紅き真珠の詩(うた) 第30話 結び直す絆 あらすじ
燕子京は蝦米たちの位牌も作り礼拝していた。
端午は盟友にしてほしいと頼まれた燕子京は幸せをかみしめつつ、妨害してくる張普然に対抗した。
出資金返済期日の10日が経過し、端午は妓女たちに借用書を返した。
五娘からの荷物が届いた。
端午は琉璃を作り起死回生しようと考え、技術を持つ秦さんに会いに行った。
秦さんは、かつて琉璃の店を開いたが、あらゆる妨害にあったことを話した。
端午は今ある琉璃を50万銭で売ることができたら考えてほしいと話した。
珍琅閣は燕子京が戻らず、妨害工作もあり、競売で崔十九が手に入れた。
端午は心配したが、これも徐南英を狙う燕子京の計画の一環であるようで…?
感想・考察
燕子京が蝦米達の位牌も作っていたことに、なんだかウルウルしました🥲
そして、やっと仲直りした2人!
本当に良かったです。
同時に14話を彷彿とさせるような男同士の端午を巡る対抗関係が始まりました。
しかし張普然はすでにお兄ちゃんですから、これは妹が悪い男に引っ掛からないように守ってる、みたいな感じですよね?そうですよね?ですよね?
認識の違い
前回鄭知衡は燕子京を倒せませんでした。
計画は失敗しました。
正直に話すと、崔十九はご立腹。
そして、こんな↓会話に🥶
鄭知衡「私と一緒になったのは奴のため…」
「紅き真珠の詩(うた)」第29話より引用
崔十九「そうよ」
その後、崔十九は、
崔十九「私たちは互いに利用するだけの仲だということも(鄭知衡は知ってる)」
「紅き真珠の詩(うた)」第29話より引用
と言っていました。
でも、これは間違ってますよね?
今回の鄭知衡の荒れっぷりや、11話なんかを見た感じ、鄭知衡は許嫁の崔十九が好きですよね?
鄭知衡「蓮台なしに長安に行く必要もない」
「紅き真珠の詩(うた)」第11話より引用
迦楼羅「しかし嫁ぐ気はないと」
(鄭知衡が視線で迦楼羅を黙らせる)
鄭知衡「情報の提供者は?」
迦楼羅「調査中です」
鄭知衡「見つけろ 駒にされるな」
この会話を見ると、鄭知衡は駒にされることを警戒しています。
それなのに、誰かも分からない情報提供者(たぶんきっと燕子京)からの情報を信じて崔十九から蓮台を奪いました。
そもそも、なぜ崔十九が蓮台を持っていたのかというと、崔氏を守るために潭王の側室になるためでした。
崔十九「潭王府に入る話をいただきました。時に女の身のほうが好都合です」
「紅き真珠の詩(うた)」第11話より引用
こんな風に崔十九は父に言い、それで蓮台を託されたのでした。
鄭知衡は崔十九が潭王の側室になるのを阻止したかった、だから怪しい情報提供者に協力し蓮台を奪ったと思われます。
絶対好きですよね。
27話では父親から崔十九とは別れろと言われたのに、むしろ膝枕してもらってイチャイチャしてましたし、前回だって父親は燕子京討伐に慎重だったのに崔十九の説得でわなを仕掛けましたし。
絶対好きですよね。
崔十九ちゃん、気づいてあげて😭
新しい体制
鄭知衡にも、妓女たちにも出資金を返した格好になり、明鏡台から物言う株主はいなくなりました。
そして端午は「琉璃」を新たな明鏡台の目玉にすべく動き始めました。
「琉璃」は人の名前(主に漫画や物語に出てくる)としか認識しておらず、なんだか分からなかったので調べてみたところ、ラピスラズリやガラス工芸品などのことを指すらしく、今回の場合はガラス工芸品を指しているのだろうと思われます。(参照サイト瑠璃 – Wikipedia)
ガラスのアクセサリーというと、スワロフスキーみたいな感じ!?
時代背景を考えると、あそこまでキラキラできないでしょうが、いいと思います!
人気が出ると思います。
嫌がらせが来ることを端午は分かっているでしょうから、その切り抜け方をどうするのか、今から楽しみです。
どこまで知っているのか
前回、燕子京は郢王が盗品密売に関与しているということを知っていると明かされました。
そのため、もしかしたら燕氏事件に関与していることも知っているのでは!?燕子京だし。
と思ったわけですが、今回、
燕子京「郢王は(徐南英に)弱みを握られたのやも」
「紅き真珠の詩(うた)」第30話より引用
このセリフがあったことにより、まだ燕子京は知らないのだ、きっとこの端午との会話をきっかけに郢王について調べ、知ることになるのだ、と気づきました。
燕子京は何を掴むのか。
もう1人のラスボスが明かされる日も近いでしょうか。
来週は、第31話「寄り添って」第32話「逃げ道」の2話です。
「寄り添って」というのは、やっと仲直りした2人ですから、2人が寄り添う話?イチャイチャ回でしょうか?
あるいは、今回出てきた新キャラ秦さん(将来的には明鏡台の技術者になってくれるだろうお人)に寄り添い 引き取った琉璃を50万銭で売る話でしょうか?
第32話の「逃げ道」とは何でしょうか?
タイトルだけ見ると不穏な印象を抱いてしまうのですが。
ついに鄭家への復讐が最終局面になり、失敗した場合の逃げ道を考えるということなのか、ラスボスが判明し、あまりに大物であるため逃げ道を考えるという話なのか。
残り10話、誤解が解け、元鞘に収まった2人がどうドラマのクライマックスを展開するのか、とても楽しみです😊🥰🥰


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