玉骨遥(ぎょっこつよう) 第10話 落ちこぼれ弟子 ネタバレあらすじと感想

玉骨遥第10話 落ちこぼれ弟子 玉骨遥

玉骨遥(ぎょっこつよう) 第10話 落ちこぼれ弟子 あらすじ

時影じえい大司命だいしめいに見つからないよう、朱顔しゅがんを自分の袂に隠した。
時影じえい雪鷺せつろを誉め、自分をけなすのを朱顔しゅがんは聞いてしまった。

講義が始まった。
居眠りをした朱顔しゅがんは写経を命じられた。
青罡せいこう朱顔しゅがんに、写経を手伝うので時影じえいの髪を1本取ってきて欲しいと頼んだ。

朱顔しゅがん時影じえいのところに写経を持っていくと、時影じえいは居眠りの原因を見抜き指導してくれた。
六部の子弟が皆就学前に教わることを辺境の部族出身の朱顔しゅがんは知らなかった。
そのため講義についていけず居眠りしたのだ。

時影の指導は厳しく くじけそうになったが、修練は無駄にならないと言われ、朱顔しゅがんは頑張った。

赤淵せきえんは龍神の目覚めが近いことを悟った。

感想・考察

3話で入ってしまった謎の空間に再び入ってしまった朱顔しゅがんです。
あの空間は時影じえいの服の袂らしく、袂に朱顔しゅがんを隠したということのようです。

3話の時の記憶は朱顔しゅがんにはありませんが、この空間には見覚えがありました。
視聴者としては、目をつむった時影じえいがいて、また色々いたずらできるのではないかと期待したのですが、少しの時間だったからか出てきませんでした。
ちょっぴり残念。

しかし今回は朱顔しゅがんが穴をあけたおかげで外の様子を見ることができ、ここがどこなのかも分かりました。
悪口を言われて袂の中で暴れる朱顔しゅがん、可愛かったです。

時影の雪鷺評

雪鷺せつろについての時影じえいの評価はこのようなものです。

時影「(雪鷺は)たおやかな見た目ですが内面は強く志は固い。鍛えがいがある」

玉骨遥 第10話より引用

ちょっと待って!
もっと他にないの?性根が悪いとか、意地悪とか!
見た目に騙されてるじゃん!
と言いたくなりました。

でもよく考えたら間違ってません。
後ろ盾を持たない自分だから後ろ盾をどうにかして持とうという志があり、そのためには手段を択ばないから悪役ムーブになってしまっていますが、確かに明確な目的をもってそのために努力してます。

玉骨ぎょっこつだってあれだけ振り回されても、溶岩の中に落ちても絶対に離さなかったですし。
あれは確かにすごいです。
雪鶯せつおうを助けるより玉骨ぎょっこつを選んだのは視聴者的にはダメだと思いますが、でも執念は感じました。
あのくらい執念を持って何かを成そうとすれば、どんな分野でも大成しそうです。

心配なこと

朱顔しゅがんが川辺いた時、六部の子弟たちがやってきて、朱顔しゅがんに嫌味を言ったり味方したりしました。

そこでのセリフにこのようなものがありました。

紫芊芊しせんせん「抜け駆けで褒美をもらいに行き罰を食らったのね」

玉骨遥 第10話より引用

ということは、彼女たちは朱顔しゅがん時影じえいの所に行ったことを知っているということですよね。
こういった噂話が子弟から神官に伝わり、大司命だいしめいに伝わり、時影じえいと話していた時朱顔しゅがんがいたということが大司命だいしめいに伝わるんじゃないかと心配になりました。
大司命だいしめい朱顔しゅがん時影じえいのことについて六部の子弟たちに聞き込みを行えば、大司命だいしめいの疑いはもっと強くなるのではないでしょうか。本当に心配です。

そしてもう1つ心配なことが。

雪鷺せつろは皆の前で青罡せいこうに肩掛けを返したと伝え親しいアピールをしていました。
青罡せいこうは嬉しそうに香りを嗅いでいましたが、雪鷺せつろは大司命のスパイにされてしまったような?

この2人がいい感じになることで雪鷺せつろが悪の道から戻ってくることを期待しているわけですが、大司命だいしめいにより茶茶が入ったことでどうなってしまうのか。
心配になりました。

ドキドキした!?

朱顔しゅがんが髪を抜くことができそうになった時、時影じえいは急に立ち上がって場所を移しました。
あれは、髪を抜かれそうになったことに気づいたからではなく、朱顔しゅがんがめちゃくちゃ近くにいてどっきりびっくりしたからですよね?
朱顔しゅがんの髪が時影じえいの頬に付きそうなくらい近く、それで気づいて立ち上がってましたよね。
つまり、時影じえいは異性として朱顔しゅがんを意識している、と。そういうことでよろしいですね!

予言の真偽

今までは時影じえい朱顔しゅがんがころす、という予言は大司命だけが言ってることだし作り話とか、嘘じゃないかと思ってきました。
しかし今回”万書伝音ばんしょでんおん”を習得した朱顔しゅがんは、こんなことを言っていました。

朱顔「万事万物の間に不可欠のものが分かりました。均衡です。天地から力を借りたらそれを天地に返す。時の力を借りたらやはり時に返す。過酷な術を使えば己を傷つける」

玉骨遥 第10話より引用

これにより、やっぱり予言は嘘などではなく玉骨ぎょっこつを使ったことによる反動であり、本当なんだな、と思うようになりました。
今までもちょいちょいそういう話は出てきていましたが、ここへきてそうかぁ、と観念した感じです。

2人はその予言を蹴散らし最後にはハッピーエンドでしょうから、悲観するのはやめます。

前回は赤淵せきえんが当て馬かもしれないと思い盛り上がりましたが、今回は龍神という新キャラ(?)の存在が赤淵せきえんの口から出て謎が生まれました。
時影じえいのことなんでしょうか?
時影じえいは帝王の血でしょうから、誰か別の龍神なる存在が生まれるんでしょうか?何でしょうね。

来週は11話「秘められた少司命しょうしめいの素性」、12話「雷鳴と揺れる心」です。
ついに少司命しょうしめい時影じえいが判明してしまうということ!?
そうしたら朱顔しゅがんはどんな反応をするでしょうか?大好きな世子が生きていたと知って喜びますよね。
今まで教えられておらずどれだけ世子が好きか本人に言ってしまって恥ずかしい気もするでしょうが。

雷鳴というと、時影じえいが思い浮かびます。
3話で自分が母をころしてしまったと思った時影じえいは荒れ、天象を変え雷を読んでました。
またあのようなことがあるということでしょうか?

そうだとすると、かなり心配です。
再び朱顔しゅがん時影じえいをなだめる流れになる?!

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