楽游原(らくゆうげん) 第6話 以心伝心の好敵手 あらすじ
孫靖の使者は韓立が崔家軍の者を隠していることに気づき会わせるよう要求した。
韓立は、孫靖の使者と李嶷・何校尉を招き宴を催すことにした。
韓立は使者を殺せば何校尉を開放すると取引を持ち掛けた。
李嶷は使者を殺し、使者とともに来た兵も粛清された。
李嶷を置いて帰ることになった何校尉は、母から譲り受けた唯一無二の簪を李嶷に渡した。
簫氏は孫靖の正室である魏国夫人をわざと怒らせた。
姜氏を逃がすための布石である。
崔の若様ではないと韓立に気づかれ、李嶷は投獄された。
李嶷は鎮西軍と手を結び崔家軍を滅ぼしたのち鎮西軍を一網打尽にするよう韓立に進言した。
崔家軍は鎮西軍と同盟を結ぶため使者として桃子を送った。
鎮西軍、崔家軍が並州に攻め込み…?
感想・考察
孫靖の使者はあっさり殺されてしまい、李嶷が崔の若様ではないとバレてしまいました。
李嶷と何校尉の2人旅は終了してしまいましたが、2人の仲はかなり深まっていますよね!?
別れてからも、タイトル通り「以心伝心の好敵手」である2人はお互いの出方を読んで行動しているようでした。
韓立の並州は鎮西軍と崔家軍から攻められることになりそうです。
一方皇宮では、簫氏が姜氏を助けるため魏国夫人を怒らせました。
皇太子の子を身ごもっている姜氏が、もしも男の子を生んだらきっとその子は…。
だから子供のためにも逃がしたいのだろうと思いました。
魏国夫人を怒らせることが、どうして姜氏を逃がすことにつながるのか、まったく予想できません!
簪
何校尉は、お母さんからもらった、唯一無二の大切な簪を李嶷に渡しました。
なぜ渡したかといえば、前回(5話)の最後で、2人は賭けをしていたからです。
囲碁の勝負に李嶷が勝ったら簪をもらう、何校尉が勝ったら 鎮西軍へ渡す兵糧は半分でいい という勝負です。
勝負がどうなったかは描かれませんでしたが、別れる際何校尉が簪を渡したことから、囲碁勝負では李嶷が勝ったのだろうと思われます。
しかし、もしも相手が李嶷じゃなかったら、たとえ囲碁勝負に負けたとしても何校尉は簪を渡さなかったのではないでしょうか?
崔の若様「簪は?…(略)…大切なものだったのだろう?」
「楽游原」第6話より引用
桃子「校尉が母君から譲り受けた簪よ。なくしたら命懸けで捜すはず」
何校尉「あの簪は特別な物なの。どんなに似ていても替えはきかない」
簪が何校尉にとってどれほど大切なものなのか、本人や周囲の証言を集めました。
これほど大切な簪ですから、何校尉の性格と強さなら渡したくない相手には渡さないはずです。
何校尉は玉を、李嶷は簪を見つめてニコニコしたり簪に話しかけたりして、もう絶対2人ともお互いのことが大好きですよね?
もうすでに両思いですよね?とりあえず、李嶷が何校尉を好きなことは韓立にばれてました。見送る顔でバレたらしいです。
久しぶりに崔家軍に合流した何校尉は、李嶷がどんな人だったか聞かれていろいろ答えていたのでここにまとめたいと思いました。
「李嶷は切れ者で賢くて有能よ。…(略)…驚いたわ。あれほど優れた者が李家にいたなんて全然知らなかった」
「李嶷は私が知る限り誰よりも頭が切れる。鉄の鎖で全身を縛り箱に入れて川に沈めても難なく脱出するような人よ。それも笑いながらね」
「面白い人だから死なせるのは惜しい」
(桃子に対して何校尉が話した李嶷像)「滅多にいない好敵手よ。用心したほうがいいわ」
「楽游原」第6話より引用
(崔の若様に対して何校尉が語った李嶷像。)
…もう、かなり好きですよね。
崔の若様は崔琳なんですよね!?
前回、崔の若様=崔琳だと判明したはずでした。
しかし今回 崔の若様が登場したとき、「崔の若様」とテロップが出ました。
16分20秒あたりです。
なんで崔琳という立派な名前が若様にはあるのに 未だにテロップが「崔の若様」のままなんでしょうか?
変えるのを忘れてるんでしょうか?
それとも何かある!?
そもそも、前回まで崔の若様の名前がテロップで出なかったこと自体謎なんですよね。
解決したかに見えた問題ですが、まだ解決していないということ!?
焦らしますねぇ。
次週、第7話のタイトルは「終わりのない勝負」第8話は「綱渡りの駆け引き」ということで、並州・建州をめぐっての駆け引きが続きそうな様子!?
李嶷と何校尉は、賭けをしていましたよね。
韓立の身柄(生死不問)を得た者が並州を得て、虎符を得た者が建州を得る。
この賭けはどうなるのか、次週が楽しみです。
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