雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #2 花嫁選び ネタバレあらすじと感想・考察

雲之羽 #2 花嫁選び 雲之羽

雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #2 花嫁選び あらすじ

花嫁一行に襲い掛かったのは宮門きゅうもん宮遠徴ゴン・ユエンジーだった。
宮遠徴ゴン・ユエンジーが撒いた毒の解毒薬を求め、花嫁候補に扮した無鋒むほうの女刺客が正体を現し宮子羽ゴン・ズーユーを人質に取った。

女刺客は捕らえられた。
彼女は級の刺客・上官シャングワンを守るために送り込まれていた。

宝物である仮面を宮子羽ゴン・ズーユー雲為衫ユン・ウェイシャンに貸したと知った宮喚羽ゴン・ホワンユーは、雲為衫ユン・ウェイシャンを花嫁に選ばないと約束した。

花嫁たちを皆殺しにするというのは嘘で、宮子羽ゴン・ズーユーは刺客をあぶりだすために踊らされていただけだった。
真実を知った宮子羽ゴン・ズーユーは父と喧嘩した。

宮喚羽ゴン・ホワンユーの花嫁に選ばれたのはジャン氏だった。

雲為衫ユン・ウェイシャン上官シャングワンと示し合わせジャン氏に細工した茶を飲ませた。

宮門きゅうもんに何か変事が起こった夜、ジャン氏は簀巻きにされ運ばれ、花嫁候補たちは集められた。

感想・考察

「予測不可能なラブサスペンス」という触れ込み通り、本当に何がどうなってるのかわかりません!

まず、無鋒むほうが送り込んだ刺客は雲為衫ユン・ウェイシャンのほかにあと1人だと思っていました。
しかし、もう1人いました。
今のところ、3人ですが、この調子だともっといるのでは!?
何なら全員刺客では?

そしてドラマの後半、全く分からなくなりました。
雲為衫ユン・ウェイシャン上官シャングワンジャンさんをどうしたんですか?
なんでジャンさんは簀巻きにされてたのですか?
宮門きゅうもんでは変事が起きたっぽいですがジャンさんのことと関わっているのでしょうか?
わからないことだらけです。

分かったこと

整理するために、分かったことをまとめたいと思いました。

無鋒むほうが送り込んだ刺客は3人。
・すでに捕まった刺客(名前は鄭南衣ジョン・ナンイーだと後半で判明)は級の刺客上官シャングワンを守るために送り込まれていました。
級の刺客は上官シャングワンで、上官シャングワン雲為衫ユン・ウェイシャンは互いの正体に気づきつつ、今のところ協調路線で行動しているようです。

宮門きゅうもんの4兄弟は
 長男:喚羽ホワンユー
 次男:尚角シャンジュエ
 三男:子羽ズーユー
 四男:遠徴ユエンジー
 と思われます。
遠徴ユエンジーは全員を兄と呼んでおり、尚角シャンジュエが次男と判明、子羽ズーユー喚羽ホワンユーを兄と呼んでいるため。)
・毒薬や暗器を司る徴宮ちきゅう遠徴ユエンジーが預かり、渉外役の角宮かくきゅう尚角シャンジュエが預かっている。子羽ズーユーは働いてないらしい!?
子羽ズーユーのお母さんはなくなっている?明言はされていませんが、夢でしか会えないと話していました。

まとめるとこのような形かな、と思いました。
喚羽ホワンユー羽宮うきゅうを司っているかどうかは定かではありませんが、尚角シャンジュエのセリフからこのように考えました。

—————-
追記 2024/7/27)見返していたら、2話で姜離離ジャン・リーリーが、子羽ズーユーのことを四若様と言っていました。執刃しゅうじんの息子は4人しか出てきていないですが、誰か上にあと1人いるか、いたけれど亡くなっているかあるんだと思います。判明したら図を書き直します。
—————-

「最も重要なのは宮門きゅうもんの守護と統率。それを羽宮うきゅうが担うゆえに私は何も案じずに動けるのです」

「雲之羽」第2話 尚角のセリフより引用

羽宮うきゅうが一番重要だということと、それぞれ他の2つの宮を司ってる2人は、自分の名前に司っている宮の名前が入っているじゃないですか?
「羽」の字は子羽ズーユーにも入っていますが、子羽ズーユーは働いてないっぽいので、同じく「羽」の字が入っている喚羽ホワンユーの管轄なのではないかと考えました。

