寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第33話 あらすじ
謝危は燕牧を叔父と呼び涙の再会を果たした。
燕臨も謝危が従兄だと気づいていた。
平南王は薛定非と小宝を捕らえた。
雪寧は桃片糕が謝危の手作りだったと知った。
謝危は沈芷衣救出を燕臨と燕牧に命じる聖旨を偽造し、沈芷衣を救出した。
大月氏国の王子は平南王と結んで謝危の命を狙い、叔父を追い落とそうとしていた。
謝危はそれを暴き、王子を叔父のもとに送り返した。
雪寧は約束通り都の土を持って沈芷衣を迎えた。
薛遠の所に平南王から手紙が届き、謝危が薛定非だと伝えた。
感想・考察
沈芷衣「約束してちょうだい。いつか燕臨が大乾の軍を率いて大月氏を破った時この祖国の土と共に私を迎えると」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第29話より引用
この約束が果たされ、ネタバレオープニングの映像がまた1つ回収されました。
オープニングで何度も見た場面でしたが、内容を知ってみるとすごく感動的で素敵な場面だなと思いました。
燕臨が見てる
凱旋するみんなを出迎える時、雪寧は謝危を見て2人でアイコンタクトを交わしてました。
それを燕臨が見てました。
燕臨「君が張遮を見る目は俺が君を見る目と同じだ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第20話より引用
張遮のことを雪寧が好きだった時、燕臨は雪寧の目を見ただけで分かったと言っていました。
ということは、今回も、もう燕臨は分かっちゃったでしょうか?
もう今の燕臨は病まないと思いますが、燕臨が不憫。
次があるなら、次は燕臨グッドエンドをお願いします。
ついに認める
11話で謝危=薛定非だということが判明したわけですが、あの時謝危は言葉を濁しました。
自分が薛定非だと名乗り出はしませんでした。
燕牧「もし生きているなら、どうして母親に会いに来なかった?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第11話より引用
謝危「恐らく人に言えぬ苦悩が」
燕牧は気づいていましたが、謝危には言えない事情があるのだと察して深く追求しませんでした。
けれど、燕臨の賛冠者を頼みました。
燕牧「慣習では一族の年長者が若者に期待を込め賛冠者を務めている。燕家の者は戦地に赴いており適任者がおらぬ。残っているのは君だけだ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第15話より引用
というセリフを見ても、
沈琅「兵符は燕家で受け継がれる印章のようなものだ。彼らは一族の血が続くかぎり他人にひれ伏すことはない」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第16話より引用
一族で受け継ぐ公印を謝危に預けたこと(17話)を見ても、燕牧は完全に謝危を身内扱いしていますが、それでもあくまで謝危として接しました。
しかし今回、謝危は燕牧を叔父と呼び、燕臨も気づいていたことで、やっと家族としての対面を果たすことができました。
ここまで長かったです。
前世においては、燕牧は16,17話辺りでお亡くなりになってしまったでしょうから、家族の対面は果たせなかったんでしょうね。
賛冠者を謝危に頼む燕臨や、薛燁に薛定非が世子だという燕臨を見た時、気づいているのではないかと思いました。
いつ気づいたのかわかりませんが、燕臨は自力で気づいたということで、前世でも燕臨は燕牧が亡くなる前か後に気づき、謝危とは燕家として攻め入ったのかなと思いました。
行為の原因
薛太后「忘れるな。あの平南王の残虐行為はそなた(薛遠)が原因だ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第25話より引用
このセリフの意味が気になっていました。
先生の回想により、この意味が分かったように思われます。
平南王「何百人もの子供と民の命は私が握っている。無下にできるのか?最後の警告だ。至急撤兵しろ。逆らえば全員殺す」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第35話より引用
薛遠「皇后と太子がご無事なら民の命などどうでもよい」
この考えのもと、薛遠は攻め込みました。そのため平南王は宣言通りにしたということなんですね。
だから太后は、平南王の残虐行為の原因が薛遠にあると言っていたんですね。
25話で
顧春芳「どう生き延びたのですか」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第25話より引用
と薛定非が尋ねられた時、落ち着かない様子の薛遠の指が映りました。
あの時は、薛定非が父親に矢を射かけられたと話すことを恐れているのかもしれないと思いました。
でも今回を見たことで、薛定非が生きているということは、あの後のことも知っているかもしれず、子供たちの命を犠牲にして攻め入ったことをバラされることも恐れていたのだろうと思いました。
平南王へいなんおう登場
平南王がついに自ら動きました。
馮明宇も公儀丞も亡くなってしまい、謝危は言うことを聞きませんから平南王は何もできないだろうと思っていました。
まさか自分から動くとは。
さっそく小宝と薛定非が捕らえられました。
平南王の協力者らしい大月氏国の王子は、
大月氏国の王子「私が欲しいのはある男の命だ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第33話より引用
と言い謝危を1人で呼び出しました。
大月氏国の王子「お前(謝危)はここで死ぬ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第33話より引用
そして謝危を殺そうとしました。
沈芷衣「王子が狙ってる命というのは謝殿の命よ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第33話より引用
沈芷衣の証言もあります。
大月氏国の王子が少師である謝危の命を特定して狙う意味が不明です。
なので、謝危は王子本人の標的ではなく、同盟相手である平南王の標的なのではないでしょうか?
平南王についに謝危が怪しすぎることがバレてしまったのでは!?
薛遠「謝危が何度も逆賊を捕らえ功を上げたことで平南王の計画が潰れ怒りをかったのかも。平南王は恐ろしい男だ。私の手を借りてでも謝危を殺したいのだろう」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第33話より引用
と薛遠も考察してます。
これはまずいのではないでしょうか?急いで次話見てきます!
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