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紅き真珠の詩(うた) 第34話 急転直下 ネタバレあらすじと感想・考察

紅き真珠の詩 第34話 急転直下 紅き真珠の詩

紅き真珠の詩(うた) 第34話 急転直下 あらすじ

崔十九ツイ・シージウが見本にした装飾品には燕氏隊商から驪龍盗れいりゅうとうが奪った瑟瑟石しつしつせきが使われていた。

康明カン・ミン燕子京イエン・ズージンは旧知の仲で協力関係にあった。

ジェン家は康明カン・ミンと契約したが、瑟瑟石しつしつせきを集められず、端午ドゥアンウーが代わりに納めた。
端午ドゥアンウージェン家に対する債権を得た。
明日までに納められなければ3倍の賠償金をジェン家は払う必要がある。

鄭世元ジェン・シーユエン鄭知衡ジェン・ジーホン崔十九ツイ・シージウを始末するよう命じた。
鄭知衡ジェン・ジーホンは、愛した女子おなご崔十九ツイ・シージウだけなので添い遂げさせてほしいと玉小娘ユーシアオニアンに頼んだ。

屋敷に官軍が押し入り、盗品を見つけ、鄭知衡ジェン・ジーホン崔十九ツイ・シージウはお尋ね者となった。
店の公印を持ち出していた鄭知衡ジェン・ジーホンは、揚州を出ようと崔十九ツイ・シージウに話した。

鄭世元ジェン・シーユエンの所に、”じきに行く”という文が届いた。

感想・考察

タイトルを見た時、えい王がお縄になるのかと期待していましたが、今回やられたのはジェン家でした。
ジェン家はかなり追い詰められています。
そして鄭知衡ジェン・ジーホン崔十九ツイ・シージウも追い詰められています。

レベルアップした女

8,9話で施那威シー・ナーウェイが真珠を売りに広州に来た時、端午ドゥアンウー燕子京イエン・ズージンに命じられ知らず知らずのうちに、しかし彼の意図をどうにか汲んでツイ氏に対抗しツイ氏を本気にさせました。
契約において、そしてその後に競売(10話)において。

今回も端午ドゥアンウー康明カン・ミンとの契約コンペに参加し、ジェン家が焦るように仕向けました。
しかし前回と違い、ジェン家の債権者になるという形で広州の時以上に相手にとっては嫌なムーブをしていたのかなと思いました。

広州の時と違い事情がほぼほぼ分かっていますし、強くなっているからこそできる動きですよね。
端午ドゥアンウーが自信満々で渡り合う様子が広州のころの探り探りの感じと大分違っており、成長のすさまじさを感じました。

急にどうして?

張普然ジャン・ジンラン「なぜ知衡ジーホンが父親を裏切ると?」
燕子京イエン・ズージン知行ジーシンの死後知衡ジーホンは父親に失望した」

「紅き真珠の詩(うた)」第34話より引用

ということで、鄭知衡ジェン・ジーホンは父親を裏切りました。

父親に会費の流用(たぶん横領)を唆した時にあれれ?と思いました。
これまでの盗品を売りさばくというのは、犯罪の証拠を処分するというもので、悪いことには変わりありませんが、どちらかというと証拠隠滅のための行動でした。

今回の会費の流用を提案するというのは、犯罪を唆しており別のベクトルですよね。
父親に犯罪を唆した鄭知衡ジェン・ジーホンは公印も盗み出し、揚州から逃げようとしました。

それがなぜなのかと言えば、燕子京イエン・ズージンの言うように ずっと たまっていたモノがあったことに加え、子供のころからの好きな人=崔十九ツイ・シージウを葬るよう言われたからだと思うのです。

十九のことが引き金になっているように思うのです。

叩いたから?

鄭世元ジェン・シーユエンツイ家が没落した今、崔十九ツイ・シージウは妻にできん。早く関係を断て」

「紅き真珠の詩(うた)」第27話より引用

27話の時は別れるように言われただけだったのに、今回は

鄭世元ジェン・シーユエン崔十九ツイ・シージウをきっちり始末せよ…(中略)…(崔十九ツイ・シージウは)名誉を持って死ねる」

「紅き真珠の詩(うた)」第34話より引用

という形で、崔十九ツイ・シージウの命を奪うように命令が下ってしまいました。
それはいったいなぜだったのか。

父親にこのような命令を下された鄭知衡ジェン・ジーホンは母・玉小娘ユーシアオニアンの所に行って崔十九ツイ・シージウの命乞いをしました。
この鄭知衡ジェン・ジーホンの行動を見ると、前回、崔十九ツイ・シージウがお母さんのことをバカにされて玉小娘ユーシアオニアンを殴ったので、その報復で玉小娘ユーシアオニアン鄭世元ジェン・シーユエン崔十九ツイ・シージウをころしてほしいな😉と頼んだ、その結果命令が下ったということなのかなと推測いたしました。

殴られたから?
そして妻に頼まれたから?

怖いです🥶

崔十九の好きなところ

32話や今回を見て、鄭知衡ジェン・ジーホン崔十九ツイ・シージウを好きで、そしてめちゃめちゃ尽くしているということが分かりました。

鄭知衡ジェン・ジーホン張普然ジャン・ジンランを訪ね、全ての罪を私に着せろ。”何も知らない”と言え。きっと信じてくれる」

「紅き真珠の詩(うた)」第34話より引用

今回もこのような形で自分を犠牲にし、崔十九ツイ・シージウだけは助けようとしていました😭
普通の女子なら感動して、「そんなこと絶対にしない、最後まであなたといる」とか言っちゃいそうですが、崔十九ツイ・シージウは普通ではないのでそういうことは言いません。

崔十九ツイ・シージウ「あなたに罪を着せて行主(鄭世元ジェン・シーユエン)が私を許すと?」

「紅き真珠の詩(うた)」第34話より引用

という形で、そんなことをしても鄭世元ジェン・シーユエンに狙われるからという理由で断りました。
この感動的な場面で現実的なことを考えられる崔十九ツイ・シージウ、カッコいいなと思いました。

もちろん、この言葉も彼女なりの「最後まであなたと一緒にいる」というセリフなのかもしれませんが🥰

そして最初のころを見ると、崔十九ツイ・シージウがかなり嫌な奴で驚きます。
いつの間にこんなに好きになっていたんでしょうか😉

来週は第35話「忍び寄る影」第36話「怨嗟の念」です。

今回、鄭世元ジェン・シーユエンのところに「もうすぐ行くからね(意訳)」的な手紙が来ていましたが、あれは多分えい王からの手紙ですよね。

ワン少卿が来ても張普然ジャン・ジンランは無双状態で活躍し続けていますが、さすがにえい王が来てしまったら、今まで通りにはできなそうです。
一度は燕子京イエン・ズージンたちも追い詰められる流れになるでしょうか。

そして、徐南英シュー・ナンインからえい王の悪事について聞き出し、長安に乗り込む流れだと思っていましたが、どうやらえい王の方からきてくれるらしいということで、えい王との最終決戦の場は揚州になりそうな予感?

とりあえず、鄭知衡ジェン・ジーホン崔十九ツイ・シージウは盗品を処分しようとはしてしまいましたが、直接盗品密売には関わっていませんし、軽い刑で済ませてあげて欲しいと思いました。

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