寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第22話  ネタバレあらすじと感想・考察

寧安如夢 第22話 寧安如夢

寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第22話 あらすじ

雪寧せつねいは、謝危しゃ・きの指示を受けた小宝しょうほうの手で助け出され宿にとどめ置かれた。

謝危しゃ・き張遮ちょう・しゃの口封じをすると気づいた雪寧せつねいは、えん家の軍営に向かいえん軍を動かした。

馮明宇ふう・めいう上清観じょうせいかんに爆薬を隠していた。
気づいた張遮ちょう・しゃは、逆賊を追ってきた薛燁せつ・ように爆薬があることを知らせたが、無視された。
薛遠せつ・えんも、雪寧せつねいに導かれたえん家軍も上清観じょうせいかんに駆けつけた。

馮明宇ふう・めいうは起爆させ退路を断った。

混戦となったが、薛遠せつ・えんえん家軍が逆賊と戦っている隙に逃げ去った。

馮明宇ふう・めいうは、自ら犠牲となり山全体を爆破しようとした。
三娘子さんじょうしえん家軍、皆が馮明宇ふう・めいうを阻止しようとした。

謝危しゃ・きが弓を構えたのを見た雪寧せつねいは、張遮ちょう・しゃを身を挺して守った。
謝危しゃ・き馮明宇ふう・めいうにとどめを刺した。

感想・考察

謝危しゃ・き金陵きんりょう公儀丞こうぎ・じょうと私は平南王へいなんおうの直属の軍師だった。…(中略)…馮明宇ふう・めいう平南王へいなんおうから唯一信頼され軍も率いている男だ」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第20話より引用

ということで、平南王へいなんおうを支える軍師と将軍のうち、公儀丞こうぎ・じょう馮明宇ふう・めいうの2人はお亡くなりになってしまいました。
度鈞山人どきんさんじんは最初から平南王へいなんおうの言いなりになる気がないです。

平南王へいなんおうはしばらく悪いことできそうにないですね。

動く燕軍

えん家の軍人「色白の書生が軍営を牛耳るとは。笑えるな」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第21話より引用

そんな感じで、謝危しゃ・きは公印を持っていましたが、えん家軍の人たちは謝危しゃ・きになんか従わないんだからねっという態度でした。
それなのに。

えん軍の兵「ある女子が現れ、逆賊の所在が分かったと言うので派兵を。…(中略)…世子様の友と仰せでかなり親しい仲かと」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第22話より引用

雪寧せつねいにはあっさり従ってたー🤗
これは、燕臨えん・りんの名前を出した雪寧せつねいが賢かったということでしょうか。

公印を持っているだけの謝危しゃ・きよりも、燕臨えん・りんの名前の方がえん軍ではずっと価値があるということなのかもしれません。

父上助けて

薛燁せつ・よう「父上、お助けを」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第22話より引用

薛燁せつ・ようの叫びを聞いた薛遠せつ・えんは、爆薬が仕掛けられているのを知っていても助けに来ました。
薛燁せつ・ようのことは自分の身も顧みず助けるんですね…。

謝危しゃ・きがこの場面を見なくて済んだことは不幸中の幸いかもしれません。

もしかして情劫中の神仙だったりする!?

阿鼻叫喚なラストでした。

雪寧せつねいは前世でも自分の命と引き換えに張遮ちょう・しゃの命を救いましたが、今回も同じことをしようとしました。
それを見てしまう謝危しゃ・き😱😮😇

雪寧せつねいのやり方も良くなかった。
とっさに張遮ちょう・しゃに抱き着くなんて🥰😱😮😇

呂顕りょ・けん張遮ちょう・しゃが横やりを入れたせいで思わぬ方向に…(中略)…いっそのこと奴を消して…」
謝危しゃ・き「やめろ」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第19話より引用

19話の時は、たぶん雪寧せつねいのことを想って張遮ちょう・しゃとさよならする案を却下した謝危しゃ・きですが、今回は却下しませんでした。

剣書けんしょ張遮ちょう・しゃは先生を疑い始めています。混乱に乗じて消しましょう」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第22話より引用

謝危しゃ・きが否定も肯定もしないということは、肯定したということですよね。
だから、あの瞬間にそうだったかは別として、謝危しゃ・き張遮ちょう・しゃの口封じをするつもりだという雪寧せつねいの読みは当たっていました。

逆賊が謝危しゃ・きにとどめを刺されるところ(3話)も、公儀丞こうぎ・じょうが殺されるところ(18話)も見た雪寧せつねいは、

雪寧せつねい謝危しゃ・きはためらわず人を殺す』

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第18話より引用

と思っています。
張遮ちょう・しゃを守らなくちゃと思って体が動いたのは、雪寧せつねいからしたら自然な行動です。

だけど、だけど、苦しいですね。

燕臨えん・りん刑部けいぶ張遮ちょう・しゃを好きなのだろ?」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第20話より引用

燕臨えん・りん冠礼かんれいの時の雪寧せつねいの様子を見て、雪寧せつねい張遮ちょう・しゃを好きだと気づいてしまいました。
燕臨えん・りんは失恋になりました。
そして謝危しゃ・きも。

えん家の血を引く人を自然と惹きつけてしまうフェロモンを持っているのかもしれない雪寧せつねいは、この2人をひきつけ、そして玉砕させました。

ただ、

呂顕りょ・けん謝居安しゃ・きょあんは己の気持ちにまだ気づいていないらしい」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第19話より引用

というお話がありましたので、謝危しゃ・きはまだ気づいてないのかもしれないです。
視聴者的には謝危しゃ・き雪寧せつねいに対する献身っぷりがすごすぎて、その報われなさを可哀想に思うくらいなのですが、本人は気づいてない!

なぜこんなにも自分を犠牲にして雪寧せつねいに尽くしてしまうのか気づいていないらしい!
あれだけ囃し立てられているのに…。

なので、もしかしたら謝危しゃ・きは失恋したとは思ってないかもしれないですね。

張遮ちょう・しゃを守る雪寧せつねいの姿を見てなぜか胸が痛いけれど、寒いし離魂病の発作かな、って思ってるかもしれないですね。
何なら、これを機に恋心に気づいたりしたりして!?

まだ慌てるような時間じゃないのかもしれません。

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