玉骨遥(ぎょっこつよう) 第43話(最終回) 最後の戦い あらすじ
時影と朱顔は力を合わせ虚遥と戦った。
最期の瞬間、我に返った赤淵は、朱顔に許しを乞い亡くなった。
時影は自分にとりついた虚遥を、体内に封印しようと考え、朱顔に自分を殺すよう命じた。
朱顔は雲荒を守るため玉骨で時影を刺した。
雪寒薇の花が咲くころ朱顔に会いに戻るという言葉を残し、時影は花びらになって消えた。
1年後。
青罡は雪鷺と共に暮らし葉城復興を支えるため、青王を辞した。
時雨と雪鶯には永隆という子が生まれていた。
朱顔は、皇宮にいた。
雪寒薇の花は時影となり、朱顔の前に姿を現した。
感想
最終回!
全43話完走、お疲れ様でした!
2024年1月4日スタートでした丸5か月間ですね。
このドラマは、1話の段階で、「すごいドラマだな」という印象を抱きました。
というのも、私はアメブロで記事を投稿しており、投稿する際にタグを付けます。
このドラマに関するブログを書き、#玉骨遥 とタグをつけたところ、1月5日の段階で既に1000件以上 #玉骨遥 というタグが付いたブログがありました。
細々と中国ドラマに関するブログを書いていますが、いつもは、ドラマタイトルのタグをつけても50件とか、多くても300件くらいなので、その多さに驚きました。
日本で放送されるのは、WOWOWが初めてでしたから、すでに多くの方がドラマを見ていてブログをアップしている、という訳ではありませんよね。
ものすごく注目度が高いドラマなんだな、ということをタグ件数を見て知りました(*ノωノ)
今確認してきたところ、#玉骨遥 というタグのついたブログ記事の数はアメブロだけで1646件になってました!(2024年5月31日現在)
本当にすごいドラマですね。
蠱惑の術を抜け出た理由
最期、赤淵が意識を取り戻し朱顔に謝罪しました。
虚遥の話を聞いた感じ、すでに愛する者(曜儀)を失っている赤淵は、虚遥の蠱惑の術を脱することができないはずだそうです。
星尊帝も白薇を失い7000年もの間、虚遥に操られていました。
赤淵もそうなっていたかもしれなかったわけです。
けれど赤淵は蠱惑の術を抜け出せました。
それはなぜなのか、考えました。
そして赤淵の朱顔に対する愛が術から抜け出させたのではないかと思いました。
曜儀を生涯ただ1人の恋人として生きてきた赤淵は、朱顔を好きになってしまった自分に悩んでいた時期がありました。
けれど22話で曜儀の生まれ変わりが朱顔なのだと赤淵は勘違いしました。
実際は、曜儀は氷族の呪術のせいで生まれ変われません。
赤淵は理性的な人ですから、朱顔が曜儀の生まれ変わりだと思っていても、時影と朱顔の姿を見て身を引きました。
今の朱顔を尊重してくれてました。
そんな赤淵ですから、虚遥に唆されて契約を結んでしまっても 一人の人間として朱顔を尊重する気持ちが 蠱惑の術から抜け出させてくれたのかもしれないと思いました。
亡くなったと思っていた赤淵が生きていて喜んでいましたが、結局また亡くなってしまいました😭
時影の決断
時影は自分の身体に虚遥を封じることにし、朱顔は雲荒を、そして民を守るために時影に玉骨を突き刺しました。(´;ω;.:…
35話で雪鷺が青罡を選んでくれた時、「ああ、よかった」と思いました。
これで全カップルハッピーエンドね、と。
時雨と雪鷺は子供も生まれて幸せです。
雪鷺と青罡は1年間別居生活だったみたいですが、これからは青罡が雪鷺の側で白王をサポートして一緒に暮らし始めます。
朱顔と時影は織姫と彦星のような2人になりました。
1年に1回会えます。
朱顔は、時影と結婚した翌朝虚遥の所に行きました。
そして朱顔と時影の余命は27年です。
ということは、2人が夫婦として過ごせるのは27日だけということ!?(´;ω;.:…
ラストシーンについて
ラストシーンは、最初見たときは、素直に時影が会いに来てくれたのね、と思いました。
けれど2回目見た時に、朱顔が術を放ったことで時影が出現したようにも見えたため、朱顔の寂しい心が時影を法術で出現させたのかもしれないと思いました。
時影は朱顔の作った幻かもしれない、と。
考えた結果、まだ今年は雪寒薇の花が咲いていなかったのだろう、けれど朱顔が術を放ったことで今年最初の雪寒薇が花開き、そして時影が約束通り現れたのだろう、という結論にたどり着きました。
もし朱顔が法術で時影を作ったのだとすると、朱顔が立ち去ろうとしていたのはおかしいです。
(ただこれも無理やり考えれば、朱顔は無意識のうちに時影を出現させる術を放っていたと考えることもできなくもない?)
1番いいのは、時影は1年の間に虚遥を倒しており、これから朱顔との約束を果たすために、雲荒中を旅したりずっと側にいるためにちょっと遅れて現れたという解釈ですね。
(2024年6月1日追記)
寝ようと思っていたのですが、ドラマのことばかり考えてしまい眠れませんでした。
うだうだ横になりながら考えていて思い出しました。
曜儀「空桑人は生まれ変われる」
「玉骨遥」第7話より引用
7話の赤淵の過去回想の中などで、曜儀はそう言っていました。
2人は生まれ変わってまた恋に落ちて、そして大人になった蘇摩に出会って再会の約束を果たすのではないか、という所まで妄想しました。
時影は身体で虚遥を封じている状態ですが、魂は朱顔と一緒に生まれ変わることができますよね?
そう思いたいです。
(追記終了)
虚遥は封じられ、虚遥を封じた時影と朱顔夫婦は星尊帝と白薇のような、織姫と彦星のような伝説の夫婦になりました。
最後はちょっと寂しい終わり方でしたが、2人の出会いを思い起こさせるような雪寒薇の花に導かれた再会で綺麗でした。
しんみりしつつも希望のある、終わり方でした。
見終わった後、寂しさとか、なんやかんやで放心状態になってしまいました。
そして2週目を見始めました。
帝王谷で時影と再会してからの朱顔がすごく幼くて驚いています。
朱顔ってこんなに成長していたのね、と。
寂しさを紛らわせるために、このまま2週目を見続けてみます!
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