一念関山(いちねんかんざん) 第2話 屋敷での出来事 あらすじ
朱衣衛を襲った六道堂の責任者婁青強は、部下が1人殺されたことに気づいた。
如意は逃げ、寧遠舟の屋敷に身を隠した。
趙季は寧遠舟の屋敷に押し入り、寧遠舟の帰りを待った。
姿を現した寧遠舟は、仲間を危険にさらした趙季を六道堂の掟に従い処刑した。
如意は寧遠舟に見つかったが、か弱い踊り子、あるいは未熟な白雀のフリをして匿ってもらおうと奮闘した。
警戒心の強い寧遠舟はなかなか懐柔できなかったが、同居する弟分の元禄は、踊り子だった姉と如意を重ね如意に味方した。
安国は皇帝の身柄と引き換えに金10万両を皇子が持ってくるよう条件を出した。
公主楊盈は鄭青雲と結婚したかった。
お金さえあれば自由に夫を選べると知った楊盈は、安国への使者になればお金がもらえると知り…?
感想・考察
ついにヒロインとヒーローが出会いました。
どうやったら ここから ロマンスが始まるの?って感じの出会い方でしたが、元禄君の活躍もあり一緒に住む感じに落ち着いた様子!?
これは、ロマンス始まりますね。
間違いない。
同居というのは王道展開ですからね。
素晴らしい!お風呂でどっきりを希望します!!
嫌な人のお手本として、行く末を案じていた趙季は、あっさりとお亡くなりになってしまいました。
如意はデスノート?必殺ノート?に趙季の名前を書いていました。
(他の2人は朱衣衛を売った越と、玲瓏を拷問し殺した婁青強)
趙季に関しては、早速寧遠舟が敵を取ってくれました。
趙季は半年間で六道堂をボロボロにしたということで、ある意味すごい人ですね。
章崧は趙季を六道堂の堂主にするのではなく、安国の小役人か何かに仕立て上げて送り込んでいたら、安国を亡ぼせたのではないでしょうか。
今回は、1話よりも情報量が増え、分かったことが増えました。
寧遠舟は六道堂の堂主ではなくなりましたし、六道堂は趙季にボロボロにされてしまったのであまり物語には関係ないかな?と勝手に思っていたのですが、元禄君の登場シーンに「元餓鬼道」と書かれていたので、”もしかしたら今後も重要になるのかもしれない!?”と思い六道堂についてまとめておきました。

似た者同士
如意も寧遠舟も猫を被るのがうまいところが似ているのではないかと1話を見て思いました。
今回、さらに2人の似ている部分を見つけました。
如意「私は何者でもなく幽霊も同然よ」
一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-第1話より引用
1話で如意は玲瓏にこう話していました。
どういう意味だろう?少し中二病っぽいけど、もしかしたら一度死んだことがあるのかな?と思いました。
1話でも死んだことにして朱衣衛を去ろうとしていた如意ですから、以前にも似たようなことがあったか、もっと壮絶なことがあったのかな、と想像しました。
今回、寧遠舟も同じようなことを言っていました。
寧遠舟「みんな私はもう上官ではない。朝堂を毛嫌いする幽霊も同然だ」
一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-第2話より引用
寧遠舟は堂主(副堂主?)ではなくなったこと幽霊といっているのだと思いますが、2人とも自分を幽霊に例えています。
そして前回、
章崧「宋堂主は地獄道の寧遠舟を抜擢した」
一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-第1話より引用
と言っていました。
地獄道は寧遠舟が改革するまでは暗殺が任務だったということなので、寧遠舟は暗殺もお手の物ですよね。
如意もそんな感じなので、2人には、猫かぶり・幽霊・暗殺という共通点があるのかなと思いました。
勢力関係
章崧「陛下の安否を(寧遠舟に)確認しに行かせるのだ。奴は潜伏の経験があるゆえ丹陽王を出し抜ける。陛下には御子に皇位を継承する詔をしたためてもらう」
一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-第1話より引用
と前回 章崧は言っていたので、章崧と丹陽王は対立していて、章崧は現在の皇帝派(というか、生まれてくる子を操りたい派)のようです。
今回10万両を皇子が持ってくるよう安国に条件を突き付けられましたが、梧国には丹陽王しか行ける皇子はおらず、丹陽王は皇帝を見捨てるという選択肢も視野に入れていました。
丹陽王が どういうつもりなのか まだ はっきりとは分かりません。
虎視眈々と皇位を狙っているのか、それとも純粋に梧国のことを考えて今回は兄を見捨てるのもやむなしと考えているのか。
しかし前回の皇后とのやり取り(皇后がお腹の子を男子だと言ったのを疑うような発言をしたこと)を考えると、丹陽王は皇位を狙っているのかな、と今のところは思っています。
寧遠舟と仲良しの公女が愛する人と結婚するために、使者として安国に行く!と言い出しそうな終わり方でした。
今回は彼女がいくことで、10万両を誰が持っていくのかの話は解決することになるんでしょうか。
来週のことなど
来週、第3話は「無爵の皇子」第4話は「不安定な使節団」です。
やっぱり楊盈が皇子のふりして行くことになりそうなタイトルになっていますね。
今のところ寧遠舟は如意のことを未熟な白雀くらいに思っていそうですが、でも如意を婁青強が追っていたのは知っています。
寧遠舟「婁青強が探してた朱衣衛の密偵だな?」
一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-第2話より引用
と最初に言っていました。
そして婁青強は六道堂の4人が踊り子に殺されたことと、部下1人が朱衣衛の拠点で女に殺されたことを知っています。
(4人については玲瓏が自分がやったと言ってくれたので、それを信じているかもしれませんが。)
寧遠舟が婁青強と会って雑談したら、如意がめちゃくちゃ強いことがバレてしまう可能性もありそうです。
ハラハラしながら、1週間過ごそうと思います。
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