玉骨遥(ぎょっこつよう) 第6話 命懸けの切なる願い ネタバレあらすじと感想

玉骨遥第6話 命懸けの切なる願い 玉骨遥

玉骨遥(ぎょっこつよう) 第6話 命懸けの切なる願い あらすじ

重明ちょうめい朱顔しゅがんの亡き世子せいしに対する思いに感動しつつも、これほど強い思いを持つ朱顔しゅがんは必ず時影じえいの命を絶つだろうと考えた。

時影じえいからの伝言と嘘をつき、重明ちょうめい朱顔しゅがんに命懸けの課題を出した。

意識がもうろうとする中、朱顔しゅがんは亡き世子せいしを救う夢を見て、どうにか課題を達成した。

時影じえい朱顔しゅがんの思いを断ち切らせるため、あえて冷酷に朱顔しゅがんを追い返した。

雪鷺せつろは、雪鶯せつおう時雨じうからもらった木彫りの鳥を証拠として提出し、雪鶯せつおうが何者かに誘惑されていると訴えた。

母・青雲せいうんからの妨害に備え雪鶯せつおうとのことを秘密にしようと考えていた時雨じうだが、雪鶯せつおうを守るため相手は自分だと名乗り出た。

落ち込んでせき王府に戻った朱顔しゅがんを、赤淵せきえんは慰めた。

感想

雪鶯せつおう時雨じうの関係を知り、利用されたと雪鷺せつろが知った場面で前回終わりました。
雪鷺せつろがどんな風に雪鶯せつおうを陥れようとするのか戦々恐々としていましたが、雪鷺せつろ雪鶯せつおうが男に誘惑されていると六王に訴え出ました。

雪鷺の思惑

雪鷺せつろ雪鶯せつおうに陰湿な嫌がらせをするのかなと思っていたので、公にしたのは意外でした。
雪鶯せつおうは相手を言わず、相手が分からず公になったことで、雪鶯せつおうの名誉は傷つけられ「ふしだらだ」などと陰口を言われてしまいました。

これが雪鷺せつろがしたかったこと?と雪鷺せつろの考えていることが分からないまま見ていました。
色々雪鶯せつおうは言われていますが、相手は時雨じうなわけで、雪鶯せつおうの名誉が一度は傷つけられても王子様と恋仲だということが最終的には公にされます。
そうなれば、雪鶯せつおうの名誉は回復するように感じたからです。

朱顔しゅがんが乗り込み相手の男の卑怯さをなじったことで、時雨じうは正々堂々と雪鶯せつおうを守ることに決めました。
時雨じうは皆の前で”白雪鶯はくせつおうを想っている”と宣言し雪鶯せつおうと手をつなぎ…、と良い場面でした。
しかし、せい王の顔は全然良いと思っていませんでした。

あのせい王の顔を見て、雪鷺せつろが何をしたかったのか理解できた気がしました。

前回、時雨じう青雲せいうんせい王に邪魔されるのを恐れて2人の仲を秘密にしようと言っていました。
雪鷺せつろはそれを聞いていました。

雪鷺「愛し合う者が添い遂げるとも限らない」

「玉骨遥」第6話より引用

さらにこんなことも言っていました。

雪鷺せつろは自分よりも圧倒的に力がある青雲せいうんせい王に2人の仲を裂いてもらおうと思って2人の仲を公にするため訴え出たのではないかと思いました。

2人の仲がそれほど深くない今のうちに手を打とうと思ったのですね。
なるほど。

新たなキーワード「帝王の血」

智者ちしゃの口から「帝王の血」という言葉が飛び出しました。
おそらく時影じえいが帝王の血なのだと思われます。

3話で智者ちしゃの放った巫咸ふかんたちが后土こうどの指輪を求めて帝王ていおう谷を襲いましたが、結局持ち帰れませんでした。
大司命だいしめいすら后土こうどの指輪がどこにあるか知らないと話していました。

智者ちしゃ巫咸ふかんから后土こうどの指輪を持ち帰れなかったこと、時影じえいという強い奴がいたことの報告を受け、色々調べたのでしょう。
そして、”帝王の血が危機に瀕した時に后土こうどの指輪が現れる”という新たな情報をゲットしたのだと思います。

后土こうどの指輪が欲しい智者ちしゃとしては”帝王の血”である時影じえいを危機に陥れようと、これからいろいろ仕掛けてくるでしょうか?怖いですね。

ここまで考えて、大司命だいしめいも もしかしたら このことを知っているのかもしれないと思いました。
大司命だいしめい時影じえいを闇落ちさせようとしていますが、一方で時影じえい嘉蘭からんに帰り元の地位に戻ることも望んでいるっぽいですよね。
今回も白嫣はくえんの兄であるはく王に、時影じえいが帰るかもしれないから雪鶯せつおう時雨じうに嫁がせるのは待ったほうがいいみたいなことを言っていました。

私は大司命だいしめい白嫣はくえんを愛していたという説を推しているので、大司命だいしめいが本当の意味で時影じえいにとって悪いことを望んでいるとは思いたくないです。
その立場から今回智者ちしゃの言っていた話を聞いて思い浮かんだ説は、このようなものです。

大司命だいしめい時影じえいを闇落ちさせ危機に瀕するよう仕向けようとしているのではないかという説です。
帝王の血である時影じえいが危機に瀕すれば后土こうどの指輪が現れます。
后土こうどの指輪できっと時影じえいは救われ、そうして后土こうどの指輪を得た帝王の血は最強になる!みたいな設定があるのではないでしょうか?

時影じえいを最強にし、空桑くうそうに完全無欠の皇太子として戻そうとしているのではないか、というところまで妄想しました!

気になったシーン

今週、一番気になったシーンは朱顔しゅがんが無意識のうちに時影じえいの顔を刺繍していたことに気づいた場面です。あれだけきつい言葉を言われ傷ついていた朱顔しゅがんですが、
これは!
朱顔しゅがんの中で恋心が生まれたということですよね!?
本人はまだ気づいていないけれど、確実に恋をしてますよね!

来週は7話「大司命だいしめいの策謀」と8話「弟子選抜試験」ということで、ついに大司命だいしめいが何を考えているか明かされる!?ものすごく楽しみです。
そして弟子選抜試験とは誰の弟子でしょうか?

1話を見た視聴者はすでに朱顔しゅがん時影じえいの弟子になることを知っています。
時影じえいの弟子選抜試験でしょうか?

ついに朱顔しゅがん時影じえいの弟子になる!?
来週、すごく楽しみですね。

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