一念関山(いちねんかんざん) 第27話 作戦実行へ あらすじ
寧遠舟は李同光に、不安定な者は女子に忌避されると忠告した。
計画のためなら会うと如意に言われた李同光は上機嫌で帰った。
寧遠舟は、安国での任務中、誰かに自分の存在を覚えていてほしくて宝を隠していた。
その話をすると、如意も同じように考えたことがあると話した。
初月は街で買い物中、機嫌のいい李同光に出会い助けられた。
如意は李守基の義父汪国公を毒殺した。
李守基は李鎮業の仕業と考え証拠を捏造しようとした。
皇帝は激怒し李守基を左遷した。
李守基は、陶謂共々如意に葬られた。
如意は沙東部の紋章を残したので、李鎮業が疑われた。
安国皇帝は李鎮業の謀反の証拠をつかむよう鄧恢に命じ、梧国皇帝の身代金額を13万両に増やした。
感想・考察
寧遠舟「あいつには何度も煩わされたが、どうしても憎めない」
「一念関山」第27話より引用
ということで、楊盈を襲撃した李同光はちょっと水攻め🥰をされて叱られただけで済みました。
ホント、あの笑顔を見せられると、楊盈を本気でやろうとしていたのではないか?という疑いや、殺人未遂では?とか、怪我した人もいるでしょ?という気持ちも消えてしまうんですよね。
李同光は全てを浄化する笑顔を持ってます。
可愛い人って得だなと、改めて思いました😆
教えてくれなかった理由
ずっと引っかかっている疑問があります。
寧遠舟「私は以前安都に。朱衣衛の件で手伝えることがあれば言え」
「一念関山」第22話より引用
如意「安都ではどんな任務に就いてたの?」
この如意の質問に、寧遠舟は答えてくれず、如意は楊盈を使って他の皆にも聞いて回ったのですが、誰も教えてくれませんでした。
24話で、員外官という身分で活動していたことが判明し、だったら別に教えてくれても良かったんじゃ?と思い、教えてくれなかったのがなぜなのか、ずっと気になってました。
もしかしたら女がらみではないかと警戒していたのですが、そうではないかもしれないと、今回思いました。
寧遠舟「その時私はまだ地獄道の都尉だった。我々は朱衣衛の手だれによる襲撃を受けてひどい損害を被った。私も命を失いかけた」
「一念関山」第27話より引用
という話を、寧遠舟は如意にしました。
こういう苦い思い出があり、カッコいい話ができないから、言葉を濁したのではないか、と思いました。
他のみんなも寧遠舟が死にかけたことを知っているので、武勇伝ではないし話さなかったのかなと思いました。
好きな人(如意)には、かっこ悪い話はしたくなかったのかな、と。
今回、結局話しましたけどね。
始動
「作戦実行へ」というタイトルだったので、梧国皇帝を助けに行くという犠牲者がたくさん出る作戦が実行に移されるのではないかとヒヤヒヤしていましたが、そうではありませんでした。
寧遠舟「皇位継承の件については、六道堂が手を下せば皇子2人は共倒れだ。その時こそ、お前が宰相となる絶好の機会だぞ。つまり全ては幼い第三皇子を擁立するためだ」
「一念関山」第21話より引用
…(中略)…
李同光「私に実権を握らせ皇帝を救いたいだけだろ?」
寧遠舟「ご名答」
この作戦でした。
当初は、六道堂にとっては、この作戦により梧国皇帝を救い出し安国との和平を築けるというメリット、李同光には宰相になれるというメリット、平和が戻るというメリットがありました。
その後、李守基(第1皇子)と李鎮業(第2皇子)、安国皇帝も昭節皇后を死に追いやるのに一役買ったと判明し、皇子を共倒れにすることは、如意の敵討ちにもなりました。
六道堂、李同光、如意、三者全ての利害が一致し、李守基は葬られました。
そして李鎮業はその犯人として安国皇帝に調査されることになりました。
やると決めてから実際にやるまでがすごく早いです。
如意は前回デスノートに河東王(李守基・第1皇子)と汪国公の名を書き込んだばかりですが、もう実行しました。
本当に仕事が早い!
ついに
ついに李同光と初月がちょっといい感じに!!
如意と会えることになり、機嫌がいい李同光は初月だけでなく、朱殷や料理人全員にやさしかったです。
これまで何度も朱殷がとばっちりを受けているのを見てきた身としては、如意が李同光の側にいてくれることを朱殷たちが望み始めるのではないかと思いました😂
いつも李同光の機嫌がこんななら、絶対働きやすいですよね。
寧遠舟「不安定な奴は好まれない」
「一念関山」第27話より引用
とお説教設けましたし、ぜひ、ずっとこの感じで初月や使用人のみんなに接してあげてほしいです!
よろしくお願いします!
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