星漢燦爛(せいかんさんらん)#48 宿願、ここの果たせり あらすじ
凌益は、霍君華という毒婦が亡くなったので凌不疑との不仲は解消されると考えていた。
皇帝の許可で、数日後に四娘子と凌不疑は婚礼を挙げる。
長秋宮から出立する時、凌不疑が会いに来た。
話があるのではないか、と四娘子は尋ねたが、凌不疑は何も言わなかった。
凌不疑は凌益の誕辰宴にやって来た。
礼品として用意したのは廷尉獄裏庭の花職人の首と、三万銭だった。
凌益は花職人に命じ、独房内に花びらを吹き散らさせたのだ。
凌一族と、凌不疑の連れてきた兵とで、斬り合いになり、城陽侯府は血で染まった。
凌不疑は、凌益を叔父と呼んだ。
そして霍翀を凌益が殺したことも知っていると言った。
自分は霍無傷だと言いながら、凌不疑は凌益にとどめを刺した。
淳于氏は隠れてすべて見ていた。
その場に四娘子が到着し…?
感想・考察
凌益がどんな人なのか、今まで明かされませんでした。 淳于氏がどんな人かは出てきてましたが、凌益の性格は分かりませんでした。
霍君華の話に出てきたくらいでしょうか。
最初は無名の輩が身の程知らずにも霍家の娘に求婚したことに対して「懲らしめてやる」と言って殴りつけていました。(25話)
そして33話で霍君華は凌益の顔が好きだったということが明かされました😆。
そんな感じで、最初は霍君華に全く相手にされていなかった凌益が、最終的には霍君華のハートを射止め、結婚したわけです。
霍君華のような、手も出るタイプの気の強い女性に求婚し続けた凌益は、よっぽどのえむの人なのだろう、なんて思っていましたが、今回の冒頭を見た感じ、単に霍君華が霍家の娘だから求婚してただけのように感じました。
出世のため、という感じです。
霍君華のことを悪く言っていたのには、やっぱりね、という気持ちと共に残念な気持ちになりました。
淳于氏に暴力を振るいひどい言葉を言っていた時には、うわっとなりました。
こういう人だったんですね。
でも、このことがあって淳于氏はついに凌益を見限ることにしたみたいです。
淳于氏が流産していたことは初耳!と思ったのですが、見返していたら24話ですでに出てきていました。
人間って忘れる生き物ですね。 自分が怖いです。
結婚
今を逃して喪中に入ってしまえば、成婚は3年後になるらしく、それを待てない皇帝は法要中の婚礼を許しました。
四娘子と凌不疑は数日後、結婚することに。
…ということは、四娘子より先に結婚すると言っていた袁善見はすでに結婚したんでしょうか?
そのことが気になりました。
凌不疑は長秋宮から曲陵候府まで送ると言って会いに来ました。
その後のことを考えると、凌不疑は自分の死を覚悟していたでしょうから、あの場面は最後の別れのつもりで四娘子の顔を見に行ったのかな、と思いました。
四娘子は凌不疑に話があるのではないか、と尋ねましたが、凌不疑は何も言ってくれませんでした。
凌不疑の正体にほぼ思い当っている四娘子としては、凌不疑が言えるよう、今までお膳立てして来たつもりです。
歯形の誓いだってそうですし、何があっても味方だと言い続けてきました。
でも凌不疑は言ってくれませんでした。
言おうとしていたのに、言ってくれなくなった。
なぜなのか、前回から気になっていました。
見守っていたら、とんでもないことが起こりました。
凌不疑「いつか私が驚天動地の挙に出ても私への心は変わらぬか?」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#47より引用
前回気になっていたこのセリフ。
前回は、凌益を捕まえることなんじゃないの?と思っていたのですが、とんでもなかったです。
彭坤が口封じされたことで、凌不疑は黒幕である凌益を合法的に処罰する道を断たれてしまいました。
だから、合法的にやる道を諦めて、凌一族を誅殺することに決めました。
凌益が庭師を利用し彭坤の喘息発作を起こさせたところまでは、凌不疑も突き止めましたが、それでは弱かったのでしょう。
四娘子に自分が霍無傷だと告白しようとしていたのに、歯形の誓いをしたらそのことをやめたのはなぜだったのかについても、これを見て謎が解けた気がしました。
翻意の理由
告白しようとしていたのは、歯形の誓いの前、というよりも霍君華が亡くなる前でした。
歯形の誓いが強烈だったから、あれの前後で分けていましたが、本当は霍君華が亡くなったことが重要だったんですね。
雨の中で凌不疑は”考え尽くしたけれど方法がなくなった、行き詰った”と言っていました。
しかし死の淵にいる霍君華は、凌不疑に仇を討つ望みを託しました。
凌不疑は考え尽くし何もできなくなったと思っていましたが、霍君華の言葉で最後の手段を思いついたんだと思います。
最後の手段とは、合法的な手段を諦める、ということです。
合法的に凌益を追い詰めることはできなくなったけれど、そもそも凌不疑は凌益が霍翀を殺したことを知っていたらしいですし、凌益が黒幕だということは分かっている。
だから私刑を加えることにしたんですね。
霍家が滅ぼされたのだから、やり返す。
凌一族を滅ぼす。
四娘子は家族が傷付けられたら千倍返しの女ですし、雨の中では凌不疑のためなら”どんなことでもする、ずっと味方だ”と言っていました。
そんな四娘子だから、凌不疑が話せば凌益への復讐も手伝います。
実際、今回は凌不疑がしようとしていることに思い至り、自分も参加するため最後には現場に乗り込みましたもんね。
四娘子はそう動きましたが、凌不疑としては四娘子を巻き込みたくないと思い、合法的な手段を諦めたと同時に、四娘子に自分の本当の素性を話すことも止めたのだと思いました。
味方だ、何でもやると言っても、実際に復讐に参加できる妻、というのはなかなか珍しいと思うので四娘子はすごいです。
有言実行の女ですね。
外出禁止令が出てる中、四娘子が行けるよう程始や簫元漪も武装して四娘子に続きました。
止めたのは皇帝が配備した兵だと思うので、程家の人達は皇帝に刃向かったことになってしまうでしょうか?
最後、凌不疑、本当は霍無傷ですね、が1人立っている血まみれの部屋に四娘子はたどり着きました。
2人は何を語るのか、そして凌不疑の怪我は大丈夫なの?
凌不疑「霍氏の敵を討てたら死して悔いなし」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#48より引用
と言ってましたが、本当には死なないですよね?
お腹に結構大きい傷ありそうですが、大丈夫ですよね?
体が大丈夫だとして、立場的に大丈夫なのでしょうか?ということも気になります。
合法的ではなく凌氏一族を滅ぼしたわけですから、処罰を受けますよね?
キーパーソンは、淳于氏でしょうか。
彼女は、凌益が孤城で何をしたか知っているようでした。
だから彼女が証言してくれれば、事後的に凌益が孤城の黒幕だと証明することができる?
淳于氏の言葉からも凌不疑の言葉からも、霍君華は凌益が黒幕だと知っていたように思えました。
そうだとすると、ますます霍君華の心が笄年の頃のままになってしまった理由が気になります。
次回は今回の事後処理回になるでしょうか。
大変なことになりそうな気がします。
四娘子と凌不疑は幸せな結末を迎えられる!?
淳于氏に対しては、今まで心の中で思ったことを全部謝りますので、どうか、凌不疑(霍無傷)のために証言してください。
よろしくお願いします。


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