雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ #5 許嫁 あらすじ
雲為衫と上官浅は2人とも素性が確かだと認められた。
賈家職は自害し部屋から無鋒の令牌が見つかった。
今まで宮門に潜入し生きて戻った者はなく、雲為衫の妹・雲雀も死んだ。
しかし22年前潜入した無名だけは20年前、20年後花嫁選びが行われると連絡してきた。
長老たちは前執刃と喚羽は無鋒の刺客に殺されたと考えた。
尚角は、喚羽と前執刃と会った最後の夜について話した。
あの夜、喚羽のは鄭南衣が無量流火という宮門の最高機密について書かれた密書を所持していたと報告したそうだ。
上官は遠徴の暗器入れを盗んだ。
上官から暗号を受け取った雲為衫は…?
感想・考察
ちょ、ちょっと、上官、あなたなんでそんな危険なことするのよ!?
どうしてそう危ない橋を渡ろうとするの?
ハラハラするじゃない!!
本当にハラハラしっぱなしの目が離せないドラマです。
そして、パパの形見のモフモフを枕にしてくれて解毒剤を飲ませてくれる子羽が優しすぎて ときめき散らかしました。
雲為衫と上官浅以外にも無鋒の刺客はいるだろうと思っていましたが、今回無名という刺客の名前が挙がりました。
無名とは誰なのか
やっぱり考えてしまいます。
無名は誰なのかということを。
賈家職の部屋から無鋒の令牌が出てきましたが、賈家職が無名だとは思えません。
見つかってはマズい令牌の処分に困っていた無名が賈家職の部屋に置いたのではないかと思いました。
賈家職でないとすると誰なのか。
まず、22年前に宮門に潜入したのですから、22歳以上ですよね。
そしてその2年後あたりまでは確実に生きていて、そして多分今も生きていて賈家職の部屋に令牌を置いた人物。
22年前と聞いて思い出したのが、前回紫商姉上の暗唱した執刃就任の条件でした。
「”1つ 齢20の冠礼を受けた者”…(中略)…”2つ 男子であること”…(中略)…”3つ 旧塵山谷にいる宮家の子孫”
「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ 」 #4より引用
遠徴以外の2人、尚角と子羽は20歳以上だと、この時分かりました。
喚羽が29歳という情報が3話で出てきており、これまで子供のころの子羽と喚羽が出てくる場面では、子羽は子供で喚羽は大人でした。
だからこの2人は結構年が離れていそうです。
末っ子の遠徴はまだ20歳以下ということなので、その上の兄である子羽は21歳とかでもおかしくないのかなと思いました。
何が言いたいのかというと、蘭夫人が無鋒の刺客・無名なのではないかということです。
そして蘭夫人は子羽を自分の跡継ぎに育ててなくなったとか…。
つまり、2代目無名は子羽だという推理です( ´艸`)
子羽と雲為衫の境遇を考えるほど”わー良かったね、みんな幸せハッピーエンド!”的な終わりはないような気がしてしまって、でも もしも子羽も無鋒ならあり得るのか、と思い現実逃避としか言いようのない推理をしました。
無名の正体が誰だかわかりませんが、きっとアッと驚くような人だろうと思います。
もしも執刃と喚羽をやったのも無名だとすると、かなり強いですよね。
でも20年以上無鋒に潜入していて、賈家職みたいな仕事に就いているとしたら、たとえ潜入当初はめちゃくちゃ強かったとしても毎日鍛えてるだろう執刃とか喚羽には勝てないのではないかと思いました。
だから、緑玉侍のような仕事をしている人かも、と思い、そして金繁説も浮上しています( ´艸`)
今までは、2話で鄭南衣に会いに行った人物は宮門側の人で、その人が執刃と喚羽を殺した犯人だろうと思っていました。
けれど、鄭南衣に会いに行った人物が無名で、そして無名が無量流火に関する密書を渡したという可能性もあるのかと思いました。
尚角、嘘ついてませんか?
尚角は執刃と喚羽と会った最後の夜に何があったのかを証言しました。
鄭南衣が無量流火に関する密書を持っていたということ、無量流火について知っているのは執刃・三長老・喚羽と尚角の6人だけだということ、尚角が外に出ていたのは鄭家に調査に行くよう命じられたからだということです。
けれど2話を見ると、尚角は、喚羽が刺客の正体が鄭南衣だと報告するとすぐに席を立って部屋から出て行っていました。
もしかしたらあの後、喚羽は執刃に無量流火の密書の話をしたのかもしれません。
でもその時尚角はいなかったのではないでしょうか?
いなかったのに知っているのはおかしな話なので、無量流火の話自体尚角の作り話!?
そんな作り話をして何がしたいんでしょうか。
それとも本当にあった話なのでしょうか。
少なくとも尚角があの日鄭家に行ったのは事実です。
鄭家の前にいる尚角の姿が映っていましたし、寒鴉柒も尚角が鄭家に行ったと言っていました(3話)。
だから、あの後、執刃と喚羽が密書について話し合い尚角に鄭家に行ってもらおうと考え、尚角を呼び出し今回尚角が語ったような話をしたのかもしれません。
尚角は時間的には離れていることを1つにまとめて話しただけなのかもしれません。
何が本当だかわかりません。
けれど1つ言えることは、2話の尚角は刺客の正体が鄭南衣だと知るとすぐに部屋を出たということです。
先代と喚羽はどうやって毒に触れたか
先代執刃と喚羽は毒に触れていたわけですが、どうやって2人を毒に触れさせたのかについて子羽と金繁は、以下のように推理していました。
子羽「玉飾りの中は空洞だ。毒はその中に隠されていたわけか」
「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ 」 #3より引用
…(中略)…
金繁「空洞の部分に別の何かがあり、それを取ろうとしてお二人は毒に侵されたのかもしれません」
5話の尚角の回想シーンを見ると、その空洞の部分に入っていたのが無量流火について書かれた密書だと思われます。
先ほどは尚角は嘘をついているのではないかと書きましたが、しかし今回尚角が回想したことが真実だとすると、解ける謎もあります。
あの中に密書が入っていたから喚羽のと先代は毒に触れた。
もう本当に、何が本当だかわかりません。
気になる尚角と遠徴のシーン
尚角が遠徴に上官浅を迎えに行ってほしいと頼むシーンがかなり気になりました。
遠徴の表情が曇っていて、大好きなお兄ちゃんが妻を迎えるのがさみしそうで…。
じゃなくて!もちろん そこも気になりましたが、尚角は女客院に行けないらしいことです。そのことが気になりました。
尚角「遠徴、私にはできないことで、他の者に任せるのは心配なことが…(中略)…上官浅を女客院から迎え角宮に仮住まいさせてやってほしい」
「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~ 」 #5より引用
遠徴「兄上が迎えに行けないのは理解できるが他の者に任せられないというのはよく分からぬ」
遠徴、理解してないでなんで尚角が女客院に行けないのか教えて。
もしかして10年前にあったらしい、尚角が少主になれなかった原因の変事と関係しているんでしょうか?その変事は女客院と関係がある!?
続きが気になるので、取り急ぎ6話見てきます。
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