星漢燦爛(せいかんさんらん)#46 疑念 あらすじ
程家の人々も程始も曲陵候府に戻された。
楼垚は驊県に赴任し、延姫は入水した。
四娘子は崔祐から、凌不疑と霍無傷は、凌益も間違うほどそっくりだったこと、霍無傷は杏仁にアレルギーがあったことなどを聞いた。
凌不疑は杏仁を食べたせいで熱と発疹が出た。
孤城の戦いの最中乾安王が死ねば、副将である自分が昇進できると考え乾安王を殺したと、彭坤は語った。
凌益の関与については口をつぐんだ。
四娘子は凌不疑は霍無傷なのではないかと考えていた。
凌不疑は朗らかな子で、霍無傷は寡黙で大人びていたと皇后は語った。
王姈は彭坤の助命を四娘子に頼んだ。
彭坤に大切にされた王姈は、自分の命を彭坤に捧げると誓っていた。
しかし四娘子は、彭坤の行ったことを考えれば力になれないと断った。
感想・考察
楼犇の計画が露見し、事後処理の回でした。
程始は無事に見つかり帰ってきました。
信じていた楼犇に言いくるめられ、程始は小屋に身を隠していたそうです。
ずっと小屋にいた程始を想像すると間抜けに感じますが、私も楼犇は信じちゃうと思うので、責められないと思いました🐱
楼夫人は楼太傅から楼犇の出世を阻んだ罪を擦り付けられ実家に帰されたということで、楼太傅の好感度がさらに下がりました。
延姫は夫の後を追ってしまいました。子供がいたのに😭
もしも前回、延姫が宴席の場で楼犇に子供ができたことを伝えていたら、楼犇は筋書きを変えたでしょうか?
延姫「客が帰ったらいい知らせがあるの」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#45より引用
楼犇「知らせ?」
延姫「今は聞かないで二重のお祝い事よ」
という場面がありました。
この時の延姫は幸せそうでした。
延姫は宴の後に言おうとしていましたが、捕縛隊が宴に乱入してしまったという形で言えなくなっていたのです。
延姫が子供のことを言ったのは、楼犇が死んでしまってからでした。
もっと早く言ってたら生存ルートもあった?
もう、どうしてこんなことになってしまったの😭
楼縭がどうなったのか気になりましたが、語られませんでした。
楼夫人の実家に一緒に行ったでしょうか?
出てきませんでしたが、楼垚たちの馬車の中にいたでしょうか?
疑念
しんみりと楼垚たちを見送った後、衝撃の展開でした。
今回のタイトル、「疑念」。
タイトルを見たときは凌益と孤城の件かな?と思ったんです。
でも全然違いました。
凌不疑が霍無傷かもしれない、という疑念でした!
なんだってー!
崔祐の語る、幼い頃の凌不疑は物静かで理に明るく書や習字を好んだ。
霍無傷は、腕白で駆け回り高くまで木に登るのを好む。
マーカーを引いた部分については、崔祐はどっちがどっちとは言っていないのですが、直後に霍無傷が木に登って杏仁を採ってやったという話をしていたので、腕白な方が霍無傷なのかな、と思いました。
もしも腕白な方が凌不疑なら、自分で杏仁を採りますよね。
皇后の語る幼い頃の凌不疑は朗らかな子。
霍無傷は寡黙で大人びていた。
皇后は前置きとして、どうとでも語れると言っていましたが、崔祐の話す2人の像とはかなり違う印象、崔祐の語る2人の像とは逆の印象を受けました。
大人の前で子供がどんな様子かは変わるでしょうが、全く別人のようですね。
アレルギーについては、大人になってから発症するということもあると思うので、それだけで判断できないとは思いつつ、でも今の凌不疑には杏仁アレルギーがあることが確かで、霍無傷にも杏仁アレルギーがあったことを考えると、凌不疑は本当は霍無傷なのではないか、と考えてしまいます。
凌不疑が城陽侯府に寄り付かないのは、霍君華に対する凌益の仕打ちもありますが、凌益に正体がバレる可能性を少しでも減らすため、という気持ちもあるのでは!?
なんて考えてしまいました。
孤城の件を自分で調べるのにこだわるのも、父や家族の敵だからと考えれば、母の一族の敵だからというより、より説得力が出る気がします。
ただ、謎なのは、仮に凌不疑の正体が霍無傷だとして、なぜそのことを凌不疑は隠す必要があったのか、ということです。
霍君華は、「甥っ子と2人生き残ったので2人で帰ってきました」と言えばよかったですよね。
なぜ甥っ子に息子の名を名乗らせる必要があったの?
もしかして、孤城の件の黒幕は霍家に恨みを持つ者だったのでしょうか?
霍君華と凌不疑が生き残ったのは、2人が霍家から出て凌家の者だったから、とかでしょうか。
本物の凌不疑は、孤城のどさくさで先に死んでしまった。
敵が”霍君華と凌不疑は助ける”と言ったため、霍君華は霍無傷を息子の凌不疑と偽り一緒に逃げ延びた、とか?
霍家の生き残りがいると知れたら、霍無傷の命が危ないから、そのことをかくしてるんでしょうか?
それとも凌不疑が亡くなったことで霍君華の精神が危なくなり、霍無傷が凌不疑のフリをして霍君華の心を慰めていたけれど、都に帰って凌益の裏切りを知った霍君華は病んでしまった、とかでしょうか?
ここへきて、こんなに大きな疑惑が出てくるとは思わなかったので、びっくりしています。
めちゃくちゃ面白いです!
王姈の事情
待望の王姈が出てきて、色々教えてくれました。
どうしようもない家に生まれて、誰にも顧みられずに育った王姈が、彭坤に真心で接してもらいすっかり好きになってしまったことが語られました。
43話で凌不疑が彭坤の寝所に忍び込んだとき、王姈が「あなた」と彭坤に呼びかけ様子を見に来ました。
あれだけ嫌がってた割には幸せそうにやってる王姈に驚きましたが、その理由はこういうことだったんですね。
王姈は、やっと自分のことを想ってくれる人に出会えたのに、その人が謀反を起こしてしまいました。
彭坤のしたことは九族皆殺しに相当することで、助けてと言われても四娘子にどうすることもできず、凌不疑の孤城の件に対する想いを知れば、私刑をやめろとも言えない。
四娘子は王姈の頼みを断りました。
王姈は、密偵を放ち色々な情報を仕入れていた彭坤から、凌不疑のことについていろいろ聞いているみたいですね。
王姈の口から、次回どんなことが語られるのか、本当に楽しみです。
次回のタイトルは「歯形の誓い」。
ミステリー劇場などを見ていると、歯型によっても身元の特定をできる、というのが出てきます。
歯形によって今現在凌不疑と名乗っている人物が本当は誰なのか、それが明かされるのでしょうか?
気になりすぎます。


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