寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第24話 あらすじ
誕生日祝いとして、張遮は雪寧に詩と絵を送った。
公務があるからと宴に参加しなかった謝危は心ここにあらずで窓を開け、張遮と雪寧が相合傘をしているのを見た。
謝危に対する絶大な信頼の言葉を口にする雪寧を見た張遮は、望みができたと話した。
前世の張遮は罪を犯したが、そのことが原因で母が亡くなり命を捨てる道を選んでいた。
前世を思い返した雪寧は、逃げるように張遮と別れた。
呂顕に買収された医者は芳吟が身ごもっていると診断し、呂顕は父親だと言い婚姻を願い出た。
薛遠は薛定非を葬ろうとしていたが、謝危は計画を思いとどまらせた。
沈琅は薛定非が生きていたと知り喜んだが、薛太后は警戒心を強めた。
感想・考察
芳吟が助かってよかったです。
方法は突拍子もない感じでしたが、呂顕は芳吟に誠意ある好意を持っているようですし、ちゃんといざという時のための離婚届も渡してくれたから安心です。
ところで芳吟は身ごもっていることになっていますが、実際には身ごもっていません。
そのことがバレたら清遠伯家や尤月が何か言ってこないでしょうか?
ネチネチした人たちですから心配です。
そのあたりの対策もがっちりしたほうがいいのではないかと思いました。
雪寧は間違ったんですか?
薛定非「姜さんの誕生祝に来ないか?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第24話より引用
謝危「公務がある」
…(中略)…
雪寧「雪の中の外出はお体に障ります。お休みください」
この雪寧の言葉を聞いた薛定非と剣書は、正気か?この女。言っちゃったよ…😫みたいな、そういう顔をしてました。
なぜ誘わない?みたいな。
ええええっ😲
でも、でもですよ?
謝危に雪は大敵ですよね。
離魂病でヤバくなるのは、いつも雪が降ってるときです。
それに公務があると本人も言ってるし、ここのところずっと体調が悪くて、飲まない方がいい薬飲んでたし…。
雪寧的には元はうれしくもない誕生パーティーです。
目上で体調が悪く、仕事も忙しい人には、たとえ その人が自分の好きな人だとしても「休んでてください」と言いませんか?
当日祝ってもらわなくても、後でもいいですよね。
それにパーティーのおぜん立てしてくれたのは謝危なわけで、気にかけてくれただけで十分嬉しいですし。
忙しいし体調悪くても、好きな子の誕生日パーティーに参加したいものなんですか?
参加できなくても、「来てほしい」と言ってほしいみたいな!?
察せない。察せないよ、そんなの。難易度高っ。
どうなんでしょう?
…まぁ、雪寧は謝危のことは異性として好きな人にカウントしてないんですけどね…😭😭
阿鼻叫喚
作者様?制作陣の方々?どこかにめちゃくちゃ どえすな人がいますよね。
謝危のいじめられっぷりがひどい😂
まず、前回、薛燁のために薬を見つけに来る薛遠を謝危は見てしまいました。
22話の、薛燁を助けるために危険を顧みず駆けつける薛遠は見なくて済みましたが、結局薛燁が大切にされているらしい様子は見てしまいました。
そして今回は、雪寧と張遮の相合傘を見てしまいました。
それだけでもギャーと顔面蒼白で叫び声をあげる案件😱なのに、パパに2度殺されそうになるなんて…。
父親にさつがい計画立てられるなんて。
これはひどい。傍から見ているだけで心臓が止まります。
薛定非が生きていると知った薛遠は、やはり一度は息子のさつがいを考えていたのでした。
それを察知して止める算段を用意周到に立てていた謝危。
逆賊に対する警戒と称して燕軍を同行させ悪さをできないようにし、先手を打って皇帝に報告し薛定非の重要性を説き計画を思いとどまらせました。
実の父親に二度殺されそうになるなんて。
しかも、そうなるだろうと予測して対策しなきゃならないなんて。
弟は大切にされているのに。
ギャー😱😭😱
今回は悲鳴を上げながら見てました😇😇
名探偵は負けず嫌い!?
