一念関山(いちねんかんざん) 第19話 愛すればこそ あらすじ
李同光との交渉を 如意を使い有利に進めてはどうかと提案した杜長史を、寧遠舟は一蹴した。
如意と寧遠舟は将来のことを前向きに話し合った。
寧遠舟は、権力争いに嫌気がさし隠居したいが、仲間に何かあれば駆け付けたいと考えていることを話した。
鄭青雲の事件で解毒剤を取りに行けなかった寧遠舟は毒に苦しんだ。
李同光は梧国使節団を宴席に招き、梧国の捕虜を辱めた。
楊盈と寧遠舟は抗議し捕虜を守り、如意は李同光に酒をかけて諫めた。
琉璃は如意が扮する湖陽郡主は任辛ではないと李同光に話した。
李同光は琉璃に対し、湖陽郡主に武術を教え任辛にするよう命じた。
感想・考察
将来に対する考え方に違いがあり、少し距離ができてしまった如意と寧遠舟です。
周囲は2人が喧嘩していると思い、楊盈は仲直りさせようと嘘をついたり頑張っていました。
可愛い作戦ですが、寧遠舟を理解している如意には、すぐに嘘だとばれてしまいました。
今回の「愛すればこそ」というタイトルは、愛しているから問題が生じるけれど、それは乗り越えられるというような意味なのかな、と思いました。
楊盈「お互いを理解し合っていても食い違いは生じるのね」
「一念関山」第19話より引用
如意「心から相手を好きだからよ。共に長く歩むには問題に向き合い乗り越えねばならない」
寧遠舟「長く付き合うために考える必要がある。相手の気持ちを尊重するんだ」
「一念関山」第19話より引用
お互いに、長く付き合う上で相手の気持ちを考慮し乗り越えねばならないことだとわかっており、今回少し話をした2人はお互いが唯一無二の相手だと確認し合っていたので安心しました。
大人な2人に任せてれば全部大丈夫だと思えました。
寧遠舟のカラダ
寧遠舟「鄭青雲の件があり(解毒薬を)取りに行けなかった。心配無用だ。数日後、俊州で薬が手に入る」
「一念関山」第19話より引用
前回から、寧遠舟の身体に異変が起きていましたが、やはり毒だったようです。
私はてっきり如意を助けるために解毒剤をもらいに行かなかったのでは?と思っていましたが、そうではないみたいです。
章崧「解毒薬は各所に手配した。もし奴が怠けたら…」
「一念関山」第3話より引用
この章崧の含みのある言い方を聞いた感じ、恐らく、10日毎に通るだろう場所に解毒薬は手配されており、計画通りにその場所に到着すれば、解毒薬が手に入る、みたいな感じなのかなと思いました。
元禄「我らは数日遅れで着いたのに奴(鄭青雲)は折よく現れた」
「一念関山」第15話より引用
鄭青雲が楊盈の前に現れた時、元禄君がこう言っていました。
あの時点で、計画よりも数日遅れていたみたいです。
そこでさらに、夜、賊の侵入と10万両の盗難がありました。
翌日(?)連れ去られた楊盈は如意と寧遠舟に保護され戻されましたが、病になってしまいました。
元禄君も刺されてしまいました。
仲間も亡くなりました。
夜が明けて10万両を取り戻した使節団。
これは昼間の内に成し遂げたみたいです。
そこに李同光が使者としてやってきて(ここまで16話)、夜、楊盈が目覚めて(ここまで17話)、翌日また李同光が訪ねてきて(18話)、と、そんな感じで15話以降、梧国使節団はずっとこの場にとどまっています。
すでに最初の時点で、数日遅れていたのに、ここで数日過ごしていると思われます。
だいぶ遅れてるんですね。
だから、寧遠舟は解毒剤をゲットできていないということなんだと思われます。
大丈夫でしょうか?
血を吐いていましたし、顔色も悪いような気がして心配です。
ご褒美です
李同光は、梧国の捕虜を辱めて梧国の人々のヘイトを煽っていました。
あれは、国同士の駆け引きみたいな感じなんでしょうか?
その前に、楊盈が梧国の威厳を見せて安国に一発かましました。
これに対する報復みたいな感じなんでしょうか?
何だかわからなかったのですが、結果として李同光は如意にお酒をかけてもらというご褒美をもらっていました。
あれをやってもらいたかったから、悪いことをしたのかも知れない、と私の中では結論付けられました😇
如意の傷はどこへ行ったの?
琉璃「任様は…(中略)…首に深い傷を負ったのです。その傷を縫合した侍医が言うにはたとえ神医でも傷跡は消せない」
「一念関山」第19話より引用
このような証言がありました。
如意のこの傷はどこへ行ったんでしょうか?
気になりました。
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