一念関山(いちねんかんざん) 第38話 玉座の下の毒蛇 あらすじ
北磐投降の儀式で、爆弾が爆発し、楊行遠と沙西王(初月の父)が亡くなった。
皇后簫姸の推薦で丹陽王が帝位を継ぐことに決まった。
英王は、丹陽王に危害を加え、簫妍に薬を盛った。
左賢王に爆弾を送ったのも英王だった。
死にゆく簫姸に英王は罪を告白した。
しかし、全ては寧遠舟が仕組んだものであり、丹陽王は助けられ、簫姸もお腹の子も無事だった。
如意は英王を殺した。
寧遠舟は楊行遠から2つの遺詔を預かっていた。
丹陽王を後継者に指名するものと、お腹の子を後継者に指名するもの。
寧遠舟は丹陽王を指名するものを遺詔として差し出した。
北磐の狼主が合県へ出陣してくる。
丹陽王は自ら兵を率い合県へ向かうことを決めた。
感想・考察
「玉座の下の毒蛇」というタイトルでした。
安国にまだ何かがあるのだろうかと 先週は まず考えましたが、梧国の話でしたね。
安国を出る時に重傷を負い銭昭に命をつなぎ留められた皇帝・楊行遠は、その後銭昭に殺されそうになりつつも生き延び、合県を守り抜きました。
しかし爆弾であっけなく亡くなってしまいました。
ノーマークだった英王が黒幕で、丹陽王も簫姸もやられてしまい…という展開は熱かったです。
寧遠舟と如意が来ていたおかげであっけなく倒されてしまいましたが。
英王
英王は、2話に出てきていました。
李同光「皇帝の迎えに遣わす使者は皇子に限る」
「一念関山」第2話より引用
という条件を突き付けられた時、丹陽王は
丹陽王「狙いは私だな。…(中略)…仮に安国が陛下と私を解放せぬ場合は皇后の子が即位することになる。幼君が統べる貧国などすぐに滅びよう」
「一念関山」第2話より引用
と言っていました。
英王は自分が使者になると言い出しますが、足が悪いうえ、その原因は簫姸を助けたことということで、簫姸も反対しました。
それで結局楊盈が立候補するという流れになりました。
英王「私は最も高貴な母から生まれ才能は兄たちの10倍はある。だが8歳の時、落水したお前を助けたせいで足が不自由になり一生皇位とは無縁に。私に借りがあるのになぜ私ではなく身分が低い丹陽王を推挙した」
「一念関山」第38話より引用
これが英王の語った動機でした。
2話の時も今回も思いましたが、丹陽王も簫妍も、最初から英王を皇族男子の数に入れていないように見えました。
確かに英王は脚が悪いから使者には向かないかもしれません。大変ですからね。
でも、例えば丹陽王が留守の間を任せることはできるのかもしれません。
ところが、丹陽王には最初から英王に任せるという考えすらなさそうでした。
今回も、皇位を継ぐのは誰かという話になった時、丹陽王かお腹の子かの2択で、英王は蚊帳の外でした。
本人は自分はすごいと思っているのに、数のうちに入れて すら もらえないというのは結構つらいですよね。
そして多分丹陽王も、章崧も、簫姸も、自分たちが英王を数に入れていないことに気づいていないんですよね。
無意識のうちに無視している。
それに対する復讐のために22歳は頑張ったのかなと思いました。
結局寧遠舟と如意にいろいろバレてしまったので あっけなく悪事は露見してしまいました。
ちょっとジョーカーっぽい話だったのかなと思いました。
英王の話は映画化できそうですね😺
合県
ナレーション「北磐の精鋭5000人が天門関を南下し…(中略)…合県の守兵800人と梧国皇帝の一行を包囲した」
「一念関山」第35話より引用
35話で出張ってきたのが右賢王で、孫朗に倒されました。
楊盈「六道堂によると北磐は巻き返しを図り総勢5万人の兵を派遣したと」
「一念関山」第37話より引用
ということで、左賢王が率いてきたのは右賢王の10倍だと思われます。
これを梧国と安国の連合軍で撃退しましたが、英王のせいで梧国皇帝と沙西王が亡くなりました。
丹陽王「狼主は左賢王が死んでも猛攻撃をかけてくるはず」
「一念関山」第38話より引用
5000、5万以上の総攻撃が仕掛けられそうな予感です。
ということで、ラスボスは狼主になりそうな予感!?
来週はついに最終回ですね。
次回第39話は「総力戦」ということで、まさに 北磐 vs 梧国安国連合軍 の戦いになりそうです。
最終回第40話は「最強の刺客」というタイトルです。
寧遠舟と如意、2人の話ということでしょうか?
そういえば、于十三は沙西王から初月へ物を託されましたよね。
2人の仲が進展したりなんかして!?
もう誰も巾着の中に名札を入れてほしくありませんので、そこはお願いしたいです。
そして誰もいなくなったエンドだけは勘弁してください。
よろしくお願いいたします🙇♀️🙇♀️🙇♀️
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