玉骨遥(ぎょっこつよう) 第3話 動き始める運命の歯車 あらすじ
時影が攻撃を放つと、氷族が現れ戦闘になった。
大司命が援軍に来ると、時影は朱顔を袂に隠した。
大司命が去り、時影は朱顔を袂から出した。
朱顔は人を生き返らせる方法について時影に尋ねたが、時影は答えず朱顔の記憶を消した。
氷族は青東方と通じていた。
重明は調査を行い、盛夏生まれの朱顔は災いの娘ではないと結論付けた。
時影は喉を傷めた白嫣のために薬を届けたが、白嫣は時影が生きていると知られないよう自害した。
大司命は時影の復讐心を駆り立て、時影は復讐を決意した。
感想・考察
せっかく時影に出会えた朱顔でしたが、記憶を消されてしまいました。
2人が再会し、朱顔が時影こそ自分が生きかえらせたい相手だと気づくのはいつになるのか。
とりあえずまだお預けですね。
舞衣がっー!
そもそも、朱顔が帝王谷に来たのは、雪鷺に落とされてしまった雪鶯の舞衣を探すためでした。
前回、無事に舞衣を見つけた朱顔は、なぜか舞衣を着て舞いました。
時影との再会シーンをドラマチックに演出するための大人の事情だろうと頭ではわかっていながらも、大切な舞衣を着た朱顔にはツッコミを入れずにはいられませんでした。
そして今回、舞衣を着たまま戦ったことで、舞衣は完全に燃えてしまいました(;゚Д゚)
雪鶯の亡くなったお母さまが いつか雪鶯が望星使に選ばれた時のために作っておいてくれた ものすごく大切な奴じゃないですか。
しかもこれがないと雪鶯は望星使として舞を奉納できないんですよね!?
そもそも なぜ着たの?同じ立場になったら”一巻の終わりだ”と思うと思います。
朱顔は記憶を消してもらったことで、舞衣が燃えたことも忘れられましたから、ある意味良かったのかもしれませんね。
后土の指輪に関する考察
帝王谷にあるという后土の指輪を、氷族の智者も雪鷺も狙っています。
元々は伝説の皇后白薇の持ち物でした。
智者「私が后土の指輪の力を得さえすればこれが奴らの最後の儀式となる」
「玉骨遥」第2話より引用
大司命「皇天に天地を滅ぼす力があり后土は空桑を守れる」
「玉骨遥」第3話より引用
大司命の言葉からは、后土の指輪が本来 守るためのものであるということがうかがえます。
この2つの発言から、氷族は天地を滅ぼす力があるという「皇天」を持っており、后土の指輪は「皇天」を使ううえで邪魔だから排除しようとしているということではないかと想像しました。
選ばれし者しか使えないらしい后土の指輪を智者は使えるんでしょうか?
后土の指輪の場所は大司命ですら知らないそうです。
雪鷺と智者が狙う后土の指輪とは一体どんなものなのか、どこにあるのか、これから鍵になって来るんでしょうか?
重明は、朱顔と会った後の時影の様子が、白薇(后土の指輪の持ち主だった伝説の皇后)に初めて会った時の星尊帝と同じだと言っていました。
重明は朱顔を白薇皇后になぞらえていましたから、朱顔が后土の指輪を見つけて使える、みたいな流れになるでしょうか。
ワクワクします。
雪鷺と時影の関係から分かる家系図
時影と雪鷺がいとこ同士だと判明したことにより、人物関係が分かりました。
白嫣は白敬安の妹のようです。

そして時影が雪鷺のことを「従妹(年下の女のいとこ)」と表現したことで、雪鷺が17歳以下だと判明しました。
時影がまだ18歳になっておらず、そして雪鷺を年下だと言っていることから、もしかしたら雪鷺は16歳以下かもしれません。
ものすごく驚きました。
雪鷺が中学生~高校生ならば、結婚相手として小学校高学年~中学生の男子を狙っていてもそこまでおかしくはありませんね。
2話の感想欄では犯罪チックだなどと言ってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
なぜ大司命は復讐を煽ろうとするのか
白嫣からの手紙には、復讐をしないよう書かれていました。
1話を見て、白嫣と大司命は想いあっていた(いる)のではないかと妄想しました。
だから大司命は白嫣の意思を尊重するのではないかと思いました。
しかし白嫣の手紙を見た大司命は、時影に復讐するよう言いました。
何故なんでしょうか?
大司命自身が白嫣の死を受け入れられなくて、彼女を死においやった人たちを許せなくて、そう言わせているということでしょうか?
それとも白嫣からの手紙には、別のメッセージが隠されていたとかでしょうか?
なぜ大司命は白嫣の意思を尊重せず時影に復讐を促すのか気になります。
母の復讐を誓い、時影は黒いメラメラエフェクトを纏い始めてしまいました。黒いメラメラって悪役さん専用エフェクトではないですか?
ヒーローがそのエフェクト纏ってて大丈夫なんでしょうか?
謎の空間を生成できたり、天象を操れたりする時影が悪役のようになってしまったら…。とっても心配です。
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