紅き真珠の詩(うた) 第9話 裏切りと策略 あらすじ
外国商人との契約は、衛彦の裏切りもあり崔氏にとられた。
燕子京は衛彦を、船から海に落とした。
陸にたどり着いた衛彦は燕子京に斬られた。
証人がおり、燕子京は捕らえられた。
燕子京は連行される直前、康琚に血珠を端午に返すよう命じていた。
受け取った端午は、こんな時に自分を気にかけるだろうかと不思議に思った。
燕子京は罪を認め、船荷は今後競売にかけられる。
韶州の越荀が崔十九を訪ね、当主と約束している真珠が届かないと話し飛天像に言及した。
外国商人の船が到着せず真珠を思うように集められない崔十九は、10日後に迫る貢納に手一杯で追い返した。
曹大らは船の宝を盗み船で私刑にかけられた。
端午は鞭をふるい、張普然に幻滅された。
感想・考察
ちょっと待って😫😨
誤解しないで🥺
端午が鞭をふるったのは蝦米のことやこれまでに積もりに積もったものがあったからであって、好き好んでおじさんを鞭打ったりしないんですよ。
だから端午に幻滅しないで、張普然!
それに端午に鞭打ってもらえる権利をオークションにかけたら億の値が付くと思うのです。
つまり、曹大たちにとって、あれはご褒美である可能性もあるわけです。
そこのところを考慮して、なにとぞ、なにとぞ~🙇♀️
もちろん気にかけます
血珠を返してもらった端午は、
端午「信じない…(中略)…そんな時に?…(中略)…私を気にする?」
「紅き真珠の詩(うた)」第9話より引用
と、返してもらったことには何か裏があるのではないかと言わんばかりに疑っていました。
しかし、これまで燕子京の方からもドラマを見てきていると、連行される直前だからこそ気にかけるだろうと思いました。
おそらく燕子京は一族が全滅した後、たった1人でここまで這い上がってきたと思われます。
その原動力になっているのは、幸せだったころの思い出と復讐をはたすという目標の2つではないかと思うのです。
その2つの柱のうちの1つ、幸せだったころの思い出に端午とその父親はいます。
端午はまだ胎児でしたが、燕子京の過去の記憶を見てきた限り、燕子京は襲われた日に八娘のお腹にいた子が端午だと分かっていると思われます。(7話)
幸せだった記憶の中で生きているのは端午、そして生きているかもしれないのが端午の父です。
2人は燕子京にとって特別な存在であるのは間違いないと思います。
だから、当然気にかけるだろうと思いました。
端午は疑っていましたが、ここは疑わなくてもいいのではないかと思いました。
自白する男
まず、衛彦を斬ったのは誰なのか、ですよね。
顔は燕子京でした。顔はね。
しかし、これまで中国ドラマを見てきた経験から、訓練された中国人は変装がめちゃくちゃ上手いという感想があります。
現代ならば、似た背格好の人を見つけるところから始めて、衣装を用意して髪型にメイクにと大勢が関わる一大プロジェクトでないと、あんなにそっくりな人は作り出せないと思います。(あのスタイルの人を探すのだけでも一苦労では!?)
けれど、そこは訓練されている、ドラマの中の人にかかれば一瞬で完璧な変装が可能です。
なので、衛彦を斬った燕子京は誰かの変装であって、本人ではないのではないか、と予想しておきます。
なぜ自白した?
やってないならなぜ自白したのか、というのが疑問なのですが、そこは拷問されないため、そして今後のことは燕子京が捕らわれていても進むよう手筈が整っているからではないか、と思いました。
連行される場面にやってきた徐南英の様子からして、徐南英と崔十九がたぶん、燕子京をハメたのだろうと思います。
燕子京「広州の件を急ごう。早く離れたい」
「紅き真珠の詩(うた)」第8話より引用
このように前回燕子京は康琚に言っていました。
この時は妹が韶州にいると分かったからだと思いましたが、もしかしたら燕子京は徐南英らが燕子京を陥れるために行動しているということを掴んでいて、早く離れようとしていたのかもしれないと思いました。
もし知っていたなら、当然対策は打っていますよね。
そして今回、燕子京をハメたはずの崔十九は、むしろ窮地に立たされていました。
外国商人の船が到着しない&すでにある真珠は穴あきにされたせいで。
これを見ていると、この外国商人は最初から燕子京とグルで、どんなに端午が頑張ろうと、崔氏と契約を結ぶことになっていたのではないか…なんて思ってしまうのですがっ。
どこまで計算なんでしょうか?
明かされるのが楽しみです。
共犯者現る
新キャラ越荀登場。
このおじさまが「飛天像」に言及したことで、正体に見当がつきました。
燕家が襲われ飛天像が奪われた時に、崔氏と共犯関係を結んで襲撃した一族の人だと思います💡(7話参照)
越荀「当主が越家に(真珠を)贈るとお約束されました」
「紅き真珠の詩(うた)」第9話より引用
これは、燕家を亡ぼすのを協力してくれた越家に対して、本当に当主が約束しているのだろうと思いました。
崔十九は追い返してしまいましたが。
崔十九のお父さん、崔氏の当主は病気みたいです。
このような↓セリフがありました。
崔十九「老齢で病の父上」
「紅き真珠の詩(うた)」第9話より引用
病気のためにホウレンソウがうまくいってなくて(燕氏にしたことを娘には話していないということもありそうです)崔氏は越氏を怒らせてしまいました。
韶州と言えば、燕子京の妹ちゃん、燕子林もいるところですよね。
そのあたりも気になります!次話見てきます。


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