・兄弟仲は喚羽ホワンユー子羽ズーユーが仲良しで、尚角シャンジュエ遠徴ユエンジーが仲良しという印象です。

捨て駒だと思っていた鄭南衣(ジョン・ナンイー)

早速捕まってしまった鄭南衣ジョン・ナンイーは、早くも退場だと思っていました。しかし、後半の展開を見た感じまだ出番がありそうです。

執刃「渾元鄭こんげんジョン家と鳳凰ほうおう山荘はいまだ無鋒むほうに屈せず宮門きゅうもんに庇護を求めている。ただ…」
     (中略)
尚角シャンジュエジョン家当主忠義ジョンイー殿と付き合いがあるので会って事情を話してきました。ですがジョン家は子孫を残すために娘の南衣ナンイーを花嫁の候補に出したそうです」

「雲之羽」第2話より引用

このような2人の会話があった直後に、刺客が鄭南衣ジョン・ナンイーだったと判明しました。

雲為衫ユン・ウェイシャン無鋒むほうの刺客が本人に成り代わっていますから、鄭南衣ジョン・ナンイーもそうかもしれません。
けれど、そうでなかった場合、鄭南衣ジョン・ナンイーが本物だった場合、渾元鄭こんげんジョン家というのが かなり曲者な家 になるのではないかと思いました。
宮門きゅうもんには庇護を求めつつ、娘を無鋒むほうに入れているという。二枚舌外交。

鄭南衣ジョン・ナンイーに誰かが会いにきたような描写がありましたが、あれは誰だったのか気になりますね!

10年前の変事

10年前に変事があったから、宮門きゅうもんは他家と交わらず力を蓄えることに専念してきたのだということを、尚角シャンジュエが話していました。
執刃しゅうじんは、尚角シャンジュエを次期執刃しゅうじんにしようと思っていたけれど、何かがあってそれができなくなったようだ、けれどやはり尚角シャンジュエを跡継ぎにしたいと考えているようだと、尚角シャンジュエ執刃しゅうじんの会話を聞いて思いました。

そして、尚角シャンジュエが帰ってきたとき、門の側にいた子羽ズーユーは「おかえり」とも言わず尚角シャンジュエを睨みつけていました。

10年前の変事で、尚角シャンジュエを次期執刃しゅうじんにできないような何かが起きたということでしょうか?
そしてそのせいで子羽ズーユーのお母さんは亡くなった(?)子羽ズーユーと会えなくなったから、子羽ズーユー尚角シャンジュエが嫌い、みたいな感じでしょうか?

雲為衫と上官は姜さんに何をしたのか!?

喚羽ホワンユーのに選ばれなければ生きる道がないといわれている雲為衫ユン・ウェイシャン
きっと上官シャングワンも同じですよね?
2人は示し合わせてジャンさんに赤い粉の入ったお茶を飲ませました。

お茶は上官シャングワンが用意したもので、雲為衫ユン・ウェイシャンは飲みませんでした。
そのお茶に、上官シャングワンに指示されて赤い粉を入れてジャンさんに勧めました。
そしてジャンさんはお茶を飲んでいました!

そんなことがあった後、宮門きゅうもんで葬儀の準備が始まりました。
なのでジャンさんが亡くなったのかなと最初は思いました。

でも、もしそうなら簀巻きにされて運ばれたりしないですよね。
それにジャンさんは故郷に思い人がいて花嫁に選ばれたことを悲しんでいました。
そんなジャンさんですから、排除したいだろう雲為衫ユン・ウェイシャンはと上官シャングワンは命を奪うのではない手段を取ることもできるはずです。

2人の目的は花嫁に選ばれることなんですから、ここでジャンさんが不審死を遂げて疑われるなんて展開は望んでないでしょうし。
花嫁候補たちが滞在している女客院が調べられていますし、遊びに行っていた子羽ズーユーは長老院に呼ばれました。尚角シャンジュエ執刃しゅうじんからの任務で単独でどこかに行きました。
何か不穏なことが起きたのだろうとは思います。
宮門きゅうもんに葬儀の飾りをするくらいですから、宮門きゅうもんの重要人物が亡くなった…?

もしそうなら、それは誰なのか、そしてジャンさんはどうして簀巻きにされていたのか。
簀巻きというと、清朝時代の後宮の妃たちは皇帝に夜呼ばれると簀巻きにされて運ばれてましたが…。あれとは全く違いますよね(笑)
まったく思い浮かびません!次回が楽しみです。

次回、#3「突然の別れ」#4「2人の刺客」です。
誰かと別れて、2人刺客がいるんでしょうね。
次回がとっても待ち遠しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました