一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love- 第4話 不安定な使節団 ネタバレあらすじと感想・考察

一念関山 第4話 不安定な使節団 一念関山

一念関山(いちねんかんざん) 第4話 不安定な使節団 あらすじ

如意ルーイーは数年前に殺された恩人について調べてほしいと寧遠舟ニン・ユエンジョウに頼んだが、寧遠舟ニン・ユエンジョウは断り2人は別れた。

あん国皇帝の妃・チュー貴妃は李同光リー・トングアンと恋仲(?)で、2人は戦いのない世を目指していた。

国皇帝を捕虜にした李同光リー・トングアンの出自を、第1皇子・李守基リー・ショウジー、第2皇子・李鎮業リー・ジェンイエは怪しみ蔑んでいた。

如意ルーイーユエを倒し玲瓏リンロンの敵を討った。
ユエは本部の指示だと言い残した。

如意ルーイーの本当の名は任辛レン・シン
皇帝から左使さしという称号を授けられた伝説の刺客だったが、5年前昭節しょうせつ皇后を殺し自焚したとされていた。

寧遠舟ニン・ユエンジョウ如意ルーイー楊盈ヤン・インの教育係にスカウトした。

李同光リー・トングアンチュー貴妃との密会を かつて自分に仕えていた琉璃リウリーに見られてしまい…?

感想・考察

如意ルーイーの正体が明かされて、スパイシーなあん国の宮廷事情も明かされてと、盛りだくさんな回でした。

あん国の宮廷は曲者揃いという感じでしたが、今回気になってしまったのはやっぱりチュー貴妃と李同光リー・トングアンです。
貴妃なのにイケメン将軍と不倫してるとか、ハラハラです。
見てるこっちの胃が痛くなりそう。

チュー貴妃は李同光リー・トングアンに対して好き好きアピールしてますが、李同光リー・トングアンからは情熱のようなものが感じられず、もしかしたらチュー貴妃は利用されているだけなんじゃ?という懸念があります。
数か月ぶりに会ったとは思えない冷静さでしたよね?

自分は女子に興味はないのだろうかと悩んでいた時期に、チュー貴妃に迫られて試しに付き合ってみたけれど、やっぱり興味が持てない。しかし一応チュー貴妃のことを思いやる気持ちはあるし、利用していて後ろめたい気持ちもあるので優しくしたい、みたいな感じかしら、というところまで想像しちゃいましたよ、こっちは!

でも、高ぶる思いを水に浸かったりすることで落ち着かせて基本はクールでいたい、みたいな人のようにも思えるので、チュー貴妃が貴妃でいるうちは(皇帝が生きているうちは)我慢しようと頑張っているんだと思うことにしました。

あん国皇帝は2人の不倫のことなんてとっくに知ってて泳がせてるだけなんじゃ?と思ってしまうくらいの皇帝の曲者描写もあり、気が抜けません。

どうやら李同光リー・トングアン如意ルーイー(と今後も呼んでいいんでしょうか?)の弟子らしく、出生の秘密も抱えていたりするみたいです。
貴妃と不倫・如意ルーイーの弟子・出生の秘密、と設定がたくさん李同光リー・トングアンには盛り込まれています。
重要キャラっぽいですから、これからもがっつり物語に絡んでくることになりそうですね。

楊盈は鄭青雲に嫁げるのか

前回は公式に男の子(第4皇子)になってしまった楊盈ヤン・イン鄭青雲ジョン・チンユンと結婚できるのだろうかと心配しましたが、今回は形式的なことではなく、心理的なことが気になりました!
というのも、今回、突然寧遠舟ニン・ユエンジョウからテストを出題され あわあわしてしまった楊盈ヤン・インに、元禄ユエン・ルー君が助け舟を出しました。

その時、素敵なピアノの音色が響いたんですよね。
あの音色、聞き逃しませんでしたよ!?
恋が始まる予兆の音色なのでは!?と勘ぐってしまうくらい素敵な音色でした。

もしかしたら、今後、元禄ユエン・ルー楊盈ヤン・インが両想いになってしまい、国で待っている鄭青雲ジョン・チンユンが涙目になってしまうという展開もあるのでは!?
どうなんでしょうね!

親王は何人も奥さんを娶れますから、その中の2人がたまたま男だったとしてもOKでしょうか?

如意の正体

もっと引っ張るのかなと思っていましたが、割とあっさりと如意ルーイーの正体が明かされました。
すごい人なんだろうなぁと思っていましたが、想像以上にすごい人でした。

称号を持つ、伝説の刺客!

カッコいいですね。
その伝説の人が、突然5年前にチュー貴妃の従姉である昭節しょうせつ皇后を殺したということです。

如意ルーイー「私は何者でもなく幽霊も同然よ」(1話)
如意ルーイー「私は死んだの」(4話)

「一念関山」より引用

この2つのセリフは、5年前に任辛レン・シンが死んだことになっていることを意味していたんですね。

しかし、それまであん国のために戦ってきた任辛レン・シンは、なぜ突然皇后を殺したんでしょうか?
皇帝は大人の息子が2人いる年齢ですが、チュー貴妃は若い感じでした。
そのチュー貴妃の従姉ですから、昭節しょうせつ皇后も若い皇后だったんでしょうか?

任辛レン・シンと同じくらいの年の皇后だったんでしょうか?
この皇后殺しは本当に任辛レン・シンがやったのか、いったい何のために?というのが1つの謎になりそうですね。

さらに如意ルーイーは、こんなことも言っていました。

如意ルーイー「数年前に私の大切な人が突然殺され、結局下手人が誰か分からぬままなの。敵を討ちたい」

「一念関山」第4話より引用

数年前に殺された大切な人とは誰なんでしょうか?

その時は既に任辛レン・シンではなくなっていましたから、玲瓏リンロンのように弱いふりをしている如意ルーイーを助けてくれた人なんでしょうか?
寧遠舟ニン・ユエンジョウが頼みを聞いてくれていたら、誰なのか分かってでしょうが、頼みを聞いてくれないから分かりませんでした。

今回、ユエを倒しましたが、本当の黒幕はもっと上の方にいるということで、もしかしたら5年前の昭節しょうせつ皇后の事件も、数年前の事件も、今回の事件も全部同じ人が黒幕ということもあるかもしれない、と思いました。

今のところ、分かっている如意の歴史をまとめておきました。

使節団の一員としてあん国に入国する如意ルーイーがこれからどんな活躍をするのか、すごく楽しみです。

来週は第5話「心に決めた的」第6話「復讐の足跡」です。

5話で復讐するターゲットを決めて、6話で復讐のため動き出す、ということでしょうか?
つまり5話で数年前の事件の犯人、あるいは今回の事件の黒幕の正体が明らかになるということ!?
そうだとすると、すっごくスピーディーですね。

最終回近くに黒幕の正体が明らかになるのかな、なんて思っていましたが思っていたよりもずっと早そうな予感?
つまり、それだけたくさん色々なことが起こるということですよね。

なんだかとても楽しみなドラマになりそうです!

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