寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第37話  ネタバレあらすじと感想・考察

寧安如夢 第37話 寧安如夢

寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第37話 あらすじ

雪寧せつねいは結婚について考える時間が欲しいと話したが、謝危しゃ・きは怒った様子で行ってしまった。

謝危しゃ・きを陥れるため、証言を捏造したい周寅之しゅう・いんしは、協力しない芳吟ほうぎんに拷問を加えた。
芳吟ほうぎんが捕らえられたという報告を受けた謝危しゃ・きは、すぐに帰京することに決めた。

謝危しゃ・き燕臨えん・りんを許し、せつ家を断罪するつもりだと顧春芳こ・しゅんほうに話した沈琅ちん・ろうは、吐血した。
薛姝せつ・しゅは毒を盛っている。

皇宮の兵を挿げ替えた薛遠せつ・えんは、謝危しゃ・き燕臨えん・りんを倒し沈玠ちん・かいを即位させるつもりだと太后に話した。
謝危しゃ・きらの到着を待っていた沈琅ちん・ろうは倒れた。

兵を率いた薛燁せつ・ようは、沈琅ちん・ろうは崩御した、全ての罪はえん家に着せると言って謝危しゃ・き燕臨えん・りん張遮ちょう・しゃを襲った。
雪寧せつねい呂顕りょ・けん芳吟ほうぎん救出に向かったが、芳吟ほうぎん周寅之しゅう・いんしに刺され出血多量で…?

感想・考察

張遮ちょう・しゃ「天子の心は測れません…謝危しゃ・きは兵で朝廷に脅威を与えた。陛下も警戒します」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第36話より引用

燕牧えん・ぼく「我らの兵は州にいる。都から見れば大軍が迫っている。我らに謀反の意がなくとも陛下は心から安心できぬだろう」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第36話より引用

などのお話が前回あり、平南王へいなんおうを倒せば堂々と帰りえん軍はヒーローになれるという楽観的な観測が、そうではないかもしれないと不安になっていたところでした。

今回、始まると、沈琅ちん・ろう謝危しゃ・きたちを許すつもりだと判明し、一安心です。
しかし、その沈琅ちん・ろうが吐血…さらに倒れ…崩御😱
どうなっちゃうんでしょう。

切ない

芳吟ほうぎんー😱😭
なにこれ?生きてますよね?
生きてますよね、芳吟ほうぎんは😭😭😭

芳吟ほうぎんはずっと清遠伯せいえんはく家で虐げられて過ごしていて、やっと縁を切れてこれから幸せになるところだったんですよ?
短期間で頑張って帳簿を覚えることに成功し、守銭奴の呂顕りょ・けんと結婚して、芳吟ほうぎん雪寧せつねいの番頭さんとしてバリバリお金を稼ぐはずだったのに…😭
あんな環境で育ったのに、キラキラした目をしてて、すごく強い人なんですよ。

生きてますよね?これ。

芳吟ほうぎん「あの人よりも?時々私に向ける視線の先に別の誰かがいる気がしていました」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第37話より引用

このセリフが切なかったです。
違うんだ、芳吟ほうぎん
雪寧せつねいの視線の先にいるのも芳吟ほうぎんなんだ!

芳吟ほうぎん「なぜ(雪寧せつねいが)私を助けてくれるのか分からないけど。それにいつも『なぜ私を悲しげに見るのかも』」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第6話より引用

芳吟ほうぎんは6話の頃から、雪寧せつねいが自分を見ているようで、その先に誰か別の人を見ているということに気づいていました。

呂顕りょ・けん「(芳吟ほうぎんは)義理のためなら何でもする。天が崩れようとも恩に報いようとするのだ」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第26話より引用

この心意気で、懸命に雪寧せつねいに尽くしてきたから気づいちゃったんですね。
でも、その先にいるのも芳吟ほうぎんなんですよ。
だから、自分は誰かの代わりだと思って悲しまないでほしいです。

雪寧せつねい「あなたは唯一無二よ」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第37話より引用

という言葉で、芳吟ほうぎんに全部伝わってほしいです。

そして芳吟ほうぎんに生きてほしいです。
先生だって、雪寧せつねいに刺されたけど生きてましたし、すぐ山登りしてました。
芳吟ほうぎんも刺されたけど大丈夫ですよね?

どうなの。
血がだくだく出ている感じと、雪寧せつねいがすごく泣いてる感じが心配でしょうがありません。

沈玠に挿げ替えれば万事OKなのか?

薛遠せつ・えん「私が臨孜王りんしおうを即位させます。その暁には皇宮や都、天下のものすべてがあなたの意のままになるのです」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第37話より引用

沈琅ちん・ろうせつ家に盾つき始めたので、薛遠せつ・えん薛姝せつ・しゅを唆し、沈琅ちん・ろうを葬り沈玠ちん・かいを即位させるつもりです。

でも、沈玠ちん・かい燕臨えん・りんの親友ですよね。
薛遠せつ・えんが考えるように、そうホイホイ事がせつ家の思惑通り進むんでしょうか?

沈玠ちん・かいえん家のために跪いてました。(17話)
前世においても、燕臨えん・りんのために動いていたと思われます。

雪寧せつねい『皇后になり沈玠ちん・かい聖旨せいし燕臨えん・りんを戻そうとしたら、璜州こうしゅうで行方不明になっていた。謝危しゃ・きが皇宮に押し入った時、なぜ燕臨えん・りんもいたの?』

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第18話より引用

これは多分、沈玠ちん・かい聖旨せいしを書いたということだと思うので、沈玠ちん・かいが呼び戻そうとしたということなのだと思います。

だから、沈玠ちん・かい沈琅ちん・ろうと同じ方向に進むのではないでしょうか?

あ、そうか、でもせつ家に対する態度は違うかもしれないですね。
沈琅ちん・ろうは断罪しようとしているけれど、沈玠ちん・かいは違うかもしれません。

燕臨えん・りん「本当に皇太弟になりたくないのか?」
…(中略)…
沈玠ちん・かい「皇位などどうでもいい。私は普通の人でいたい」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第8話より引用

と、皇位に興味がなく、

沈玠ちん・かい「彼女を娶れぬなら死んだほうがましです」

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第27話より引用

とまで言ってたのに、なんだかんだで結局雪蕙せつけいを側妃にした沈玠ちん・かいだから、太后が御せるという判断なんでしょうか?
そううまくはいかない、ということを期待したいです。

コメント

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