一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love- 第17話 師弟の出会い ネタバレあらすじと感想・考察

一念関山 第17話 師弟の出会い 一念関山

一念関山(いちねんかんざん) 第17話 師弟の出会い あらすじ

如意ルーイーは使節団に同行する郡主としてあん国使節に会った。

李同光リー・トングアン如意ルーイーが自分の師・任辛レン・シンだと気づき取り乱しながら話しかけたが、如意ルーイーは他人のふりをした。
極秘の任務中である師匠を邪魔したため無視されたと考えた李同光リー・トングアンは、朱衣衛しゅいえいの合図を使い師匠を呼び出そうとしたが、誰も来なかった。

寧遠舟ニン・ユエンジョウは嫉妬心もあり、任務を離れるよう如意ルーイーに話した。
信用されていないと如意ルーイーは感じ、2人は喧嘩になった。

9年前、如意ルーイー昭節しょうせつ皇后から長公主の息子・ジウを託され3年間鍛え上げた。

母にも師にも捨てられたと感じた李同光リー・トングアンは師匠との面会を断ったが、5年前、師匠が亡くなり後悔していた。

楊盈ヤン・インは自害しようとし、気づいた如意ルーイー元禄ユエン・ルーに謝罪すべきだと話した。

感想・考察

子犬でしたね。
李同光リー・トングアンは子犬でした。
仕事を忘れて師匠にニッコニコで近況報告していました。

拗ねているかもしれないと思っていましたが、確かに師匠に冷たく突き放され無理やり弟子を卒業させられて、捨てられたと感じ拗ねていた時期もあったようです。

しかし任辛レン・シンは5年前に亡くなってしまったので、拗ね期はそこで完全に卒業したようで、終始師匠大好きモードでした。

如意ルーイー「昔ある弟子に冷たく接してしまったの。その罪滅ぼしかもね」

「一念関山」第14話より引用

ずっと気になっていたこのセリフが何を意味するのかも、分かりました。
捨てないでと追いすがるジウ任辛レン・シンは、振り返りざまの平手打ちであしらって任務に出発していた…!
如意ルーイーが強すぎて笑いました。

本人としてはやりすぎたと思っていて、ジウに申し訳ないことをした という心のしこりになっていたんですね。
そのため今の弟子である楊盈ヤン・インは親身になってもらっています。

歴史の確認

寧遠舟ニン・ユエンジョウ「22歳で陛下を捕らえた長慶ちょうけい侯」

「一念関山」第17話より引用

というセリフがあったので、李同光リー・トングアンは22歳です。
今回、9年前から6年前まで如意ルーイーが師匠としてジウを鍛えたことが語られましたから、李同光リー・トングアンが13歳の時から16歳の時まで。
中1~高1くらいでしょうか。昔は数え年だからもう1,2歳若い可能性もありますね。

そして如意ルーイーは、もうすぐ30歳という年齢なので、20歳くらい~23歳くらいまで師匠をやっていたということになりそうです。
4話を見た時は、もっと長い間(例えば10年とか)師弟関係だったのかなと思いましたので、思っていたよりもずっと短かいな、というのが感想です。

任辛の歴史改定版

ということで、如意のこれまでの歴史について、今回分かったことを足しておきました。

好きの種類

李同光リー・トングアン如意ルーイーのことをかなり好きっぽいということは、分かっていました。
しかしそれが師弟愛なのか、恋愛なのか分かりませんでした。

寧遠舟ニン・ユエンジョウ「奴がお前(如意ルーイー)を見る目は普通じゃなかった。…(中略)…あれは明らかに好きな女を見る目だ」
…(中略)…
如意ルーイー「恐らくジウは子供の頃、年上の私に淡い恋心を抱いていた」

「一念関山」第17話より引用

ということで、恋愛感情だったようです。

しかし、あれだけスパルタな教育を受けて、それで師匠が恋愛対象として大好きになるって…。
かなり特殊な人のようですね、李同光リー・トングアンは。

如意ルーイーは厳しい時は厳しいけれど基本的には優しいので、その飴と鞭が上手く作用したんでしょうか。
今、教えを受けている楊盈ヤン・イン如意ルーイーが好きです。

考えてみると、楊盈ヤン・イン李同光リー・トングアンは兄妹弟子ということになるでしょうか。

そして、今回の感じを見たことで、チュー貴妃は完全に利用されてたんだな、全く、1つも興味を持たれてなかったんだなと分かってしまいました😭

大きさを気にする男

寧遠舟ニン・ユエンジョウ李同光リー・トングアンのことを警戒し、如意ルーイーを使節団から離れさせようとしたため喧嘩になってしまいました。

如意ルーイー寧遠舟ニン・ユエンジョウ天隕鉄てんいんてつで作った彫刻刀を贈りました(9話)。
寧遠舟ニン・ユエンジョウ李同光リー・トングアン天隕鉄てんいんてつで作られた立派な剣を如意ルーイーからもらったと知り、自分の方が小さい、みたいな感じで比べていました。

そういえば、寧遠舟ニン・ユエンジョウは8話でも大きさを気にしていました。
この時、如意ルーイー寧遠舟ニン・ユエンジョウのことは諦める作戦を決行中で、寧遠舟ニン・ユエンジョウには小さい花を贈り(と言っても、寧遠舟ニン・ユエンジョウの髪についていたのを渡しただけ)、元禄ユエン・ルー君には花束を渡しました。

あの時も、寧遠舟ニン・ユエンジョウ元禄ユエン・ルーの花束を自分の花と比べて羨ましそうに見てました。
如意ルーイーはいつか、寧遠舟ニン・ユエンジョウに特大サイズの何かをプレゼントしないとだめですね。

恋の行方

実際のところ如意ルーイー李同光リー・トングアンを父親候補とは全く考えていないようです。

元禄ユエン・ルー如意ルーイーさん。本当はちょっとだけ…李同光リー・トングアンが好きなんじゃないの?」
…(中略)…
如意ルーイー「青二才は好みじゃないわ」

「一念関山」第17話より引用

李同光リー・トングアンの恋は上手く行かない可能性が高そうです。

如意ルーイーは青二才に興味がないのに、李同光リー・トングアン如意ルーイーの前に出ると(出なくても如意ルーイーのことを考えていると)青二才感(お子様感)が満載になってしまいますからね。

弟子だった頃に時間が戻ってしまうからでしょうか?
この感じですと無理ですよね。

例えばチュー貴妃と一緒にいる時のようにクールな感じ、あなたに興味ありませんって感じになってみると良いのではないか、と思いました。

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