玉骨遥(ぎょっこつよう) 第8話 弟子選抜試験 あらすじ
助けてもらったことで朱顔の青罡に対するわだかまりは解け、青罡は朱顔を試験のパートナーにした。
時影の皇后は雪鷺であるべきと考えた大司命は、腹心の神官に 青罡を 窮奇を使い 脱落させるよう命じた。
青罡と朱顔は窮奇に襲われたが、朱顔の機転で難を逃れた。
ところが窮奇に誘引され混沌が現れた。
朱顔は青罡をかばい、混沌に飲み込まれた。
時影は後を追った。
混沌の中で正気を失った朱顔だが、時影のおかげで自分を取り戻した。
貪霊に壊された橋が、正の感情で再生することに気づいた2人は 楽しかった話をした。
朱顔が、時影と九嶷山で出会ったことを話すと橋は一気に完成した。
二度と会いたくないと思った相手の話をしたのになぜ橋が完成したのか、朱顔は不思議に思った。
感想
前回初登場した青罡について、知ることができた前半でした。
青王一味は今の所この物語では悪の一族(時影に敵対する一味)というイメージを持っており、その一族出身で青王の手先っぽい青罡はやはり悪役だろうと思っていました。
前回は朱顔の父を青王の指示に従ってコテンパンにしたりしていましたしね。
なので青王に言いなりの刺客だと思っていましたが、案外悪い奴ではないのかもしれない、という印象です。
青罡に対する印象
まず、正直に赤王や朱顔に悪意は持っていないし闇討ちは許せないと言ったところで、「あれ?思ってたのと違う?」と思いました。
「戦場では仲間を見捨てぬ」
「玉骨遥」第8話 青罡のセリフより引用
「毒は邪道で好きではない。あまり研鑽してこなかった」
さらにこの2つのセリフでぐんぐん好感度が上がりました。
実直な良い人そう!?
どこかでみたことのある役者さんだな、と思ってしばらく考えたところ、別のドラマでヒーローやってた方だったので もしかしたら当て馬でしょうか?(メタ推理)
大司命の画策
大司命は雪鷺を時影の皇后にすると決めているらしく(勝手に決めないで!せめて雪鶯にして)、仕込みとして雪鷺を時影の一番弟子にしようと画策しています。
司空たちに雪鷺を助けさせ、青王の放った間者青罡は窮奇に始末させようとしました。
青罡と組んだ朱顔も一緒にターゲットにされることに…!
窮奇が片付いたら混沌が出現してしまい、朱顔は混沌に飲み込まれてしまいました。
青罡は窮奇に襲われている雪鷺と雪鶯を助けました。
雪鷺と青罡のシーン、悪いシーンじゃなかったですよね、というか、むしろフラグ立ってません?
最初は青罡は朱顔を好きになる当て馬キャラかと思いましたが、もしかして雪鷺の相手役として出てきたのかもしれない、とあのシーンを見て思いました。
…ということは、大司命は自分で勝手に誰と誰をくっつけて…と企んでいますが、大司命の思惑通りにはならないということですよね!?
時影は朱顔とくっつく予定ですし、青罡は雪鷺とくっつくかもしれない?
とにかく、大司命の画策は阻止しなければなりませんね。
朱顔の心は!?
事故デコチューをされ、2人だけの混沌の旅を楽しんだ朱顔と時影です。
正の感情で橋が再生するということに気づき、世子とのことを話す朱顔。
最後、時影と出会ったことを話すと橋が一気に向こう岸まで伸びるという展開はとても熱かったです!
2人分以上伸びてたじゃん!
時影も朱顔と会えてめちゃくちゃうれしいと思ってるじゃん!
と、普段冷静な時影の内面を可視化するような演出に胸が熱くなりました。
こんなかわいい子が、自分のこと大好きって、命に代えても生き返らせたいと思ってくれてるなんて、そりゃあ嬉しいですよね。
最後、謎の老婦人に出会ったところで今回は終了です。
弟子選抜試験ということで、朱顔が時影の弟子になるのかな、と思っていましたがまだ先は長そうです。
来週は9話「玉骨を手に入れる者」、10話「落ちこぼれ弟子」の2話です。
試験は2段階に分かれていて、1段階目の”智”の試験は千月峰の頂上に着けばOKでした。
1段階目の試験に受かれば時影と1月修練することになります。
2段階目の”賢”の試験では千月峰の頂に隠された玉骨を手にした組の優秀者が一番弟子に選ばれます。
という試験説明を思い出すと、9話「玉骨を手に入れる者」では、ついに1番弟子が決まる、ということでしょうか?
そして10話「落ちこぼれ弟子」は絶対朱顔のことなんじゃないですか?
視聴者は朱顔が時影の弟子になることは1話でネタバレされてるので驚きませんが、どんな感じの子弟になるのか、とても楽しみです!
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