寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 第6話  ネタバレあらすじと感想・考察

寧安如夢 第6話 寧安如夢

寧安如夢 宮廷にふたたび舞い降りる愛 第6話 あらすじ

前世の雪寧せつねいは、雪蕙せつけい沈玠ちん・かいの縁を知り、雪蕙せつけいを装い沈玠ちん・かいの心を得た。

謝危しゃ・きに刺客を放ったのは平南王へいなんおうの部下公儀丞こうぎ・じょうで、謝危しゃ・きの行動を不満に思ってのことだった。

周寅之しゅう・いんし雪寧せつねいに、えん家で平南王へいなんおうの手紙の燃えカス見つけたと話した。
雪寧せつねい燕臨えん・りんに全てを話すよう助言した。

話を聞いた燕臨えん・りんは父を問い詰め、従兄の薛定非せつ・ていひが生きていると平南王へいなんおうから知らせが届き、消息を聞くため手紙を送ったという話を聞いた。
平南王へいなんおうのもとにはえん家からの手紙がある。
燕臨えん・りん雪寧せつねいえん家の災いに巻き込むことを恐れた。

せつ家の生糸船が転覆した。
情報が広まる前に生糸を買いこもうと考えた呂顕りょ・けんは、芳吟ほうぎんが値上がりをほのめかし生糸を買っていたと知った。

感想・考察

雪寧せつねい「私は数えきれないほどの悪事を働いてきた」

「寧安如夢」第1話より引用

とは言っていましたが、いったいどんな悪事を働いたのかは分かりませんでした。
しかし悪事のうちの1つが、今回分かりました。

雪寧せつねいは、人魚姫の悪役そのもののムーブをしていました🤣

雪蕙せつけい沈玠ちん・かいにフラグが立っているのを知り、「はーい!その相手の女性、私です」とやって沈玠ちん・かいの心をつかんだらしいです。
なぜ、沈玠ちん・かいはそれで信じて皇后にするほど寵愛するの😂
人魚姫の王子は悪い魔女に操られてたけれど、あなたは誰にも操られてないでしょう!?

1話の感じですと、雪寧せつねいは男装して燕臨えん・りんや、燕臨えん・りんの親友の沈玠ちん・かいとつるんで遊んでいたんですよね?
そして沈玠ちん・かい雪寧せつねいよりも燕臨えん・りんの方がタイプだみたいなことを言っていました。

沈玠ちん・かい「ほれるなら幼なじみのお前(燕臨えん・りん)がよい」

「寧安如夢」第1話より引用

なのに、手巾の相手だと信じ込んだだけで雪寧せつねいを好きになっちゃうの!?
あの女性とは違いすぎる…みたいに思わなかったんでしょうか?

沈玠ちん・かいはロマンチストなんですねぇ。

薛家と燕家

今回、燕牧えん・ぼくから、燕臨えん・りんの伯母燕敏えん・びんとその息子薛定非せつ・ていひの話が語られました。

燕臨えん・りん「20年前の平南王へいなんおう謀反の際、従兄上は陛下を守り平南王へいなんおうの刃にかかったと。従兄上の死には別の理由が?」
燕牧えん・ぼく「知らぬ。平南王へいなんおうからふみが届いただけだ。定非ていひは生きており平南王へいなんおうの手中にあると。…(中略)…20年前過ちを犯したのはえん家ではない。せつ家なのだ」

「寧安如夢」第6話より引用

燕臨えん・りんの伯母だということなので、燕敏えん・びん燕牧えん・ぼくの姉だと思われます。
その息子の名前が薛定非せつ・ていひということは、燕敏えん・びんせつ家にお嫁に行ったということなんですよね。

つまり、今はものすごく仲が悪いえん家とせつ家ですが、20年以上前は婚姻でつながるくらいに仲が良かったということですよね。
今回の燕牧えん・ぼく薛定非せつ・ていひの件についてすごく怒っていましたから、両家が険悪な仲になったのはその20年前の事件が原因なんでしょうね。
20年怒りを保つってよっぽどのことですよね。

20年前、薛定非せつ・ていひは7歳だったらしく、7歳の子が自分で進んで陛下を守ったとは思えないので、せつ家が点数稼ぎのために薛定非せつ・ていひを人身御供にした、ということでは!?
そしてえん家はせつ家が薛定非せつ・ていひを人身御供にしたことにとても怒っている、それですごく仲が悪くなったということではないでしょうか?

薛定非せつ・ていひが生きているというのが、平南王へいなんおうえん家を陥れるための策にすぎないのか、それとも本当に生きているのかはわかりません。
生きていれば27歳ですね。

平南王と薛家

公儀丞こうぎ・じょう「朝廷の大勢はえん家とせつ家に握られている。殿下(平南王へいなんおう)は両家を引き離し漁夫の利を狙っている」

「寧安如夢」第6話より引用

公儀丞こうぎ・じょうの話によれば、平南王へいなんおうえん家とせつ家に仲が悪くなってもらいたいと思っています。

そして、せつ家もえん家を陥れたいと思っています。
せつ家は意図せずして(?)平南王へいなんおうの思惑通り動いているということに!?
こんなの一番ダメなパターンですよね。

平南王へいなんおうが再び暗躍を始めているのに、朝廷を守るべきせつ家がえん家を陥れ朝廷の守りを削ごうとしているなんて。

雪寧せつねいの知る前世では、せつ家がえん家を陥れることに成功し、えん家は燕臨えん・りん以外全滅して、でも最期は謝危しゃ・きえん軍を率いて皇宮に攻め入ってきたんですよね。

平南王へいなんおうは前回はどんな働きをしたんでしょうか?
そのあたりが気になりました。

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