玉骨遥(ぎょっこつよう) 第12話 雷鳴と揺れる心 ネタバレあらすじと感想

玉骨遥第12話 雷鳴と揺れる心 玉骨遥

玉骨遥(ぎょっこつよう) 第12話 雷鳴と揺れる心 あらすじ

心が動じれば霊識れいしき草で作った腕輪は揺れ音がなる。
朱顔しゅがん時影じえいに自分を好きなのか尋ねたが、腕輪は反応しなかった。
ところが朱顔しゅがんが去るとすぐに雷が鳴った。

朱顔しゅがん時影じえいに抱き着くと時影じえいは小さな白い獣になった。
時影じえい重明ちょうめいを問い詰めた。
重明ちょうめい朱顔しゅがん除けに女色に惑わず修行できる術をかけたのだと話した。
朱顔しゅがんは2人の話を聞いていた。

朦朧とする赤淵せきえんの頭に「止淵しえん蒼梧そうごの淵でお前を待つ」という声が響いた。

雪鷺せつろに差し入れられた菓子を食べた青罡せいこう朱顔しゅがんは寝てしまい、試験を受けられなかった。
ライバルである青罡せいこうを陥れるための雪鷺せつろの罠だった。

怒った朱顔しゅがん雪鷺せつろに術を放ち、時影じえいに見つかり罰を命じられた。

時影じえいは、大司命だいしめい雪鷺せつろに対し「事が成れば2人は空桑くうそうの帝君と皇后だ」と話しているのを聞いてしまい…?

感想

えっと。
えっとですね、先週の10話を見終わった後、今週のドラマのタイトルが「秘められた少司命の素性」と「雷鳴と揺れる心」だということで、どんな内容か予想しました。
その時は、時影じえいの素性がバレてしまって時影じえいの怒りの雷鳴がとどろくのではないか、みたいに想像したわけです。

その場合青罡せいこうが素性をばらすことになるだろうから、それは嫌だな、なんてね。
前回、青罡せいこうは黙っていてくれることが判明しましたが 雪鷺せつろがまだいるので警戒を怠ってはいけないと警戒心モリモリで見守りました。

ところがふたを開けてみたら12話はラブコメでした!
全然予想と違っていましたが、ニヤニヤ回、楽しませていただきました。

雪鷺せつろと同じ色仕掛け作戦に出た朱顔しゅがんには驚きましたが、腕輪を揺らさず天候を変える時影じえいにはもっと驚きました。
確か霊識れいしき草は雑念に反応し揺れ音が鳴るということでしたが、時影じえいレベルになると腕輪を通り越して先に気象を変えてしまうようです。

おそらく時影じえいが感情を爆発させて雷を呼んだのは3話が初めてなんだと思います。
あの時、大司命だいしめいも驚いてましたから。
あの日雷を呼び気象を変えたことで、時影じえいはすっかり気象を変える体質になってしまったということでしょうか?

うっかり天気を変えてしまう体質に!?
視聴者的にはクールな時影じえいの内面が非常に分かりやすくなってとてもいいと思います(笑)

重明の術の正体

前回重明ちょうめいが使った女色に惑わされなくなる術の正体が判明しました。
ドッキリすると小さくて白い獣になってしまう術でした。
何だこれ、可愛いな。

時影じえいの動揺が雷同様分かりやすくていいですね。
時影は物理攻撃に弱いようですね( ..)φメモメモ
ただ、問題は法術を解く方法は解読されていない、ということです。

今は可愛いなんて言いながらニヤニヤしてられますけれど、このままじゃロマンチックなあれやこれが何もできないじゃないですか?
それは困ります。大分困ります。
一刻も早く法術を解く方法を見つけてください!

時影じえいが獣の姿で帰ってきたことで、朱顔しゅがんとの間に何かあったと察した重明ちょうめいが妄想した場面が面白すぎました。
朱顔しゅがんがタコ口で時影じえいに迫ってました。
あれの何がすごいって、あの顔をできる朱顔しゅがんもすごいですが、笑わずにいられる時影じえいもすごいです。
そしてあんなのを想像した重明ちょうめいもすごい。みんなすごかった。

そういえば、重明ちょうめいの恋愛事情ってどうなっているんでしょうか?
色々鳥は種類がありますが、重明ちょうめいは白くて大きいので白くて大きい鳥の代表(?)白鳥について調べてみました。

白鳥は5月~6月に3~7個くらい卵を産み育てるらしいと知りました。
重明ちょうめいは9000歳です。間を取って1年に5個卵を産むとして、9000年。
45000人くらい子供がいてもおかしくないかも!?
それなのにあの妄想力?

ナルシストな重明ちょうめいは他人(他鳥)に興味はないから子供もいないでしょうか?
あるいは鳥は恋愛しないので、見たことのある人間の恋愛の中からひねり出した妄想でしょうか?
とにかく笑えました。

修行が始まり半月経過

1か月の予定で修行が始まりましたが、もう半月が経ったそうです。
雪鷺せつろがライバルに薬を盛ったのには驚きましたが、さらに驚いたのは、

雪鷺せつろ「私は正々堂々と主席になりたい」

「玉骨遥」第12話より引用

雪鷺せつろが言ったことです。
雪鷺せつろ的には、薬を盛るのも正々堂々の内に入るということだそうで、恐ろしくなりました。
確かに正々堂々って曖昧な概念かもしれません。

手出ししてしまった朱顔しゅがんは現場を押さえられ、時影じえいに怒られてしまいました。
被害者なのに怒られ、さらに雪鷺せつろから見下された朱顔しゅがんは一番弟子になろうと酔っぱらいながら決意。

雪鷺せつろ時影じえいをお似合いだという雪鷺せつろの取り巻きのセリフにカチンときていたのもあるみたいなので、朱顔しゅがんの決意の奥底には時影じえいに対する恋心がありそうです。

時影じえい朱顔しゅがんが一番弟子になりたがっていると知りました。
そして大司命だいしめいが自分と雪鷺せつろをくっつけようとしていることも知りました。

来週は13話「弟子選抜の決着」14話「あなたと見たい景色」ということで、ついに一番弟子が決まりそうです。

止淵しえんという人が誰かに呼ばれているという、赤淵せきえんの気になる描写もありました。
10話で出てきた龍神関係の何かでしょうか?

氷魄ひょうはくという対せき族用の法器を持つ雪鷺せつろにも勝ち、朱顔しゅがんが一番弟子になると信じて来週を待ちたいと思います。

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