寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第34話 あらすじ
薛遠は皇帝に、謝危が聖旨を偽造し謀反を企んでいると進言した。
皇帝は調べを進めてから判断することにした。
雪寧は謝危に、今後どうするつもりなのかを尋ねた。
戻って罰を受けるのか、ここで謀反を起こすのか。
自分は関係ないと言い離れようとする雪寧に、謝危は好きな気持ちを認めさせようとした。
雪寧が謝危に殺されたのだと話すと、謝危は雪寧に小刀の柄を握らせ自分の腹に突き刺した。
雪寧は、平南王にさらわれた。
小宝は雪寧の目の前でころされた。
平南王は謝危を呼び出し、燕軍を率いて都を攻め落とすよう命じた。
謝危は言われた通りにしつつ、平南王を倒し、平南王の首を手柄にして聖旨偽造等の罪を相殺しようと考えた。
感想・考察
小宝が…😭すごく賢い子だったのに。
謝危「通州に残り金陵の動向を探れ」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第24話より引用
と小宝は命じられていたので、きっと通州で平南王に捕まったのだろうと思われます。
そこから都に連れてこられて…。
都に連れてこられた時、すでに小宝はひどいありさまで、動きませんでした。
そこからさらに帰一山荘まで連れていかれて、そこで見せしめのように…😭
最後まで口を割らず、凄い子でした。
勝ち筋
薛遠が謝危謀反などと言い出し、沈芷衣まで
沈芷衣「もし兄が罰を下したら?今の先生の力なら己を守るために謀反を起こさぬとも限らない」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第34話より引用
と話しました。
雪寧も今後の身の振り方について先生に尋ね…。
まだ沈琅の御代ですから予定よりは随分早いですが、もしかしてこんな感じで謀反に突入するのだろうか?とハラハラしました。
謝危「もし(薛家を追い詰めることが?)実現すれば天下は定まり私は煮殺される」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第30話より引用
という強烈なセリフもありましたから、先生は最後にはしぬつもりなのではないかという不安もあったりします。
もしかして詰んだの?と怖くなりました。
しかし、その後平南王の首を手柄にして、燕家を忠臣のまま凱旋させるための策だと分かって安心しました。
不安になっていたところにきれいな勝ち筋が見えるという、激熱展開でした!
恋のキューピッド
32話で先生にやさしくし、視聴者と先生を期待させた雪寧ですが、まだ覚悟が決まっていなかったようです。
前回の凱旋してきたときに先生を見ていた感じとか、今回の平南王の鞭から先生を庇った感じなどを見ると、きっと雪寧も先生が好きなんだと思います。
でも、怖い気持ちがあるようです。
そんな雪寧に対して、先生ご自身はもちろんのこと、沈芷衣も平南王も謝危は雪寧が好きだと教えてあげていて心強かったです。
平南王がしていることが、完全に恋のキューピッドで良いお義父さんだなと思いました。
どゆこと?
謝危「何を恐れてる。私の何が怖い?」
寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第34話より引用
雪寧「私はあなたに殺されたの」
この「私はあなたに殺された」というセリフ、視聴者はもちろんわかりますが、先生は分からないと思うのです。
どういう意味か。
たぶん分からないと思うのに、先生がこのセリフを聞いてしたことは、自分を刺させるということでした😱
いったい先生はどういう意味だと思ったんでしょうか?
今まで雪寧は先生に怖い目にあわされてきました。
上京の時に離魂病発症中の謝危からナイフで襲われたり(5話)、刺客の人質にされて、自分も一緒に口封じのために殺されるのではないかとおびえたり、刺客がとどめを刺されるところを見てしまったり(3話)、馬車に乗っているときに矢が飛んできたり(6話)、内緒話を立ち聞きしてしまい、ナイフを持った先生に事情聴取されたり(9話)、公儀丞がころされるところを見てしまい、そのまま襲われたり(18話)、通州の作戦にも巻き込まれて怖い思いをしました(20話~24話)。
特に23話では”命を奪ってやる”など怖いことを言われてました。
薛家の刺客にも襲われました(31話)。
こう見てくると、このドラマのヒーローであると思われる先生は、ヒロインに2回もナイフを突きつけてるんですね。
しかも本気でころす気で。
病気なので仕方ないですが、こういうヒーロー珍しいですね。
心当たりがありすぎるから、雪寧に自分を刺させたんでしょうか?
見ていて痛くなりましたが、
謝危「どこへ逃げても私は君を見つける」
「寧安」第34話より引用
このセリフの本気度はバリバリ伝わりました。
ただのハッタリじゃないと思いました。
先生は命がけで雪寧に向き合っていますから、きっと地の果てまでも追いかけてくるでしょうね。
雪寧に自分と向き合わせるために体を張った先生ですが、その後お腹に刺し傷がある状態で山登りをさせられ、鞭打ちもされ、大変ですね。
今回は先生が痛い目に遭わされる回でした。
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