楽游原(らくゆうげん) 第17話 二人だけの桃源郷 あらすじ
何校尉は李嶷を眠らせ、別れの口づけをすると桃子と逃げた。
しかしすぐに李嶷につかまってしまった。
何校尉が崔倚の娘・崔琳だと気づいた李嶷は、本人に直接尋ね、何校尉は認めた。
崔の若様は阿恕に救われ生きていた。
崔倚は濼陽城を攻め落とすと李峻・李崍・梁王を捕虜にし捕虜の交換を提案してきた。
離れ離れになることになった李嶷と何校尉は、ともに楽游原に行き時を過ごした。
李嶷は何校尉が崔琳だと気づいた経緯を話し、何校尉は朝廷からの牽制を免れるために男子として届けられたことを話した。
すべてが終わったら駆け落ちしようと李嶷は何校尉に言い、何校尉は喜んだ。
2人は交換していた簪と玉を1度返しあったが、相手に持っていてほしいと思い、再度交換した。
感想・考察
ついに何校尉の正体が判明しました!
なんと崔琳でした!
李嶷は色々な要素を考え合わせると 何校尉が崔琳としか考えられない という結論に至り 本人に尋ねたということみたいです。
やっぱりね。
絶対崔家軍のトップには女子がいると思ってました。
だって崔家軍はイケメン揃いなんだもん。
…というのは冗談で、実は1話を見る前から崔琳=何校尉だということを知っていました。
WOWOWの番組紹介ページに李嶷と崔琳の恋の話みたいなことが書かれていたからです。
なので放送が始まった初週は、何回か見たはずなのに 何校尉=崔琳 という情報がドラマのどこにも出てないことに気づいていませんでした。
そのため このブログにも何校尉ではなく崔琳と名前を書いていました。
2話の感想&考察欄を書いているときに、何校尉としか名前が書かれていないことに気づいて、「あ!マズイ」と。
けれどほとんど書き終えていたことと、番組紹介ページでネタバレされているくらいだから、すぐに何校尉=崔琳だとわかるのだろうと思い、1週間、崔琳=何校尉とネタバレしたままのブログを置いてました。
しかし翌週も判明せず。
慌ててブログを書き直し、何校尉=崔琳だということは胸に秘めてブログを書き続けていました。
まさか17回まで判明しないことだったとは。
もちろん、ほとんどの方は17話まで見る前に気づくことだろうとは思うのですが。
初週は念のためアメブロで宣伝しなかったので大丈夫だと思いたいのですが、もしも このブログを見てしまったせいで ネタバレを食らってしまった という方がいらっしゃったら本当に申し訳ありません。
何校尉が崔琳じゃない?って推理したかったです。
知らないで見ていた方は、どのあたりで気づいたのかすごく気になりました。
崔の若様が崔琳と呼ばれてるのに、崔琳というテロップが若様の登場シーンにつかない時点(6話)で気づいた方が多いでしょうか?
知らないまま見ていた方がとてもうらやましいです!
何校尉=崔琳と知ってから見ると意味が変わって見えそうなシーン
まず、4話の何校尉の回想の中に出てきたお母さんが、崔倚の奥さんであり、武烈夫人だということが、判明しました。
また、7話の陳醒と崔の若様のシーンも見方が変わるのではないかと思いました。
6話で何校尉は李嶷に簪を渡し、それを陳醒は見ていました。
李嶷と別れて崔家軍に戻った何校尉は、若様に”簪はなくした”と嘘をつきました。
桃子は簪をなくすはずがないと思い、陳醒に簪について尋ねましたが、陳醒は”自分は知らない”と嘘をつきました。
けれど7話で李嶷が簪を持っていることを知った崔の若様には、陳醒は”何校尉が贈ったのです”と本当のことを話しました。
このシーンは、何校尉が崔琳だと知らずに見ていると、何校尉が秘密にしたいことも崔の若様には筒抜けなんだな。
陳醒は何校尉よりも崔の若様に忠誠を誓っているんだな、という印象になると思います。
しかし何校尉=崔琳だと知ってみると、若様よりも上の立場である”崔琳が決めたことなのだから口出し無用”という意味で陳醒は若様に話したという風にとることができると思いました。
陳醒が何校尉=崔琳だと知っていたかはわかりません。
桃子と阿恕が知っているんだから、もちろん陳醒も知っていただろうと思います。
裴源は何校尉が崔琳だとは全く思っていなかったようで、ものすごく驚いていました。
何としても何校尉と結婚したい李嶷のでっち上げだとまで考えていました( ´艸`)
だとすると8話のこのセリフは何だったんでしょうか。
裴源「何校尉に関し伝えるか迷うことが」
「楽游原」第8話より引用
私はこのセリフを聞いた時、ついにその時が来たかと。
何校尉=崔琳だと気づいた裴源が李嶷に伝えて正体が判明するのだろうと思いました。
しかし裴源は全く気付いていなかったということで、驚きですヽ(・ω・)/ズコー
だとすると、あの意味深なセリフで裴源が伝えようとしたことは何なのか、気になりました。
今になって思えば、何校尉=崔琳という情報を掴んだならすぐ人質にすべきですから、伝えるか迷ったりせず すぐ伝えるでしょうね。
どんな情報をあの時の裴源は持っていたんでしょうか。
ついに登場、楽游原
楽游原という名前は出てきていましたが、映像では描かれておらず、どんな場所かはわかっていませんでした。
李嶷 「戦が終わったら楽游原へ遊びに行こう」
「楽游原」第10話より引用
何校尉「きっとよ」
2人はこのような約束を交わしており、あの時、オープニング・エンディングに出てくる桜みたいな花の咲いている場所かな?と想像していましたが、想像通りの場所でした。
李嶷は何校尉と駆け落ちの約束を。
1度返して、また交換することになった玉は、1話で何校尉が李嶷から奪ったものです。
今回見返して気づいた(思い出した)のですが、1話で先に何校尉が李嶷の玉を奪いました。
そして夜、井戸のところで今度は李嶷が何校尉の簪を奪ってました。
2話で李嶷を縄でぐるぐる巻きにして何校尉は簪を奪い返してました。
こんな経緯、忘れてました。
あの頃はあの簪が何校尉にとって宝物だということを知りませんでしたから大して注目していなかったのかもしれません。
この玉と簪の件からも2人は互いの宝物を奪いあえるくらい互角の関係だということが示されていたのかなと思いました。
崔の若様(柳承鋒というのが本名だと発覚)が孫靖と組んで峝関を攻めて以来(14話)、2人の関係はすれ違ってしまっていましたが、今回、何校尉が李嶷のことを「十七郎」と呼んだことで2人の関係は元通りになったようです。
よかったよかった。
駆け落ちの約束もし、2人の仲はこれ以上ないくらい順調ですが、まだドラマは半分も終わっていません。
これからまだまだいろいろなことがありそうですが、見守っていきたいと思います!
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