玉骨遥(ぎょっこつよう) 第40話 師弟から伴侶へ あらすじ
白王は王位を剥奪され、白風麟は斬首刑と決まった。
雪鷺は白王に封じられ、母の位牌を王府に祀った。
白風麟は、海皇である赤淵を匿っていた赤族を告発した。
赤王夫妻は朱顔と結婚したいという時影の願いを喜んだ。
海皇を匿っていた赤族に一族誅殺の聖旨が下った。
智者は皇天と后土の力を利用しようとしたが、白薇が施した龍魂印が阻んだ。
龍魂印を解くには海皇の血が必要だった。
朱顔と時影は龍神に会いに行き、 赤淵と赤族の潔白を宣言してほしいと頼んだ。
すると龍神は、赤淵はまだ生きていると話し、赤淵を目覚めさせるよう2人に命じた。
感想
2人が晴れて結婚することになりました。
やっとですね!2人でなら運命は変えられるという時影に、それは分からないと朱顔が言おうとすると口封じされ…。
力技で、朱顔は説得されたのでした🥰🎉
母の勘
赤王妃は、婚姻に反抗する朱顔を見て、思う相手がいると気付いていたそうです。
朱顔がお見合いをたくさんしていたのは19話でした。
19話で赤淵と話した朱顔は、”もしかして師匠のことが好きなの?”と思いつつも そう思ってしまった自分を否定していました。
あの朱顔を見て、私は神官だから恋愛対象カテゴリーから外していると解釈してしまいましたが、赤王妃はバッチリ分かっていたんですね。
さすがママです。
余計なことをする白風麟
幸せムードだったのに、白風麟のせいで台無しになってしまいました。
なぜ白風麟は赤族を自分の道連れにしようとしたんでしょうか。
35話で青罡を人質にした澗長老が実は朱顔だということは、白風麟は知らないはずですよね?
何か恨みがあるんでしょうか。逆恨み?
単に1人で逝きたくないだけでしょうか。
赤淵を愛する人に会わせてあげたいと思い朱顔がしたこと(21終わり~22話参照)、そしてそこから2人が恋仲だという噂が広がったことが、白風麟の話に信ぴょう性を持たせてしまいました。
あの噂のせいで、過去には街で恋愛の演目が禁じられたということもありました(30話)が、再び噂の弊害が出ました。
誰かどうにかして。
ラスボスの企み
ラスボスだと思われる、氷族の智者は皇天と后土の指輪を使おうとしましたが、白薇皇后の施していた龍魂印に阻まれました。
なぜ空桑人の白薇皇后が龍魂印を?と疑問に思いましたが、その疑問は時影が晴らしてくれました。
時影「7000年前白薇皇后は海国のため奔走し鮫族滅亡を阻止した」
「玉骨遥」 第40話 より引用
そういう事情があるため、白薇皇后は龍魂印を施すことができたんですね。
龍神は13話で星尊帝と共に自分を封印した六部に対する恨みを語っていました。
なので長い間、龍神はラスボスかも知れないと思ってきました。
しかしここに来て智者がラスボス感をプンプン漂わせています。
一方龍神は、なんだかんだで朱顔と時影に悪いことはしない感じで、思っていたよりも優しい!という印象を抱いています。
龍神によれば蘇摩が目覚めるのは70年後、予言で空桑が滅びるのも70年後です(32話)。
今はまだその時ではないから、龍神は大人しくしている、ということなのでしょうか。
残り少ないですが、龍神や蘇摩が物語にどうかかわって来るのか興味津々です。
赤淵が生きているという新情報が出ました!
急いで次話見てきます。
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