一念関山(いちねんかんざん) 第23話 2つの再会 あらすじ
朱衣衛に行くつもりの如意は、無事に戻ると寧遠舟に約束した。
安国皇帝は鄧恢を呼び出し、朱衣衛が李同光を襲撃した件を問い詰めた。
如意は陳癸を襲撃した。
陳癸の反応から、如意は珠璣が迦陵の配下だと知った。
陳癸は第一皇子の命令で李同光を襲ったことを認めたが、北磐との結託と梧都支部のことは知らないと話し息絶えた。
楊盈は、梧国皇帝・楊行遠との面会を許された。
柴明らの汚名を晴らす詔を書いてほしいと頼んだが、楊行遠は安国から救い出されたら書くと話した。
如意は昭節皇后のお墓参りをした。
感想・考察
「2つの再会」というタイトルでした。
楊盈が楊行遠と再会し、如意が昭節皇后と再会しました。
この2つの再会を指しているのかなと思いました。
恐れていたような、寧遠舟が安国に潜入していた時に付き合ってた美女と再会するという話じゃなくて良かったです😌
安心しました。
そして李同光の秘密の部屋もちょっとだけ映りましたね。
想像していたようなストーカー感満載の部屋ではなくて安心しました。
朱衣衛と北磐の結託
安国皇帝「朱衣衛が北磐の者と結託したという件も調査せよ」
「一念関山」第23話より引用
これを聞いて、あれ?朱衣衛と北磐って結託してたっけ?と自分の記憶と違うように感じました。
そこで見返してきました。
如意「北磐の者は戦に乗じ状況を探りに来ては村で金品を奪うことを繰り返していた」
「一念関山」第21話より引用
…(中略)…
寧遠舟「(北磐の者は今回)密道に帰る途中朱衣衛と戦う長慶侯に出くわした。豪華な馬車や着飾った配下を見て収穫を期待し機に乗じたのだ」
李同光「だがそこに六道堂が駆けつけ退けば密道まで追われるゆえ死闘を尽くすに至った」
これが寧遠舟の推理で、李同光に伝えました。
朱衣衛と北磐は結託しているわけではなく、たまたま居合わせた北磐が金品目的で襲ってきたという形です。
なので、どこかで北磐と朱衣衛が結託したという風に誰かが話を変えたのだと思いました。
李同光が皇帝に報告するときだろうか?と思い、そちらも見てきました。
李同光が実際に北磐についてどのように報告したのかは、描かれていませんでした。
しかし、李同光は北磐について報告した後、朱衣衛に襲われたということを報告していました。
そのため、おそらく李同光が北磐と朱衣衛の結託という話をしたのではないと思われます。
ということは、皇帝が、鄧恢に話す際に、北磐と朱衣衛の結託という話を付け加えたのだろうと思われます。
鄧恢「朱衣衛に朝廷の重臣と結託する者がいたとしても北磐と内通はしないかと」
「一念関山」第23話より引用
と鄧恢は話しました。
その後皇帝の顔が意味深な感じで映されました。
これは、皇帝は鎌をかけて鄧恢を追及しようとしたけれど、鄧恢が「さすがにそれはないっす」みたいな感じで冷静に対応したため、皇帝はちょっと気まずいということなのかもしれないと思いました。
ただ、如意も
如意「なぜ北磐と組み長慶侯を狙った?」
「一念関山」第23話より引用
と陳癸を問い詰めているんですよね。
陳癸も北磐と結託してないと言ってましたので、この言葉は、朱衣衛と北磐が組んでいないということを確認するための言葉だと今のところは受け取っておこうと思います。
仕事が早い
楊盈が安国の宮城に呼び出され意地悪されている間に、如意は朱衣衛を探っていたみたいです。
そして翌日には、珠璣の主が迦陵だと知り、現左使を葬りました。
まだ安国についてたった3日目だと思われるのに仕事が早いです。
越三娘「あの方(任辛)に完遂できない任務はない。南平の信王や褚国の袁太后を殺めたあと、一月のうちに、鳳翔、定難、保勝3軍の節度使まで破った」
「一念関山」第4話より引用
ということで、もともと仕事が早いんですね。
今までも使節団と一緒に旅をしながら玉朗や珠璣たちを始末してきたわけで…。
改めて考えると如意はすごすぎます。
こんな人に守ってもらえる楊盈は本当に幸運ですね。
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