星漢燦爛(せいかんさんらん)#55 肩を並べる時 あらすじ
四娘子は何昭君と共に、隠し扉の中に逃げ込んだ。
楼縭はマントの人物に刺殺された。
隠し扉の中には袁善見がいた。
太子と度田令を推進していた袁善見は、油が買い占められ郭村に貯蔵されていることから太子の危機を察知した。
報告しようとして囚われたと話した。
3人が逃げようとすると床が抜け、穴底に落ち、霍不疑が飛び込んで来た。
マントの人物(延姫)が現れた。
延姫は田朔に救われて敵討ちを誓っていた。
田朔は刺客と共に、郭村への道中に油を撒き太子一行を待ち構えている。
間に合わないだろうと延姫は語った。
延姫は火を放った。
梁邱起が縄梯子を下ろしたが、霍不疑は間に合わず、爆発が起きた。
もう許すから返事をしてと四娘子が泣きながら叫ぶと背後から霍不疑が現れた。
霍不疑は太子を助けに行き、四娘子は田朔が焼くだろう郭村の民を守りに向かった。
感想・考察
とんでもない展開のおかげで、四娘子はついに霍不疑を許すことができました。
よかった。
ありがとう延姫!
四娘子が自分の家のことを「慈愛ある幸せな家」と表現したのにはジーンとさせられました。
黒幕・延姫
前回、何昭君のお腹が痛くなったのは完全に偶然のようで、計画が変更になっても楼縭は小刀を用意し2段構えで四娘子を葬れるよう準備していました。
8話の時に比べると賢くなっているように感じました。
これも延姫の差し金だからでしょうか。
四娘子は楼縭の決死の攻撃も防いでいてすごかったです。
36話で凌不疑に応戦方法を教わりましたが、あれからもう5年経ってしまっています。
でもちゃんと覚えていたということでしょうね。
たまにはあの時のことを思い出して復習してたり、とか?偉いです。
楼縭の両親、楼太傅(元)と楼大房夫人は本当に亡くなっており、それは延姫がやったことだとも判明しました。
なかなか中国の家族制度が分からないのですが、楼縭の両親が亡くなった場合、楼縭だけ白装束を着ればよく、二房の楼垚と何昭君は白装束を着なくてもいい、ということなんですね(短い期間でいいということかも?)。
勉強になりました。
空席が誰なのかについては、はっきりとは結局語られませんでしたが、あれは延姫の席だったんですね。
てっきり亡くなった人のための陰膳だと思ってました🐱
そして県衙に廟を建て修行しているのも延姫だったんですね。
修行していると見せかけて(?)、本当は四娘子たちと自分を葬る墓を作っていたわけですが。
謎が解けてよかったです。
最初、マントの人物が延姫だと分りませんでした。
その状態でこの場面を見た時、マントの人物=二房夫人だと思ってました🐱
でも二房夫人なら楼垚の子を身ごもっている何昭君を巻き込むはずないと気づき、延姫に行きつきました。
延姫は子供はどうしたんでしょうか?
守らなければならない子がいれば、こんなことしないでしょうから、川に入ったことで子は失われてしまったんでしょうか?
延姫が4人と一緒に自分も命を絶つつもりだったのは、子を失くしてしまった自分を許せないから、という部分もあったのかなぁなんて思ってしまいました。
5年前、田朔に助けられた日からずっと復讐のために生きてきたなんて、なんだか辛すぎます。
どっちみち楼太傅を葬ることになるなら、一番最初に楼太傅を葬っておけば楼犇の前途が断たれることもなかったでしょうに。
でも楼犇が事件を起こさなければ延姫がこんなになってしまうこともなかったはずで。
難しいですね。
敵討ちと言っても、どう考えても悪いのは楼犇です。
延姫もそのことを分かっているけれど、もうどうすることもできない。
「最愛の人」というセリフが出てきました。
仲が良いのは分かってましたが、2人はどんなふうに出会ったんでしょうか。
17話では、楼犇の遊歴先で出会ったと語られました。
遊歴先で出会って連れ帰ってきて結婚するくらいですから、運命の出会いみたいな感じだったんでしょうか。
色々妄想が膨らみます。
そういえば、最初犯人だと勘違いしていた二房夫人は出てきませんでしたが、どこにいるんでしょうか?
許し
延姫は火をつけ、辺りは火の海になりました。
が、梁邱起が助けに来てくれて生存ルートが見えました。
霍不疑だけ火の中に取り残された上爆発が起きた時は、え?となりましたが、もう二度と会えないという可能性に思い至って、四娘子は霍不疑を許してくれました。
よかったです🥹
49話で、左将軍に崖に追い詰められ、霍不疑に復讐を捨てられなかったことを謝罪された四娘子は、
四娘子「もし私を一人にするなら、この程少商は天に誓う。一生許さないって。来世来来世でも許さないわ」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#49より引用
と言いました。
凌不疑は縁は尽きたと崖に飛び込みました。
51話で皇后から、”城陽侯府に行った時四娘子を捨てる決意をしていたのか”と尋ねられた霍無傷(当時)は、「はい」と答え、それを聞いた四娘子は一生許さないことに決めました。
それから5年。
四娘子の心には霍不疑がずっといたけれど、許しませんでした。
けれど、失ってしまったと思って、ついに許してくれました。
来世でも来来世でも許さないと言っていた四娘子が、許してくれた。
本当に良かったです!
2人は肩を並べる者として、お互いの決断を尊重し合える夫婦になりました。
陰謀
四娘子は郭村に、霍不疑は太子を助けに行きました。
太子の前に現れた田朔は思って以上に軍勢を率いていて、太子もかなり追い詰められていました。
余裕の表情がどんどん追い詰められていき、霍不疑が現れた時はかなり情けなくなっていました😊
そこに救世主霍不疑が黒甲衛を率いて現れました。
これできっと助かりますね。
四娘子の方はどうでしょうか。
せっかく火の海から助かったのに、また郭村が火に焼かれて、こんがり危機一髪状態になっちゃうんでしょうか?
頭のいい四娘子ですから、きっと解決してくれると信じています。
何昭君と楼垚も夫婦として愛し合っているみたいで安心しました。
実は最終回を迎えるにあたり、全話見返したのですが、私としては、何昭君は楼垚のことを好きだった説をやはり推したいと、見返して思いました。
8話の何昭君は楼垚が肖世子とのことを止めてくれなくて自棄になって”肖世子と結婚する!”と言っているように見えるんですよ(願望も入ってます)。
色々あって結婚することになった2人ですが、今ではかけがえのない存在としてお互いを大切にしているようで、よかったです。


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