名探偵(張遮)が今回、完全に雪寧に落ちたと思われます。
自分でも雪寧が好きだと自覚したように思われます。
そのきっかけは、雪寧が花を挿したこととその前の言葉にあったように思えました。
張遮「薛定非は信頼できると?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第24話より引用
雪寧「分からないけど謝少師が重用するなら間違いない」
雪寧は謝危に対する絶大な信頼を言葉にしました。
謝危は張遮と雪寧が相合傘をしているのを見てしまい、視聴者はギャーとなりましたが、張遮側から見ると、この雪寧のセリフもギャーですよね。
好意を持っている女性が絶大な信用を寄せている男がいるというのは。
どっちもギャーなので、私は一瞬心配しました。
この雪寧のセリフを聞いた張遮が、雪寧を諦めてしまうのではないかと。
案の定、このセリフを聞いた張遮は寂しそうな?顔をしていたように思いました。
しかし、その心配は杞憂でした。そ
の後、雪寧から花を贈られた張遮は自分の気持ちを自覚したように見えました。
たぶんこれはあれだと思います。良く、オリンピック選手の小学生時代の恩師にインタビューすると、「負けず嫌い」「子供のころから金メダルを取ると言っていた」という共通項が出現するじゃないですか?あれだと思います。
つまり、張遮は雪寧の謝危に対する言葉を聞いて負けたくないと思ったのではないでしょうか?
名探偵もオリンピック選手と同じ気質を持っているのではないか、その前提に立ち推測しました。
そんな中雪寧に花を授けられ、雪寧が好きだという自分の気持ちを自覚したのかもしれないと思いました。
カエル化?
張遮を陥落させたと思われる雪寧ですが、なんと陥落させた瞬間逃げました。
好きな人に好かれると急速に冷めるタイプの人がいると聞いたことがあります。
(自分に落ちるなんておかしいと思う、自分みたいなのに落ちるなんて大したことがないと思って覚める、そういう心境だそうです)
しかし、雪寧はカエル化したわけではなく、張遮の母親や家族に対する気持ちを知り、自分の罪深さにいたたまれなくなったというような形だと思われます。
前世の張遮「私が皇后陛下に対して抱く心は道理に背く。刑部の官吏として罪を犯したことは忠義に反する。私を産み育てた母を死に追いやり葬儀もできない私は親不孝者だ。こんな自分に嫌気が差した」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第24話より引用
これが、誰も斬首刑を望んでいないのに、自ら斬首刑になろうとした張遮(21話参照)の語る理由でした。
3コンボで生きるのが嫌になっちゃったということです。
張遮と親しく言葉を交わし、張遮がお母さんを大切にしているということや張遮の望みを知ったことで、前世の自分のしたことの罪深さを改めて思い知ってしまい、いたたまれなくなった雪寧は、今、張遮の顔を見ることもできない罪悪感に襲われているようです。
ちょっと前まで笑顔で見つめ合ってたのに。
ちょ…。
せっかく張遮を落としたのに…。
雪寧…。頼むよ、雪寧…。
正体
薛定非は張遮の手ごわさを知っているのに、同じ馬車に乗り込みました。
少し会話しただけで、張遮は薛定非が偽物かもしれないと思っているように見えました。
一方、謝危と同じ馬車に乗った雪寧も、謝危から薛定非が偽物である可能性を示唆されました。
名探偵も、雪寧も薛定非が偽物だと気づく可能性、謝危=薛定非だと気づく可能性が出てきたと思われます。
それに気づいたからどうなるのかは、全然予想ができないのですが、ワクワクします。
桃片糕
薛定非「幼い頃陛下がお好きだった母の作る桃片糕を覚えています」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第24話より引用
ということで、14話で謝危先生が手作りしてくれ、15話で一波乱起こした桃片糕は、きっと、おそらく、絶対、燕敏のレシピだったのだろうと思いました。
甘いのは苦手だけど、燕敏の桃片糕だけは大好きと言われたら、そりゃあそう言った相手を好きになっちゃう。
そして作ってあげたくなっちゃう。
そう思いました。
なるほど。そうだったんですか。
そして謝危は7歳なのに燕敏のレシピを覚えていたんですね。
本当に偉い7歳です。
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