一念関山(いちねんかんざん) 第9話 勝利の宴 あらすじ
新しく朱衣衛の指揮使となった鄧恢は使節団について調べるよう命を出した。
朱衣衛右使の迦陵は任辛と如意が同一人物であるとの報告を受けたが、信じなかった。
越三娘に異変が起きたと思われる現場は爆破されていた。
迦陵は褚国の不良人が犯人だと考えた。
李守基は初貴妃と李同光の関係を調べさせた。
元禄は如意に”健気に尽くし続ける”という寧遠舟攻略法を伝授し、如意はすぐに実行に移した。
如意が踊るのを見た銭昭は如意に疑念を抱いた。
安国皇帝は初貴妃の姪・初月と李同光の婚姻を決めた。
初月を第二皇子に嫁がせたい一族は、李同光の後ろ盾とはならず李同光に出世の道は望めないだろうと初貴妃は悲しんだ。
感想・考察
案の定、如意は寧遠舟のことを諦めていませんでした。
良かったです。
如意は 押せ押せ作戦 から 嫉妬させる作戦 に移行しましたが、すぐに元禄君からダメ出しが入りました。
そして正しい(?)攻略法を教えてくれました。
元禄君、ありがとう。
しかし、元禄君のセリフで1つ気になったことがあります。
元禄「兄貴を妬かせたいんでしょ?…(中略)…兄貴はこの手に慣れっこだ」
「一念関山」第9話より引用
このセリフです!
慣れっこってどういうこと!?
寧遠舟は、恋愛関係になった女性に嫉妬させられることに慣れっこということでしょうか?
寧遠舟って元カノがたくさんいるんでしょうか?
だって、全然好きじゃない人には嫉妬しないですよね。
だからある程度好意を持たれていないと、嫉妬作戦は使えないと思うのです。
これ、伝わるでしょうか?私がおかしい?
…少し考えた結果、如意の嫉妬作戦は効果あったと、視聴者目線では思いました。
しかし元禄君がその作戦は全然ダメだと言っていたのは、もしかしたら、元禄君が今まで見てきた女性たちは寧遠舟に好意を1つも持たれていなかったからではないでしょうか?
多分そうですよね。
元禄君は、如意みたいに寧遠舟にアプローチする女性をたくさん見てきて、だけど、他の女性たちにはそもそも寧遠舟は好意を抱かなかった、だから最初の作戦がだめだと判断した女性たちが嫉妬作戦に移行しても、当然効果はなかった、ということではないでしょうか。
きっとそうですよね。
そう思うことにしました。
(寧遠舟にたくさん元カノがいたとは思いたくないため。)
不良
寧遠舟「使節団にはお前(如意)を六道堂の緹騎だと紹介し、十三たちには褚国の不良人だと」
「一念関山」第5話より引用
という話がありました。
如意は勇者パーティーの人たちには不良人だと紹介されてあるわけですが、私はこの不良人というのを、不良の人(!?)だと思っていました。
浪人みたいなね?
褚国出身のアウトローみたいな感じかと思っていました。
けれど、今回見た感じ、どうやら不良人というのは、褚国の諜報機関とか、そういう感じみたいですね。
梧国には六道堂があり、安国には朱衣衛がある、その褚国版が不良人のようだと、今回思いました。
4話で如意が倒した越三娘は行方不明になっており、玉朗は魚のえさになっていたそうです。
その報告を受けた迦陵は褚国の不良人が犯人だろうと推理していました。
4話を見返してきたところ、元禄君と寧遠舟が助太刀に来たので、爆破があったのは元禄君が関わったからなんですよね。
越三娘の亡骸を如意があの後どうしたのかはわかりません。
もしかして越三娘は生きていて、自分でどこかへ行ったんでしょうか?
でも如意は生かさないのではないかという気もします。
ということで、可能性は3つ。
1.越三娘は一命をとりとめ、どこかへ行った。
2.如意は越三娘の亡骸を見つからないように処理した。
3. 何者か(褚国の不良人!?)が越三娘の亡骸を処理した。
一体何が起きているんでしょうか?
如意が玉朗に復讐を果たしたのは6話でした。
如意は玉朗の遺体を窓から投げ捨ててました。
音を聞いた感じ、あの窓の下が川か何かになっていたようです。
だから玉朗は魚のえさになっていたんですね。
玉朗については解決しましたが、越三娘については謎が残りました。
安国宮廷事情
初貴妃が複雑な表情で李同光を見つめているのを、第1皇子李守基に見つかり、疑念を持たれてしまいました。
大丈夫だろうか、バレないだろうかとハラハラしていたら、なんと、李同光の結婚が決まってしまいました。
相手は初貴妃の姪っ子でした。
初貴妃は結婚が決まったことを悲しむのではなく、この結婚が李同光のためにならないことを悲しんでいました。
自分は貴妃だからそのことを突っ込めないという理由はあるのでしょう。
好きな人の結婚が決まったことには嘆かず、この結婚が宰相を目指す李同光のためにならないことを嘆いているのが、なんだか悲しかったです。
自分が利用されていることを自覚しているみたいですし。
そのことも悲しかったです。
疑念つながりで、如意の踊りを見た銭昭のシーンで不穏な音が流れました。
気になるので、続きを見てきます!
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