寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話  ネタバレあらすじと感想・考察

寧安如夢 第2話 寧安如夢

寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第2話 あらすじ

4年前上京する際、雪寧せつねい謝危しゃ・きと同行した。
その際、謝危しゃ・きは離魂病の発作を雪寧せつねいに見られた。
雪寧せつねいが賢さを隠していると知り、謝危しゃ・き雪寧せつねいを警戒した。

かつて雪寧せつねいが生きていられたのは謝危しゃ・きに愚か者だと思われていたからだと、雪寧せつねいは知っている。
雪寧せつねい謝危しゃ・きを警戒し、とにかく凶を避けるのだと自分に言い聞かせた。

重陽の節句の日、姜家にはせつ家とゆう家から招待状が届いた。
雪寧せつねいはかつての忠実な侍女・芳吟ほうぎんのいるゆう家へ向かった。

ゆう家では、次女の尤月ゆう・げつが招待客をもてなしていた。庶女である芳吟ほうぎんは宴に出られず使用人にも虐待されていた。雪寧せつねい芳吟ほうぎんを助け、励まし、金を渡した。

雪寧せつねいは長公主・沈芷衣ちん・しいを避けていた。
以前はいじめられていたからだ。
しかしゆう家で出会ってしまい…?

感想・考察

謝危しゃ・きはなんだかいろいろ隠していることがあるみたいですね。

謝危しゃ・き「道中で大雪に遭い離魂病の発作を見られていた。漏らしたうわごとも耳にしたはず」
剣書けんしょ「それでは先生が何者か知られてしまうかも…」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話より引用

今の謝危しゃ・きはこんなことを言っており、

謝危しゃ・き「昔、私が乱心した時にうわごとで逆心を口走ったことがあります」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第1話より引用

と前世の謝危しゃ・きは言っていました。

つまり、4年前に漏らしたうわごと=これを聞かれると謝危しゃ・きの正体が分かってしまうらしいもの の内容は、逆心だということに!?
逆心=謀反の心ということなので、謝危しゃ・きは現在の王朝を滅ぼしたいと思っているということなんでしょうか。

確かに、実際前世では謝危しゃ・き燕臨えん・りんが組んで宮城に攻め込んでいました。
あれは、謝危しゃ・きにとってみれば、今から4年前の段階ですでに決めていたことだということなんでしょうか?
これから何かが起こり、それによって2人が王朝を倒す(?)ことを決意するわけではなく、すでに決意は固まっているということ!?
少なくとも謝危しゃ・きにとっては。

その計画では、燕臨えん・りんを巻き込むことも決まっているんでしょうか?

謝危しゃ・き「情を重んじる燕臨えん・りんを傷つけたくない…(中略)…私とえん家の関係はまだ明かせぬ。この件は燕臨えん・りんに言うな」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第1話より引用

将来的には謝危しゃ・き燕臨えん・りんは手を組んで謀反を起こすわけですが、この2人には何か関係があるんでしょうか?今回の謝危しゃ・き剣書けんしょの会話を聞いた感じ、1話で謝危しゃ・きが姜家を訪ねたのは、燕臨えん・りん雪寧せつねいを娶ると言っていたのを聞いたからのようでした。

皇帝の右腕としてきっと忙しいだろうす謝危しゃ・きがわざわざ相手を見極めに行ったわけですから、謝危しゃ・き燕臨えん・りんをかなり気にかけていますよね。
「まだ明かせぬ」ということはいずれ明かすつもりの 何らかの関係が謝危しゃ・きえん家にはあるんですね。

背景事情!?

前世の雪寧せつねいが、自分の命と引き換えに助けてほしいと謝危しゃ・きに命乞いをした人物は、張遮ちょう・しゃでした。
その張遮ちょう・しゃが、名前だけ出てきました。

興武衛兵こうぶえいの無法ぶりを皇帝に訴えたのが張遮ちょう・しゃでした。
しかし皇帝は張遮ちょう・しゃにご立腹でした。

なんでよ!?と理解に苦しみましたが、何度も見直してなんとなくわかったのは、皇帝は平南王へいなんおう事件の残党狩りをしており、これは結構優先度の高い事項のようです。
それを担当しているのが興武衛こうぶえいで、興武衛こうぶえいは超法規的強権的警察みたいな感じの組織なのかな、という感じです。

平南王へいなんおう事件を興武衛こうぶえいに任せると決めたのは皇帝なので、興武衛こうぶえいに難癖付けた張遮ちょう・しゃは皇帝の怒りを買った、ということのようです。

燕臨えん・りんのパパである燕牧えん・ぼく張遮ちょう・しゃをかばい、薛遠せつ・えん興武衛こうぶえいをかばっていました。

謝危しゃ・き「かつて平南王へいなんおうは兵を率いて都で蛮行を働きました。長年たった今でも陛下が最も恐れ懸念されることです」
姜伯游きょう・はくゆう「今日の太平もせつ家とえん家が反乱を平定したおかげです」
謝危しゃ・き「姜殿、先日興武衛こうぶえいえん家軍の武官宅に押し入り捕らえた謀反人を取り調べているとか。都では再び血の雨が降るやも。えん家とせつ家の対立は火を見るよりも明らかです」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話より引用

この会話から、平南王へいなんおうの反乱を解決したのがせつ家とえん家で、この2つの家は対立関係にある、ということが分かりました。
そういえば、1話で燕臨えん・りん薛遠せつ・えんの息子(?)薛燁せつ・ようと喧嘩してました。
この2つの家は仲が悪いってことを、あれは表してたんですね。

そして興武衛こうぶえいえん家をターゲットにしているようですから、興武衛こうぶえいせつ家と親和的(?)息がかかってる(?)ということのようです。

今回登場した薛姝せつ・しゅは、雪寧せつねいの見た前世では、首だけにされてしまっていました。

謝危しゃ・きせつ家は自業自得でした」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話より引用

と前世の謝危しゃ・きが言っていたので、あの1話冒頭の謀反はせつ家とえん家の対立の果ての出来事だということでしょうか?

1回見ただけでは全く頭に入ってこないのですが、あの結末になる背景事情も気にしつつ、ドラマの視聴を進めていきたいと思います!

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