玉骨遥(ぎょっこつよう) 第5話 もう1つの出会い あらすじ
大司命は再び時影の復讐心を駆り立たせようとしたが、時影は冷静だった。
雪鶯は山中で青年に出会い意気投合した。
重明の羽で舞衣を作り直した雪鶯が望星使になれるかは、時雨の判断に委ねられることになった。
時雨は山中で出会った青年で、雪鶯を望星使に選んでくれたが、声をかけたのは雪鷺だった。
周囲の者は時雨が雪鷺を気に入ったと考え、雪鶯は落ち込んだ。
雪鶯の舞衣に重明の羽が使われていることが知られれば大司命に疑われることになる。
時影は朱顔に指示を出し、2人で危険を回避した。
朱顔は弟子入りしたいと時影に頼み、生き返らせたい人がいるという想いを熱く語った。
しかし時影は断った。
時雨が冷たくしたのは雪鶯を守るためだったと知り、雪鶯は笑顔になった。
感想・考察
大司命はやっぱり時影が心魔に囚われ復讐の鬼になることを望んでいるみたいです。
計画通りなら心魔に囚われているはずの時影が平静な様子なのを見て、大司命は”正気に戻した者の存在”に気づきました。
つまり、大司命にとって時影を正気に戻せる朱顔が邪魔だということですよね!?
知らないうちに大司命の排除対象になっているなんて。
朱顔は大丈夫でしょうか?
そしてなぜ大司命は時影を闇落ちさせたいんですか!?
あなたの愛した(妄想)白嫣の息子ですよ?
なぜ?
結局、今回も謎は解けませんでした。
心配事が増えました。
雪鷺の心中を推し量る
気の弱い者同士意気投合したら、その相手は王子様でした!という、王道少女漫画的展開で始まった雪鶯と時雨の恋模様。
きっと2人とも中学生くらいの設定なんでしょうね。
ピュアな感じがいいですね!
それまで落ち込んでいたのに、時雨から本当のことを教えられた雪鶯の笑顔は輝いていました。
守りたい、この笑顔。
しかしそれを見ている雪鷺の黒い影(丸見え)。
不穏ですよぉおおおおお!
雪鷺の立場だったら、愛し合う2人の隠れ蓑に勝手にされて面白くないですよね。
時雨は雪鷺が狙っている相手ですし。
怖いことされるんじゃないかと心配です。
雪鷺は、今の段階ではそこまで悪い娘ではないと思っているので、2人にダシにされたことが判明し 持ち上げられていたのを落とされて 気分が良くないのは分かりますが、悪いことをする前に思いとどまって欲しいです。
これだけ美しいのだから、そのうちもっといい男が現れますよ、きっと。
時影、朱顔の生きかえらせたい相手を知る
ついに、時影が朱顔が人を生き返らせたいと考えている理由を知りました!
時影を生き返らせたいからだと、あの方は助ける価値があるのだと涙ながらに語る朱顔の姿を見て時影も絶対感動しましたよね!
重明は泣いてましたし、私も泣きました。
絶対時影も感激していたはずですが、見た目はクールビューティーのままでした。
そして手巾を返して行ってしまいました。
あの手巾、1週間前のことなので何の手巾だか忘れていましたが、思い出しました。
あの手巾は白嫣の衣冠塚に花束を供える際、朱顔が花束を結ぶのに使った手巾だと思います。(4話)
時影と重明の友情
重明は朱顔の話に感動しつつも、時影にとって良くない存在である朱顔を”始末したあと手厚く葬ってやろう”などと考えていて震えました。
怖すぎる!
重明は記憶さえ消せればいいという考えに代わってくれたと思っていましたが、まだ朱顔をころすことを諦めていなかったらしいです。
もうそろそろ、その考えは捨ててください!
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