星漢燦爛(せいかんさんらん)#2 したたかな母上 あらすじ
程家では、董倉管が凌不疑に捕らえられたことを巡り、騒動が起きていた。
老夫人と葛氏は程始に助けを懇願するが、程始と簫元漪は不正を働いた身内は庇えないと断った。
四娘子は仮病を使い、両親の同情を誘おうとする。
父親は心配するが、母親の簫元漪は、葛氏の甥が蜂に刺させた一件も、今回の仮病もすべて四娘子の企みだと見抜いていた。
四娘子は、董倉管の不正の証拠を凌不疑に送り、逮捕に貢献した。
皇帝の義子であり、鉄面閻魔と呼ばれる凌不疑の威圧に屈した董倉管は全てを白状した。
簫元漪は老夫人の信頼する者に、不正により程始が負傷した過去を語らせ、董夫人との縁を切らせた。
これには程少商が仕込んだ道士の予言も功を奏した。
簫元漪は、娘の悪知恵を正し、教養を身につけさせようと決意。
彼女に「礼記」を書き写すよう命じる。
しかし程少商は、両親との溝を感じるのだった。
感想
兵器着服っていったいどういうことなのか、1話ではよくわかりませんでしたが、正規に配備された武器を売り粗悪なものと交換するという不正のようです。
粗悪な武器は敵と対峙した時に折れたりする。
程始もそのせいで怪我をしました。
兵器着服は、戦場で戦う人にとっては、命を売り渡されるのと同じくらい罪深い行為だと感じました。
戦場で戦ってきた凌不疑はそのことをよくわかっているから、兵器着服について調査を継続したのでしょう。
凌不疑は将軍職だけでなく、廷尉獄も預かっているようで、鉄面閻魔と言われ恐れられていました。
中国ドラマを見ていると、色々な拷問に詳しくなれそうだと気付きました。
今回新しく知ったのは臏刑(ひざの骨に刀を差し込んでグリグリ)と、灌鉛の刑(目をえぐり溶けた鉛を流す)です。
聞いただけで恐ろしい、というか生きてられるの!?
生きてられるとして、話せるの?と怖ろしくなります。
獄囚だちのうめき声を聞き続け、凌不疑に嘘は通じないといわれた董倉管は、すぐに自分の罪を告白しました。
董倉管を匿っていた李老婢は葛氏に仕えていたようです。
証拠が出た”葛氏布荘”は、その名前からも葛氏が関わっていそうです。
そして葛氏は話し合いの際、董倉管を助けたい側でした。
葛氏、董倉管と李老婢の3人は結託してそうですね。
「したたかな母上」というタイトル通り、簫元漪が無双していました。
15年間離れて暮らし育てられていないとしても、確かに四娘子はこの2人の娘なんだな、と見ていて思いました。
祖母、そして父親からは芝居体質を受け継ぎ、母親からは策士体質を受け継いでいます。
葛氏たちから虐げられて育ったとしても、四娘子は決してやられっぱなしではなかったことが、蜂に刺された甥っ子の話からも伺えました。
とはいえ、養われる側ですから、食事を抜かれ寒い地方に追いやられ、しなくていい苦労はしてますね。
でも、そんな日々が四娘子の牙を研ぐのに一役買ったのは間違いないと思いました。
娘の本性を見抜いた簫元漪は、娘の性根を叩き直し躾けることを決意しました。
程始は、娘の本性を知っても動じず気長に構える気のようです。
簫元漪「天下に君姑に勝てぬ妻などいない。夫が手を差し伸べるかどうかだけ」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#2より引用
というセリフがありましたが、程始が程老夫人や葛氏の味方をしていれば、全く違う話になっていましたよね。
見ている方としてもストレスがすごかったと思います。
程始は正義の人で、話の分かる人で、妻に味方してくれる人。
このドラマを楽しく見られているのは、程始のおかげな部分が大きいと思いました。


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