寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第31話  ネタバレあらすじと感想・考察

寧安如夢 第31話 寧安如夢

寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第31話 あらすじ

謝危しゃ・きは行かないでほしいと懇願し雪寧せつねいを引き留めたが、雪寧せつねいの気持ちは変わらなかった。

離魂病は憂いが原因だ。
謝危しゃ・きは発作を起こし何日も寝込んだ。

前世の雪寧せつねいは、謝危しゃ・きに色仕掛けしたが、通用しなかった。
雪寧せつねいは、謝危しゃ・きが自分を好いているという考えを打ち消した。

謝危しゃ・きの病の原因が雪寧せつねいだと気づいた呂顕りょ・けんは、謝危しゃ・き雪寧せつねいが思うより善人だと話し、謝危しゃ・きを救ってほしいと頼んだ。

密偵の同行を疑われた沈芷衣ちん・しいは、大月氏国だいげっしこくの王子を平手打ちにし、王子は使臣を討った。
皇帝は、大月氏国だいげっしこくを探るよう謝危しゃ・きに命じた。

謝危しゃ・き雪寧せつねいに、開戦前に沈芷衣ちん・しいを救いたいと話した。
すると雪寧せつねいは自分も行くと奮起した。

薛定非せつ・ていひに疑念を抱き始めた薛遠せつ・えんは、謝危しゃ・きの暗殺を命じた。

感想・考察

やっと本編に追いつき、初めてリアタイで見ることができました🥳
感無量です😭😭
最終回までに本編に追いつくことができてよかったです。

連環計

前回、”雪寧せつねいは傷つてるんですから、配慮してくださいよ、せんせー👽意識のない雪寧せつねいに勝手にでこちゅーしないで👽”と抗議したわけですが、前世の雪寧せつねいは、燕臨えん・りんから逃げるために謝危しゃ・きを誘惑していました🤣

まぁ、若いヤンデる武官よりも、9個年上の文官の方が楽そうですもんね。
気持ちは分かります。

それにせいこうしてから、燕臨えん・りんに「謝危しゃ・きに無理やり…🥺」と言えば燕臨えん・りん謝危しゃ・きの仲を裂けるかもしれず、もしかしたら燕臨えん・りん謝危しゃ・きの首を取ってくれるかもしれず、追い詰められて万策尽きた時には、賭ける価値のある策だと思いました。

好感度が足りなかったからか、あまりにもべたな策だからか、先生は作戦に引っ掛かりませんでした。残念です。

しかし、度肝抜かれました。
さすが、自分で

雪寧せつねい「私は数え切れないほどの悪事を働いてきた」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第1話より引用

と言うだけはあります。

そういえば2話で雪寧せつねいは、1度謝危しゃ・きに色仕掛けを使うことを検討していました。

前世において雪寧せつねい謝危しゃ・きから愚か者だから生かしたと言われたのに、賢い立ち回りを1話で見られてしまいました。
それで命の危険を感じた雪寧せつねいは、

雪寧せつねい「もしかして女を武器にすれば彼を掌握できるかも」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話より引用

と一瞬考え、その考えを打ち消してました。

あの時、色仕掛けしてる映像ありました。
あれ、今見ると、今回と同じシーンでした。

2話を見た時は、雪寧せつねいがうっかり想像してしまった映像だと思いました。
それで、”色仕掛けはダメだ”とか、”謝危しゃ・きに色仕掛けとか怖すぎる”みたいな感じで考えを打ち消したのだと勝手に思ってました。

でも、そうではなくて、実際にやって失敗したことを思い返して、ダメだと考えを打ち消してたんですね😂
全然気づきませんでした😇

ところで前世の謝危しゃ・きは、

謝危しゃ・き「こうやって張遮ちょう・しゃをたぶらかしたのだな」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第31話より引用

と言っていました。
雪寧せつねいは何も言いませんでしたが、どうなんでしょうか?

