雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #13 元宵節の危機 ネタバレあらすじと感想・考察

雲之羽 #13 元宵節の危機 雲之羽

雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #13 元宵節の危機 あらすじ

遠徴ユエンジー尚角シャンジュエを守るため器を割り、反射的にやり返した尚角シャンジュエの攻撃を受け深手を負った。

子羽ズーユーらが街に行ったという報告を受けた尚角シャンジュエは、遠徴ユエンジーに付き添うため自らは行かず、雲為衫ユン・ウェイシャンを見張るよう指示を出した。

金繁ジン・ファン紫商ズーシャンに灯籠を贈った。

雲為衫ユン・ウェイシャン子羽ズーユーとはぐれ、寒鴉肆ハンヤー・スーと合流して情報と解毒剤を交換した。
交換の場には、万花楼ばんかろう紫衣ズーイーもいた。

尚角シャンジュエの配下は雲為衫ユン・ウェイシャンを見張っていたが、子羽ズーユーに見つかり身動きできなくなった。

雲為衫ユン・ウェイシャンは、子羽ズーユー無鋒むほうから守る行動をとった。

霧姫ウージー夫人が襲われ、無名ウーミンの犯行声明が残されていた。

黒装束で探索していた上官浅シャングワン・チエンは、小黒シャオヘイと戦った。

感想・考察

尚角シャンジュエ遠徴ユエンジーの馴れ初めが語られたことで、宮門きゅうもんの人物関係が判明したと思われます。
書き足してきた図を更新しておきます。

宮門関係図最終版?

遠徴ユエンジーは、先代執刃しゅうじん鴻羽ホンユーの子ではなかったんですね。
紫商ズーシャン姉上と同じように従弟枠のようです。

12話により、抜けていた三男の存在もランだと判明しました。
尚角シャンジュエランのお母さんの名前がリン夫人だということも判明しました。

全体にアップデートされ、宮門きゅうもん関係図は完成したように思います。

金繁

今回は、ええええ?どういうこと?が盛りだくさんな回でした。

その中で一番テンションが上がったのは、金繁ジン・ファン紫商ズーシャン姉上に灯籠を贈ったことです。

4話でユエ公子にときめいている紫商ズーシャン姉上の様子を見た金繁ジン・ファンは、面白くなさそうでした。

あの時、”もしかして金繁ジン・ファンも、紫商ズーシャン姉上のことが好きなのかな?”と思いました。
けれど、その後の金繁ジン・ファンは塩対応が続きました。
だから金繁ジン・ファンの気持ちが分からなくなっていたのですが、今回再び金繁ジン・ファン紫商ズーシャン姉上を好きっぽい描写が。

よかった!
紫商ズーシャン姉上は結構さみしい生い立ちみたいなので、ぜひ幸せにしてください。金繁ジン・ファン

紫衣さん

1,2話に登場していた万花楼ばんかろう紫衣ズーイーさんが無鋒むほうの人だったと判明しました。
しかもかなり偉い人っぽい?

雲為衫ユン・ウェイシャン「この人も?まさか…もう無鋒むほう全体でももうは4人だけ。私は顔も知らない」
紫衣ズーイー「憶測はやめて。私は誰でもない。寒鴉肆ハンヤー・スーに協力しただけよ」
雲為衫ユン・ウェイシャン「高い身分なのね。私に知る権利がないだけ」

雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #13より引用

本当のところはどうなのか分かりませんが、雲為衫ユン・ウェイシャンはかなり偉い人だと確信しているみたいです。雲為衫ユン・ウェイシャンは無事に情報と解毒剤の交換に成功しました。

寒鴉柒ハンヤー・チー宮門きゅうもん内部から密書が届いたのは無鋒むほうの成立以来初だ」

雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #5より引用

無名ウーミンが花嫁選抜に関する密書を送ってきたことに対して、こんな風に寒鴉柒ハンヤー・チーは言っていました。

今回、雲為衫ユン・ウェイシャン上官浅シャングワン・チエンが送ったのも宮門きゅうもん内部からの密書だと思うので、2人のしたこともかなりの快挙なのではないでしょうか?
すごい。

ただ、雲為衫ユン・ウェイシャン紫衣ズーイー寒鴉肆ハンヤー・スー子羽ズーユーを殺せという合図を送るのを涙を流して阻止しました。

視聴者的には雲為衫ユン・ウェイシャン子羽ズーユーを守るようになるだろうと予想していましたから、予想通りです。
しかし宮門きゅうもんの偉い人の行動を阻むようなことをしてしまって、雲為衫ユン・ウェイシャンはこれから大丈夫でしょうか?心配です。

霧姫夫人が無名に襲われた!?

事実だと思われることだけを並べます。

尚角シャンジュエが部屋に入ると、子羽ズーユーの仮面が割れていて、霧姫ウージー夫人が倒れていました。傍に無名ウーミンの名の入った犯行声明が書かれていました。
・同じころ(?)黒装束で出かけていた上官浅シャングワン・チエンは、小黒シャオヘイと鉢合わせになり戦いました。

最初に見た時は、霧姫ウージー夫人を襲った帰りに上官浅シャングワン・チエン小黒シャオヘイに出くわしたのだと思いました。
けれど2回目見て、そうとも限らないと思いなおしました。

今回、遠徴ユエンジーが大けがを負うという偶然の不幸がありました。
このことで尚角シャンジュエ自ら子羽ズーユー達を追って街に行くことがなくなりましたから、雲為衫ユン・ウェイシャンにとっては幸運でした。

上官浅シャングワン・チエンが黒装束で宮門きゅうもんをうろついていたのも、これが原因ではないでしょうか?
今日は角宮かくきゅう尚角シャンジュエがいません。遠徴ユエンジーの看病のため医館にいるからです。
チャンスだと思い、上官シャングワンは情報をゲットしに出かけただけではないでしょうか。

そうしたら、たまたま同じころ無名ウーミンが犯行を行っていた!?
できすぎてますでしょうか?
ユエ長老が亡くなった時も最初は上官浅シャングワン・チエンを疑いましたが、上官浅シャングワン・チエンユエ長老と親しくなく、無名ウーミン候補像と違っていたため違うだろうと結論付けました。

今回はどうなんでしょうか?

そもそも、ユエ長老を襲った犯人と霧姫ウージー夫人を襲った犯人は同じなんでしょうか?

筆跡でわかるかもしれないと思い、犯行声明を見比べてみました。
「無」という字の「灬」という部首の最後の1画が下がっている感じですとか、「名」の「タ」の2画目が長くて口が少し浮いている感じとか、似ていると思いました。しかし「鋒」の字の金偏がやや違うように見えました。
そもそも王義之とか、特定の書聖をこの時代の人がお手本にして書道に励んでいれば、字は似るものだとも思いますし…なんだかんだ書きましたが、つまり分かりませんでした

続きが気になりすぎるので、次話見てきます!

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