紅き真珠の詩(うた) 第8話 瞬く希望の光 あらすじ
端午は五娘を訪ね、端午の簪が大人気だという話を聞いた。
2人はお茶をしに外出した。
張普然に出会い 長安には女性の豪商がいるという話を聞いた2人は、一緒に長安へ行こうと約束した。
五娘は、真珠を集めてほしいという端午の頼みを快諾した。
張普然の動きを徐南英は警戒した。
突然宿から追い出された張普然は、燕氏隊商の船に間借りすることになった。
崔十九は、燕氏隊商の主計・衛彦の引き抜きにかかった。
また、曹大にも目を付けた。
罠を仕掛けた張普然は、師兄と仰ぐ徐南英が自分の命を狙っていると知り 徹底的に調査すると決めた。
外国商人との真珠の商談のため、燕子京は端午に簪と着物を与えた。
商談当日、曹大は蝦米を捕らえ拷問を加え…?
感想・考察
「瞬く希望の光」というタイトルでした。
このタイトルが示すのは、長安にいるという女性豪商たちのこと、端午や五娘が目標とする光輝く人々のことを指しているんでしょうか?
わかりませんが、端午のデザインした簪が売れているということや五娘との関係もきっと端午にとっての希望になっていますよね。
素敵なタイトルでしたが、終盤は崔十九の暗躍で雲行きが怪しくなっており、心配でもあります。
燕子京の妹
燕子京の妹の名前が明らかになりました。
燕子林です。
燕子京は、妹は亡くなったと思っており位牌も作っていましたが、3話で命乞いしようとした崔定から妹が生きているという情報がもたらされ、4話で韶州にいるという情報が引き出されました。
幼い燕子京「その頃には妹も大きくなってる?…(中略)…これからはいつも一緒?」
「紅き真珠の詩(うた)」第5話より引用
母「もちろんよ 必ず妹を連れていく」
燕子京の回想の中で幼い燕子京と母はこのような会話をしていました。
燕家に悲劇が起こった時、まだ幼かった妹はどこかに預けられていて、家族と行動を共にしていなかった、だから助かったということだろうと思われます。
その頃、端午はまだ八娘のお腹の中にいました。
燕子林は端午より少し年上のお姉さんと予想されます。
子林の現在
燕子京は妹が生きているということを非常に喜んでいるので、一視聴者としては”よかったね”というポジティブな気持ちで妹の情報に接してきました。
しかし、よく考えると 喜んでばかりもいられない のではないかという不安があります。
悲劇のあった時の記憶を持つ燕子京と違い、妹はまだ幼かったです。
当時の年齢によっては、燕子林は両親の記憶を持っていないかもしれません。
悲劇が起きた燕家の娘である燕子林としてのアイデンティティで生きているのかも不明です。
崔定に助けられて韶州で暮らしているのだとすれば、本当なら両親の仇であるはずの崔定を父のように慕っていたりしてもおかしくないです。
その崔定をしなせた燕子京を恨む、なんて展開になることだってあり得そうです。
まだ何もわかりませんから、この妄想が全て杞憂であってほしいです。
張普然と燕子京の関係
張普然は燕氏の船で生活を始めましたが、燕子京はこの状況を喜んでいませんでした。
張普然に対しては招かれざる客状態で接していました。
なぜなんでしょうか?
崔氏の採取場に連れて行き、詩会に招待状を出して招きました。
あの辺りまではフレンドリーでしたよね。
張普然を駒として使う気満々でした。
駒が有能すぎて崔定の件の犯人として怪しまれたり、やろうとしていることを大体知られているので警戒しているんでしょうか?
燕子京「あやつ(張普然)は ここでの私や崔氏 徐南英の出方を待ち一網打尽にする気だ」
「紅き真珠の詩(うた)」第8話より引用
このようなセリフがありました。
張普然にとって燕子京は一網打尽の対象なので、警戒しており、近づかないでっ!という気持ちなのでしょうか?
最初は張普然に間借りさせたという事実があると、燕家に張普然は肩入れしているという印象を持たれ、たとえ張普然が崔氏の不正を暴いても、その真実性に疑いをもたれるからかな、なんて思いましたが、そうではなさそうですよね。
犯罪者が警察を嫌う心理で燕子京は張普然に近づいてほしくないということでしょうか?
分からないです!
来週
来週は第9話「裏切りと策略」、第10話「賭けの結果」の2話です。
9話のタイトルには「裏切り」という不穏な言葉が入っています。
崔十九の策略が功を奏し、崔氏の息のかかった曹大と衛彦が裏切るということなんでしょうか?
曹大はこれまでも嫌な感じでしたが、今回は蝦米(子供)にひどいことをしているので そろそろ堪忍袋の緒が切れそうです。
曹大は燕氏を裏切り、それが発覚して燕氏から放り出されて欲しいです。
衛彦はもしかしたら二重スパイみたいな感じで、崔氏の誘いに乗るふりをして燕子京の手先として行動するんじゃないか!?と期待していたりします。
10話はまた何か賭けをするんですかね、分かりませんが、来週も楽しみです!


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