私はプラトニックを推しているのですが、もしも謝危しゃ・きが正しいなら、教えてほしいです。

奮起

雪寧せつねいを故郷に帰したくない先生は、燕臨えん・りんのこと、沈芷衣ちん・しいのことなど持ち出し、説得しました。
そして最後には張遮ちょう・しゃも持ち出しました。

謝危しゃ・きは、雪寧せつねい張遮ちょう・しゃを好きだからこそ身を退いたと知っています。
普通なら好きな人の好きな人の話なんてしたくないと思いますが、最後に持ち出しました。

それで雪寧せつねいを引き留めることができるなら、手段を選ばず張遮ちょう・しゃも持ち出しました。
それだけ必死です。

これだけ必死に引き留められてるのに、雪寧せつねいが出した答えは…。

雪寧せつねい「あの人が私を好きになるわけない」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第31話より引用

でした。
よっぽど前世での印象が悪かったんでしょうね。

普通、女子なら、桃片糕とうべんこう事件で謝危しゃ・きが不機嫌になった時(15話)に、何かに気づきますよね?
なんで不機嫌になるの?って考えた結果、好意に気づきますよね?
それが、ここまでされても打ち消す。

しかし、姜伯游きょう・はくゆう呂顕りょ・けん雪寧せつねいの考えが間違っていると示唆しました。
グッジョブ、2人。

何を言われても故郷に帰るという考えを変えなかった雪寧せつねいですが、沈芷衣ちん・しいの窮状を知り奮起しました。
先生、流石雪寧せつねいのことを分かってます。

雪寧せつねいが放っておけるはずありませんもんね。
雪寧せつねいに笑顔を取り戻させてくださり、ありがとうございました。

心底憎まれていた件

雪寧せつねい謝危しゃ・きは前世で私を心底憎んでいた」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第31話より引用

雪寧せつねいは回想し、思い出しました。

今更ですが、雪寧が憎まれていたのは、燕臨えん・りんを病ませたのが雪寧せつねいだからでしょうか?
前世の謝危しゃ・き雪寧せつねいに対して、

謝危しゃ・き「(雪寧せつねいは)長年計略を重ね人の真心を裏切ってこられました。すべては皇后として寧安宮に居座るためでは?…(中略)…罪深い女だ」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第2話より引用

と言っていたんですよね。

謝危しゃ・きにとってえん家がいかに大切な存在かは、これまで描かれてきました。
燕臨えん・りんのことも謝危しゃ・きは大切にしています。

そもそも1話で謝危しゃ・きが姜家にやってきたのも、燕臨えん・りんの想い人が雪寧せつねいだと知ったからでした。
その大切な燕臨えん・りんが、雪寧せつねいのせいで精神的にボロボロにされ、そして今も絶賛病んだ行動をとっているとなれば、謝危しゃ・き雪寧せつねいを憎みますよね。
「真心を裏切った」や「罪深い女」という言葉は燕臨に対することを指しているように、今となっては思います。

私としては、雪寧せつねい燕臨えん・りんを助けるために沈玠ちん・かいと結婚し 助けられるだけの力を得るために、ひたすら権力を目指したと思いたいですが、前世の謝危しゃ・きは今のように雪寧せつねいと協力関係になく、そんなことは知りません。

だから、雪寧せつねいが気づくほど雪寧せつねいを憎んでいたのかなと思いました。

前世のことに思いをはせてみると、前世では謝危しゃ・きの力をもってしても、えん家が血の海になる惨劇を避けられなかったんですね。

当然、前世の謝危しゃ・きえん家を守る行動をとっていたと思いますが、あの惨劇が起きました。
今回は、雪寧せつねい周寅之しゅう・いんしの動きを察知し周寅之しゅう・いんしを味方に引き入れたことが大きいんでしょうか?

前世の謝危しゃ・き周寅之しゅう・いんしに気づけなかったということ!?
2人が力を合わせて初めて、あの惨劇は避けられたのだと気づき、感慨にふけっています。
そろそろ最終回が見えてきて、さみしくなってきました。

沈芷衣

大月氏国だいげっしこくの王子に疑われた沈芷衣ちん・しいは、平手打ちをし、おつきの人たちがころされてしまいました。
最大の暴力を目の当たりにしたのに、沈芷衣ちん・しいは毅然とした態度を崩さず、さすが公主だと思いました。

立派すぎます。

沈芷衣ちん・しい、待っていてください。
雪寧せつねい謝危しゃ・きが迎えに行きますからね😭

コメント

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