紅き真珠の詩(うた) 第1話 自由を求めて あらすじ
唐の時代、揚州の崔氏は合浦の真珠採取場で珠奴(真珠採取のため奴隷のように使われる人々)を酷使していた。
ある日、総管の崔定は、大珠真珠を見つけた者に放良書(奴隷の除籍証文)を出すと約束した。
放良書を求めて、珠奴の端午は命がけで大珠真珠を持ち帰ったが、上役の八娘は端午の持ち帰った真珠を別のものと入れ替えたため、端午は放良書をもらえなかった。
器量良しの端午は接客を任された。
親友の臘臘と2人で自由になりたい端午は、真珠を700万で売れば放良書を2枚貰える、しかし売れなければ命を取られる、という取引を崔定とした。
その話を張普然(何かを調査しているらしい書生風の男)と燕子京(昭武康国の豪商だが、崔氏と因縁がありそう)が聞いていた。
感想・考察
始まりましたー!「紅き真珠の詩(うた)」
全40話ということなので、約4か月間のお付き合いになりそうです。
1話は涼しそうな海に潜っている端午(主人公)のシーンから始まりました。
端午は珠奴です。
1893年、御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功するまでは天然真珠しかなく、真珠は非常に希少で高価だったそうです。(MIKIMOTOブランドストーリー参照)
ドラマの中では、真珠の採取は危険だが お金になるため人をさらってきて奴隷にして真珠を採取させたり、奴隷の再生産を行わせたりするという描写がなされていました。
怖いのは上の人や仕事場(海)だけかと思いきや、同僚もヤバいという過酷な状況の中、自由を求める端午。
崔定の支配による過酷な生活に張普然と燕子京が現れました。
1話ではまだ、端午は張普然としか出会っていません。
端午が燕子京とラブロマンスを繰り広げるということはネタバレされていますが、1話ではまだ会話もしていません。
張普然と端午の出会い方はちょっとロマンチックで、ヒーローとヒロインの出会い方のようでもありました。
それに対して、メインヒーローはまだヒロインと出会えていません。
2人がこれからどう関わっていくのか、楽しみです。
秘密がありそうな2人
張普然と燕子京の2人はどちらも何やら秘密がありそうでした。
燕子京
崔定「この採取場の昔の主も燕姓でした」
「紅き真珠の詩(うた)」第1話より引用
…(中略)…
燕子京「かの燕氏は一族全員が処刑されたとか」
このような意味深な会話がありました。
限られた放送時間の中でこの会話を入れたということは、燕子京は燕氏の生き残りなのでは?とやはり思ってしまいます。
本人は否定していましたが。
張普然
張普然「義兄は貢ぎ物の真珠を疑い私に調査を命じた。これは絶好の機会だ」
「紅き真珠の詩(うた)」第1話より引用
…(中略)…
杜明「つまり崔は献上品の密売を?」
という会話がありました。本人は、
張普然「私は放浪中の書生だ」
「紅き真珠の詩(うた)」第1話より引用
と言っていました(自己申告)が、本当の所は崔氏の密売調査のために来たということなんでしょうか?
張普然は杜明というおつきの人がついていますし、本人もちゃんとした人(?)とお見受けしました。
このような張普然を使うことができる「義兄」という人は、結構偉い人なのではないかと勘ぐって見ていました。
どんな話?
まだ始まったばかりのドラマなので内容はまだまだ分からないことも多いですが、WOWOWの番組紹介ページには
「チャオ・ルースー主演、2024年末の中国時代劇市場を席巻した大型時代劇。唐代を舞台に、真珠採取の奴隷から伝説の宝石商人へと上り詰めていくヒロインの軌跡を描く。」
「共演には「一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-」で人気爆発のリウ・ユーニン。「長歌行」でカップル役を演じた2人が再び熱いロマンスを繰り広げるのも話題」
「当時のデザインを忠実に再現した宝石の美しさや雄大なシルクロードの風景など、大型時代劇ならではの見どころも満載。」
紅き真珠の詩(うた) | ドラマ | WOWOWオンライン
のような形で紹介されています。
WOWOWメンバーズオンデマンドの方では、さっそく「長歌行」の配信が開始されていましたので、番組紹介ページで紹介されている、主人公2人の長歌行での初々しいカップルを見ることもできるます。
粋な計らい!
さらに、WOWOWメンバーズオンデマンドの方では、端午を演じるチャオ・ルース―さん特集ということで、「ひそかな恋模様な曇りのち晴れ」も配信されていました!
長歌行はもちろん面白いのですが、WOWOWで過去に放送されていましたし、視聴済みの方も多いのではないかと勝手に思っています。
それに対して、「ひそかな恋模様な曇りのち晴れ」は舞台が現代ということもあり、長歌行よりは未視聴の方が多いのでは!?と。
未視聴の方は、ぜひこの機会に!WOWOWオンデマンドの方では、連日アジアドラマ部門で1位になっていました。甘々で面白かったです。(こちらのページに感想とあらすじを書いています。)
コメント