寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第13話 あらすじ
芳吟は塩商人任為志に出資したが、尤月に邪魔された。
雪寧は芳吟が清遠伯家と縁を切れるよう一計を案じ、芳吟を牢に入れた。
謝危は雪寧に手紙の件を話し、逆賊は時期を待っているようだと語った。
手巾について姜雪蕙に尋ねた雪寧は、前世の雪蕙がすべてを知っていて雪寧に沈玠を譲ったのだと知った。
雪寧のおぜん立てで、雪蕙は沈玠と会った。
街で骨董品を修理する張遮に会った雪寧は、仕事を手伝った。
感想・考察
芳吟が清遠伯家や尤月と縁を切ることができそうで、良かったです。
尤月「母親のようにさっさと死んでほしいわ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話より引用
尤月「芳吟を半殺しにしても白状しなかった」
尤月「あの卑しい女(芳吟のことだと思われます)」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第13話より引用
こんなセリフをさらっと言う姉がいる家でなんか、絶対暮らしたくないですからね。
最初は雪寧が何をしようとしているのか分からず、え?え?という感じでしたが、牢に入った庶女など清遠伯家から縁を切ってくれるだろうということなんでしょうね。良かったです。
周寅之が現れて、なぜか尤月まで連行されて牢に入れられたのには笑いました。
清遠伯家から賄賂をせしめて、それを燕家のために使おうということなんですね。
すごい。
芳吟と言えば、ずっと気になっているのは、6話のこのシーンです。
芳吟「なぜ(雪寧が)私を助けてくれるのか分からないけど。それにいつも『なぜ私を悲しげに見るのかも』」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第6話より引用
雪寧が芳吟を悲しげな目で見るというのが、気になっています。
2話の前世回想シーンによると、寧安宮で幽閉されていた雪寧を逃がそうと、芳吟は自分の衣装を着るよう雪寧に言っていました。
もしかしたら、あの作戦が実行されて、そのせいで芳吟はひどい目に遭ったなどの理由があるんでしょうか?
すべてを知っている雪寧が芳吟を悲しげに見るということは、きっと芳吟には悲しいことがあったということで、気になります。
今でさえ辛い境遇なのに、さらに悲しいことがあるのでしょうか?
もうやめてあげてください、神様。
待ってたらしい謝危と矛盾
謝危「来たか」 剣書「誰のこと。姜さんのことなら見ていません」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第13話より引用
という会話があったので、謝危はどうやら雪寧が来るのを待っていたようです。
雪寧『疑い深い沈琅の前で愚かなふりをし ごまかせた。宮女が死んでも薛家は手を緩めはしない。謝危に会い、今日あったことを話さないと』
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第12話より引用
雪寧はこんな風に思っていたので、謝危も雪寧が来るだろうと思っていたんでしょうね。
しかし雪寧は、芳吟のことで忙しくなってしまい、謝危に会いに行けなくなってしまいました。それで謝危がやきもきすることになった、ということなのだろうと思いました。
結局謝危は自分から会いに行ってましたね。
これは…(。・ω・。)ノ♡?
謝危「私なら好きな気持ちを胸に秘め絶対に誰にも明かさない」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第11話より引用
と言っていた謝危ですが、呂顕や剣書にはからかわれまくっています。
いつもの仲間たちにはどうやらバレバレのようですね。
矛盾してるんじゃ?と思いました。
しかし、こんな↓場面があったので、
謝危「張遮を少し悪く言ったら君は激怒し弱点をさらけ出した。これは君が私を信頼しているからか?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第11話より引用
謝危は信頼できる人には弱点をさらけ出すタイプなのかもしれないと思いました。
そして剣書や呂顕たちは心を許せる仲間だということなんだろうと思いました。
実のところ、今までは謝危が雪寧を好きみたいな風に呂顕が からかったりしていても、本当にそうなんだろうか?と疑っていました。
しかし、今回、心ここにあらずの状態で待っていた上に自分から会いに行っていたので、謝危は雪寧のことが好きなのかもしれないと思いました。
そうだとすると、↓の雪寧のセリフは謝危を傷つけたのではないだろうかと今更ながらに思い至りました。
雪寧「張殿だけが私を助けてくれたので心から感謝しています」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第11話より引用
謝危も助けようとしたのにね。
雪寧は知らないから張遮だけを恩人だと思っています。
辛いですね。
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