あらすじ

簫姸は、如意に皇后の象徴である簪を授けた。寧遠舟、如意、初月、鄧恢は兵を率いて李同光の守る合県に合流した。楊盈は物資を届けた。北磐は狼主が出陣し、合県は激戦地となった。新梧国皇帝・楊行健は2万の兵を率いて合県に向かったが行軍速度は遅く…？

北磐投降の儀式で、爆弾が爆発し楊行遠と沙西王（初月父）が亡くなった。皇后簫姸は、丹陽王が帝位を継ぐよう推挙した。英王は、丹陽王に危害を加え、簫妍に早産の薬を盛った。自分が帝位に就くために。左賢王に爆弾を送ったのも英王で…？

如意と寧遠舟は安国皇帝と李鎮業に刃を突き付け、朝臣の前で北磐と結託した罪を告白させた。2人は殺され、第3皇子が即位し李同光が摂政となった。李同光は如意に筋弛緩薬を使い婚儀を強行しようとしたが失敗した。李同光は楊盈と結婚した。

元禄は、合県を、于十三を助けるため命を懸けて援軍を呼びに向かった。長慶公府に駆け込んだ元禄は、軍報を李同光に渡した。楊盈の腕の中で血を吐いた元禄は、愛を告白し来世で結ばれる約束をすると亡くなった。安国皇帝は北磐との結託を利用しようと考え…？

楊行遠が覚悟を決めた時、鳴鏑が上がった。北磐が攻めてきたことを報せるものであり、直ちに狼煙をあげ援軍を呼ぶ必要がある。しかし、狼煙台は北磐に攻められていた。銭昭は直ちに狼煙台に向かうよう命を出した。楊行遠を守るため、銭昭は亡くなった。

李同光に冷たくされた初貴妃は楊盈に刺客を放ったと話した。李同光の建てた如意のお墓にお参りした楊盈は襲われた。如意と寧遠舟が駆け付け刺客は一掃された。一緒に逃げようと誘われたが、楊盈は安国と梧国の平和のために残る決断をした。

楊行遠は柴明らを称える詔を書いていた。寧遠舟は如意と楊盈を連れ戻すため安都に引き返した。如意の死と自分の今後に絶望した楊盈は自害を試みたが、思いとどまった。安国皇帝から自害を促された楊盈は公主であることを明かし、安国の皇后になると話し…？

如意は百官の前で安国皇帝の罪を暴いた。その裏で金媚娘は名簿を焼き解毒剤を配り朱衣衛の人々を逃がした。李同光は楊盈を助けたことで疑われた。その疑いを晴らし出世させるため如意は李同光に自分を刺させた。如意は鄧恢に刺され、亡骸は焼かれた。

寧遠舟は貴重な鋼で自ら剣を鍛造し如意に贈った。如意は鄧恢に決闘を申し込んだ。決闘の場は朱衣衛に囲まれていた。如意は血統に諮ったが刺され倒れた。使節団は楊行遠を救い出した。救出班と合流し安都を脱出する計画だったが、杜長史が大怪我を負い…？