寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第27話  ネタバレあらすじと感想・考察

寧安如夢 第27話 寧安如夢

寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第27話 あらすじ

謝危しゃ・き雪寧せつねいに、上京の際の恩人である雪寧せつねいだけは駒にしないと話した。

都では、雪寧せつねいが男に紛れ通州つうしゅうに行ったという不名誉な噂が流れていた。
薛姝せつ・しゅ雪蕙せつけいを呼び出し、沈玠ちん・かいの妃候補を辞退すれば噂は消えると話した。

噂を知った謝危しゃ・きは、張遮ちょう・しゃに調査を頼んだ。

姜伯游きょう・はくゆうは2人の娘を守るため、温めておいた3年前の薛遠せつ・えんの罪を告発した。
薛遠せつ・えんは、噂の火消しのための訴えに過ぎないと反論した。

張遮ちょう・しゃは噂の出所が薛姝せつ・しゅ興武衛こうぶえいも関わったと告発した。

皇帝は3年前の事件に加え武器横領も調べるよう謝危しゃ・き張遮ちょう・しゃに命じた。

せつ太后も薛遠せつ・えん薛姝せつ・しゅを見限った。

雪蕙せつけいは王妃選定を辞退するよう母に言われたが、初めて逆らった。

感想・考察

薛定非せつ・ていひがいい働きをしていました。
定国公府に住んでいるから、似顔絵でスムースに共犯者(道具として使われただけのようですが)を見つけだすことができました。
遊び人だから噂も一早く聞いてきてくれました。

薛定非せつ・ていひは、自分はせつ家のアンチだと宣言しましたが、皇帝が命じたので薛遠せつ・えんは追い出すこともできず、スパイを家に住まわせています。
獅子身中の虫とはこのことですね。
薛遠せつ・えんを獅子に例えるのは不本意ですが。

ひよる

前回の終わり、宮中で謝危しゃ・きに会った雪寧せつねいは、抱きしめ(抱き寄せ?)られた時のことを思い出していました。

あれはちょっとドッキリしていたということなんでしょうか?
確実に様子がおかしかったです。
異性として意識して少し気まずかった…とか!?😳😝

謝危しゃ・き「他のものを利用したとしても君だけは決して…」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第27話より引用

ここも良い雰囲気でしたが、謝危しゃ・き先生がひよって「恩人だから」と付け加えたことで、「な~んだ」って感じで雪寧せつねいの雰囲気が日常に戻ってしまいました。

今、おそらく雪寧せつねいは 前世からの恋に決着をつけて から3,4か月経過したくらいな感じだと思われます。

雪寧せつねい「どうせ他の人(張遮ちょう・しゃ以外だと思われます)に嫁ぐ気は…」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第22話より引用

3,4か月前の通州つうしゅうにいた時はこんな風に言っていましたが、

雪寧せつねい「あんなにいい人を逃した。もう次はない」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第25話より引用

最近はこんな風に言っていました。

「もう次はない」という言葉は、次について考え始めているという風にも解釈できるような気がします。
だから、もしかしたらチャンスかもしれません。

今は例えるなら、燕臨えん・りん燕牧えん・ぼくの移送のため牢の警備が手薄になったあの日のような感じだと思います。

雪寧せつねいの心の警備が少し緩んでいると思われます。
つまり、チャンスです。

謝危しゃ・き先生ほどの方なら、今がチャンスだとわかってると思います。
ひよってる場合じゃないです、先生🫵

まぁ、もしかしたら、これも先生の計略の内かもしれません。
突然攻めると警戒されるから、最初はジャブで様子を見る、というような形かもしれません。
雪寧はすでに先生の策にはまっているのかもしれません。

平南王へいなんおうに仕える随一の策士」(19話)で、今も宮中一の策士な先生がどういう行動に出るのか。
どんな風に雪寧を落としてくれるのか。
楽しみですね。
(ハードルを上げていくスタイル。)

雪蕙の決断

初めて母に逆らって沈玠ちん・かいと結婚する意志を固めた雪蕙せつけいです。

雪寧せつねいや父親の後押しもあり、決断に至りました。

前世では好きな人を雪寧せつねいに譲りました。
諦めてしまえる雪蕙せつけいが、今回は諦めなかったのは、すごくよかったです。

お母さん(もう氏)は悪役な感じになってしまいましたが、お母さんの気持ちも分かりました。

視聴者は、せつ家が謝危しゃ・きのターゲットにされどんどん力を削られているということや、将来的には全滅させられるということを知っていますが、お母さんは知りません。

せつ家と並ぶ大乾だいかんの双璧であり、親しくしていたえん家がせつ家に追いやられたのは、つい半年前です。
角が立たないよう、せつ家に従順に生きていれば、嫌なことや我慢しなければならないことがあるかもしれないけれど、少なくとも生きていられます。

でも、逆らったら命の保証はありません。

もう氏「守らねばならぬことがあります。一家の平安です」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第17話より引用

過去、こんな風に言っていました。

家族の命を守りたいという気持ちから、あのようなことを言ったのだろうと思います。
しんじゃうかもしれないのに、言うことを聞かないんだからっ、と頭にきているのだろうと思います。
それは理解できる考えだと思いました。

カッコいい父と

雪寧せつねいたちの父、かっこよかったですね。
いざという時のために切り札を持っていたらしい姜伯游きょう・はくゆうは、2人の娘を救うために切り札を使いました。

1人だけの行動では まずかったかもしれませんが、張遮ちょう・しゃ謝危しゃ・きが加勢してくれたので上手くいきました。

薛姝せつ・しゅも羨ましがってました。

その薛姝せつ・しゅですが、急に太后や父に冷たくされました。
恐らく今まで 優等生として生きてきたと思われます。
弟があんな感じだから、手がかからない姉と言われて育ってそうです。

それが、急に冷たくされて。
ちょっと心配です。

とりあえず、もう雪寧せつねいはターゲットにしない方がいいですよ。
経験が違います。

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