2022-10

姚子衿は輞川図に本来いないはずの僧侶を描き、罠を仕掛けていた。第1局は孟紫澐派が勝った。姚子衿は刺客に襲われ游一帆に助けられた。第2局の勝負で、孟紫澐派の出した鹿角菜を食べ、郭氏の産んだ瞻埏が倒れた。殷紫萍は捕らえられた。

姚子衿は朱瞻基に、生涯尚食局で働き妃嬪にはなりたくないと話した。尚食局で対決が行われることになった。姚子衿は孟紫澐派に加わり、胡善囲と蘇月華のグループに対抗する。姚子衿が料理のために描いた輞川図が盗まれ、蘇月華が輞川図そっくりの料理を作った。

皇后はどうしても盛侍医の治療を受けたいと皇帝に頼んだが、皇帝は認めなかった。皇太子は盛侍医に皇后を診させた。懐妊していないことを前提に血のめぐりを良くする薬を飲むか、反対の薬を飲むか。判断は皇后にゆだねられることになった。

胡善囲は井泉と協力関係にあったが、井泉が捕らえられ尚食局に協力者がいるという証拠が出てきた。尚食局に調査が入った。皇后の具合が悪く、懐妊と診断された。しかし皇后も皇后の信頼する盛侍医も懐妊ではないと主張した。盛侍医の処方した薬を飲んだ皇后は出血した。

朱高熾が皇帝に即位した。胡善囲は荘妃の侍女だった阿金を証人とし、胡善祥の前で姚子衿の出自を暴いた。姚子衿は仁孝皇后の鳳凰佩を持っていたことで、朱瞻基の正室候補だった孫氏であると知られたのだった。姚子衿は自分の過去を朱瞻基に話した。

永楽帝が崩御し、このいない妃嬪16名は殉葬されることになった。荘妃のために姚子衿は胡桃汁粉を作ったが、荘妃は味が違うと言った。母に会いたいという荘妃のため、姚子衿は入れ替わり玉佩を渡した。外に出て逃げられないと悟り、荘妃は帰って来た。

皇太孫妃・胡善祥は姚子衿の存在に気づき呼び出したが、善良な姚子衿の様子を見て皇太孫を任せることにした。彭城伯夫人は、胡善祥に冷たく接した。かつて彭城伯夫人は自分の選んだ女子を皇太孫妃にしようとしていたが胡善祥に決まり快く思っていなかった。

尚膳監の福寿全三事に対抗するため、姚子衿は極上蟹羹を作った。皇帝は極上蟹羹を気に入った。漢王妃が倒れ亡くなった。漢王妃に卵アレルギーがあると知った蘇月華は青くなった。游一帆から漢王妃は毎日卵料理を食べると聞き、蘇月華は卵をまとわせた料理を作ったのだった。