一念関山(いちねんかんざん) 第8話 仲間たちと共に あらすじ
騙されたと気づき追ってくる周健の軍1000に対し、寧遠舟ら使節団は60名しかいない。
戦いは避けられそうになかった。
如意は仲間として一緒に戦いたいと志願し、周健の暗殺を任された。
周健の軍は道々数を減らされ、トラップの仕掛けられた戦場に導かれ攻撃を受けた。
しかし数が違いすぎ、使節団は劣勢だった。
周健を倒すため、如意は決死の覚悟で崖上を目指した。
止める寧遠舟に如意は、行かせてくれれば子は諦めると話した。
無事に周健を捕らえることに成功し、使節団は勝った。
無理をしたことで病弱な元禄は倒れ、容体が急変した。
生薬である蛇を捕まえるため如意は山へ向かった。
けがをしているのに出かけた如意を心配し、寧遠舟は後を追った。
如意は約束を守り子のことで寧遠舟を困らせないと話した。
元禄の容体は回復した。
感想・考察
6話で皇宮の外の現実を突きつけられ覚悟を決めた楊盈は如意から手ほどきを受け始めました。
でもまだ甘い部分があり、
楊盈「如意さんは遠舟さんと同じで私に厳しいことを言って脅かしてるだけよ」
「一念関山」第7話より引用
と言い、如意に怖さを思い知らされてました。
しかし今回は、本当に怖いことが置き、人の死を目の前で見た楊盈です。
しかも彼らが死んだのは、楊盈が狙われたからで、いわば亡くなった人たちは楊盈の身代わりに死んだようなもの。
冷遇され誰にも敬われず育ったとはいえ、庶民よりはずっと恵まれており命の心配をせずに育った楊盈が、使節団と一緒に冒険することでどんな風に変わるのか、楽しみですね。
諦めちゃうの?
如意「(如意の作戦に)同意してくれたらあなたとの子は諦める」
「一念関山」第8話より引用
このセリフを聞いた時、嘘だろうと思いました。
寧遠舟「お前の願いはかなえてやる。だが解毒薬をのんでからだ。約束する」(5話)
「一念関山」第5,6話より引用
↓
寧遠舟「すまないがさっき同意した件は取り消す」(6話)
というパターンがあったので、この流れだろうと思っていました。しかし、
如意「”同意してくれたらあなたとの子は諦める”約束は守るわ。…(中略)…あなたの言うとおり男なら他にもいる」
「一念関山」第8話より引用
などと如意は言い出し…。
えええええ😱
諦めないで、お願い。
諦めたらそこで試合終了だよ。
しかし最後の如意の表情に救われました。
”元禄は如意から花束をプレゼントされたのに、自分は髪についてたこんな小さな花…しかもこの花だって贈られたわけじゃないし…”みたいな感じで、花を見ながらしょんぼりしている寧遠舟。
その姿を鏡で盗み見る如意の表情は「計算通り」と言っていました。
なるほどね。
今まで押せ押せで頑張ってきたけれど、それで相手が押し倒されなかったから、引くことにしたということですね。
駆け引きの一貫、ということですね!?
あの戦場での生死をかけた場面で、恋愛の駆け引きを始めていただなんて。
すごすぎる!
キャー如意様ステキ😍
その調子で頑張って。と、如意の計算高さにメロメロになってしまいました。
今回の如意
寧遠舟「十三たちが戻ったら今後の計画を話し合おう」
「一念関山」第7話より引用
如意「私も一緒に?」
寧遠舟「ああ お前も仲間だからな」
寧遠舟は如意を仲間扱いし、于十三などから寧遠舟の人柄を聞いたり、如意に不快な思いをさせないよう部下を叱る寧遠舟の姿を見て、如意も仲間に加わってみようと思ったみたいです。
如意「言ったわよね?我らは仲間だと」
「一念関山」第8話より引用
このシーン、かっこよかったです!
もともと勇者パーティーだったのに、安国の最強暗殺者如意が加わるなんて鬼に金棒です。
寧遠舟を落とすためには相手を知る必要がありますし、周囲は2人をくっつけようとしているので色々教えてくれます。
一緒に行動していますから、知る機会は多いです。
如意も少しずつ変わっている気がします。
ほんとこれ、最終回のあたりの如意はどんな感じになっているんでしょうか?
全身全霊で寧遠舟を愛してたりするんでしょうか?
来週は第9話「勝利の宴」、第10話「思慕と疑念」です。
今回周健の軍に勝ち、元禄君の容体も回復したということで、使節団の人たちが宴を開くということでしょうか?
9話はそんな感じだとして、10話の「思慕と疑念」というのが謎です。
これは使節団の話ではなくて安国の話とかでしょうか?
9話はお気楽そうなタイトルですが、10話はやや不穏なタイトルです。
どんな話になるかわかりませんが、1週間楽しみに間違いと思います。
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