寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第21話 あらすじ
逆賊の拠点に入った雪寧は、すぐに女だと見抜かれた。
張遮は妹だと言い、雪寧も妹として振る舞った。
謝危は姜伯游に、朝廷の計画に雪寧が巻き込まれたことを話し、この件を隠すことで協力してもらった。
雪寧を救うため、謝危は自ら通州に先回りした。
馮明宇には疑われたものの、薛定非の協力もあり、張遮と雪寧は信用を得て逆賊と通州へ向かった。
逆賊の中には、謝危の手先である小宝もいた。
薛定非と謝危のつながりに気づいた張遮は、謝危が逆賊と深いかかわりがあると考えた。
燕牧の手紙を燕六に届けた謝危は、爆薬の捜索を頼んだ。
感想・考察
男装は見破られない確率がほぼ100%などと書きましたが、鋭い女性・三娘子にあっさりと見抜かれてしまいました。
やはり女子は気づきますよね。
視聴者全員気づいてますもん。
見抜かれてしまいましたが、そのせいで危険に陥るということはないようで、とりあえず一安心です。
兄妹設定にしたおかげで、同じ部屋で過ごせるなど美味しい思いをした雪寧。
よかったね。
落とせ!
謝危先生がほうれん草を怠ったせいで雪寧が危険に巻き込まれちゃったじゃないですか!どう責任取ってくれるんですか?って感じで雪寧を心配していた前回の終わりです。
しかし、今回は、全然心配しませんでした。
何ならずっと雪寧を応援していました。
行けーっ、雪寧、そこだ👊今だっ👊落とせっ、やっちゃえ👊👊行けーっ👊張遮を落とせ―👊👊👊敵はもう崖っぷちに追い詰められているぞ、今すぐ押せ、押せ、押し倒せっ👊って感じで応援してました。
ずっとエールを送ってました。
応援しすぎて声がガラガラです。
三娘子「あの2人、どう見ても夫婦よ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用
というセリフには、「そうなんですよ。分かります?」って言いましたよね。
画面を通して三娘子と会話してました。
しかし、鋭い三娘子がこんな風に言うということは、すでに張遮は落とせたということでしょうか?
前世でも雪寧は張遮を落とせてたと思います。
口では協力しないと言いつつも、行動を見ると、張遮は命がけで雪寧を助けたわけですから。
この旅が始まる前から、すでに張遮は陥落済みだった可能性も、もしかしたら、あり寄りのありでは?
雪寧と張遮の前世の描写もあり分からなかったことも少しわかった気がしました。
前世雪寧「昨年私が逆賊たちに命を狙われた時、守ってくれたでしょう?すたれた寺の茂みに隠れていた私から逆賊を遠ざけてくれた。張遮、あの時のように再び私を助けてほしい。…(中略)…あれは責務のうちだと?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第5話より引用
張遮「当時の私の行いが出すぎたものでしたら罰を受けます」
この5話のシーンについて、雪寧は張遮が好意から助けてくれたと思っているように見えるので、そう勘違い(?)してもおかしくない何かがあったのではないか、と7話の感想欄で書きました。
この時のことが少し詳しく語られた気がします。
前世雪寧「逆賊に襲われた時、脚を痛めても なお私を抱いて守った」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用
当時は皇后と官吏だったので、今回よりも張遮は距離を取ろうと頑張っていたみたいですが、でも、今回と同じようなことが前世でもあったようです。
だからその時のことを引き合いに出して、雪寧は自分を守ってほしいと頼み、張遮は雪寧に対しては断るものの、最終的には雪寧のために行動し斬首刑を言い渡されてしまったんですね。
名探偵舐めるな
薛定非「妹よ。馬車は快適か?…(中略)…俺と張殿は兄弟同然だ。俺のことも”兄上”と」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用
名探偵が隣で聞いているのに、こんなセリフを言う薛定非。
薛定非がどういう意味で言っているのか知っている身としては、このセリフから張遮が薛定非と度鈞山人の関係に気づいてしまうのではないかとヒヤヒヤしてしまいます。
すでに薛定非のうっかりで、薛定非と謝危が繋がっていることに張遮は気づいてしまいました。
皇帝、顧春芳、張遮、謝危の4人しか知らない情報を薛定非が知っていたので、薛定非は謝危とつながっているとしか考えられませんよね。
逆賊の中でも敬われ発言権のある薛定非を送り込める謝危に、張遮は驚いていますよね。
もともと疑ってたわけですし。
張遮「謝少師は逆賊と深い関係にあるのでは?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用
もう、張遮はほとんど確信していますよね。
あとは証拠があれば奏状しちゃいそうです。怖い。
前世の張遮について
前世雪寧「清廉潔白で賢明なそなたを判官もみだりに断罪しなかった。なぜ自ら己を罰した?罰されるべきは私だ。違うか?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用
という回想がありました。
張遮が斬首刑を言い渡されたのは、張遮が雪寧のために動いたからなのは間違いないと思うのですが、それでも判官は普段の張遮に鑑みて、斬首とまではどうやら考えていなかったのではないかと思われます。
しかし、張遮自身が自分が斬首刑になるよう仕向けた、そういうことなのではないかと、この場面を見て思いました。
現在の張遮「多くの過ちにはまず動機がある。敵を討つ。恩に報いる。それでも過ちは過ちです」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用
なぜ前世の張遮は自分を斬首刑に処すことにしたのか。
この張遮のセリフを聞いて、それは、動機に関係があるのではないかと思いました。
張遮が前世で罪を犯した動機は、雪寧を愛しているからだと思います。
そうである場合、もしも今回斬首刑にならず牢から出ることができたら、また再びやりますよね。
また罪を犯す。
清廉潔白な人だから、1度の罪でも自分を許せないと思います。
でも自分は雪寧のためにならまた罪を犯してしまうだろう、という確信があり、だから自分をころすことにしたのかな、と思いました。
雪寧の自然な笑顔がたくさん見られた回でした。
危険だけれど張遮と一緒だから笑顔もこぼす雪寧です。
謝危先生はそんな中、雪寧を助けるために寒さに耐え頑張ってます。
今回も謝危先生の献身は雪寧には伝わらず、必死の思いで心配して心配して救い出した雪寧はニコニコしていました、というオチになり、雪寧は怒られてしまうのか!?
11話のデジャヴュが起こるのか!?
次話見てきます!
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