもったいないと思ってしまったり。
皇族として皇帝のもと、国を支える仕事を率先してやる公主になるでしょうか?
成長した楊盈が梧国のためにどんな活躍をしてくれるのか、楽しみです。
そこまで描かれるといいですね。
琥珀が実在した件について
10話で如意は琥珀という朱衣衛の人に化けて江繡に会いました。
あの時、琥珀は実在しない人なのかなと思っていましたが、今回実在していることが分かりました。
珠璣「琥珀が死んだ?確かなの?…(中略)…有用な密偵だったのに惜しいことをしたわ」
「一念関山」第12話より引用
朱衣衛の右使である迦陵の腹心・珠璣に名前を憶えられているくらいですから、結構有名人ですよね。
すごく下っ端の子ではなさそうです。
使節団はその珠璣を死んだことにしてしまいました。
けれど、その遺体は別人で仮面をかぶせただけですから、本物の琥珀は生きています。
本物の琥珀が出てきて証言したら、朱衣衛は何者かが琥珀に代わり偽の証言をしたと知るわけですね。
…とりあえずそのくらいなら、特に大変なことになる、ということはなさそうでしょうか?
寧遠舟「如意が着けていた朱衣衛の面だ。誰かの骸にこれを着け火葬場へ送れ」
「一念関山」第11話より引用
寧遠舟はこのように命じていましたが、あれは如意がもう戻らない=琥珀も現れないことを朱衣衛のほかの密偵に不審がられないようにするためだったんでしょうか?
そんな感じで琥珀のことが気になりました。
来週は第13話「優しく吹き抜ける風」第14話「予期せぬ珍事」です。
14話については、珍事なのできっと思いもよらないことが起きるんでしょうね。
13話は、両想いになった2人のにやにや回ということでよろしいでしょうか?
タイトルは優しい平和な感じのタイトルです。来週が楽しみです!
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